いい波に乗るために関東エリア

週末に通うサーフポイント~関東エリア(千葉・湘南・茨城)~

はるべえ
はるべえ@
波乗りお天気ブログを毎日更新

している気象予報士です

今回は週末に通うサーフポイント
についていろいろご紹介していきます!

週末サーファー
毎週のように海に通って
サーフィンする方が多いと思います。

1年間はだいたいの年は52週あるとして、
春夏秋冬の毎週欠かさず海に行くとすると
1年間で52回は海に行くことになります。

私の場合、
海に行った日には必ず手帳に

はるべえ
  • どのポイントで入ったか
  • 波のサイズ・風
  • 海に入っていた時間帯
  • どんな波だったのか

を手帳に記録しているのですが、
毎年カウントしてみると、だいたい
50~55回くらい海に行ってます。

ほとんど毎週ですが、
たまに体調わるかったり
都合わるかったりして
海に行けない週もあったり、

逆に三連休や夏休みとか正月休みには
連続で海に行ったりするので、
平均するとだいたいこれくらいの
回数になりますね。

今回は、そんな毎週末に通う
サーフポイントについて

関東地方の各エリアのポイントや
その特徴などをいろいろご紹介していきます。

特にサーフィンはじめたばかりの方や
初級者の方にはぜひ一読いただければと思います

都内から週末に通えるサーフポイント

都内に住んでいると仮定して、
関東地方で週末に通う海としては、

はるべえ
千葉、茨城、湘南
のサーフポイントが
メインになります。

都内のどこに住んでいるのかによっても
通う海は変わってくるかと思いますが、
概ねこの3つのエリアになります。

まずは、
都内から毎週通える範囲の海は
どんなところなのか?
エリア毎の概要を記載していきます。

千葉、茨城、湘南のエリア毎の
メジャーなサーフポイントを中心に
どんなポイントがあるのかの概要です。

ベテランサーファーの方は
もうこれらエリアのポイントは
私よりも熟知している方も多いと思いますが、

サーフィンビギナー/初心者の方や
これからサーフィンを始める方など、
海に向かう際の参考にしてもらえれば
と思います。

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都内から海への行き方_千葉エリア

週末に通うサーフポイント:千葉エリア

一宮サーフポイント
千葉北 一宮エリア

広範囲のうねりに反応する千葉エリア

千葉エリアといっても
北は飯岡から南は平砂浦
状況によっては内房まで、
バラエティに富んだポイントが
存在します。

北風がオフショアになる
ポイントもあれば、

南がオフショアになるポイントまで、
ビーチの向きによってもさまざまな
ポイントが点在しています。

風のほうも
外房は西風がオフショアとなる
ポイントが多く、

南向きのポイントでは
北風がオフショアとなり、

一宮や千倉などは
南の風をかわします

内房まで入れると
東風がオフショアになる
ポイントもあることになり

千葉県の地形的な状況により

はるべえ
あらゆる方角からの風をかわす
ポイントがあることになります

詳細なポイントについては、
いろいろHPに記載されているので、
ここでは1つ1つは記載していきませんが、、、

千葉の波が豊富なのは、

北~東~南~南西まで広範囲のうねりに反応する位置に千葉県があること

本州の太平洋側のエリアの中でも、

これだけ広範囲にうねりを拾う
エリアは千葉だけ
だけだと思います。

都内からでも1.5~2時間もあれば
到着できるところに
これだけ豊富な波のある
エリアがあることは、

はるべえ
首都圏に住む週末サーファーは
とても恵まれた環境にいる!

ということになります。

普段はあんまり気にしてない
かもしれないですけど・・・

バラエティに富んだサーフポイント

千葉にあるサーフポイントの
代表的なエリアについて記載していきます。

まず千葉県を大きく北と南に分けたときには
千葉北エリア
千葉南エリア
があります。

明確な境界線というのがあるのか
ないのかはよくわかりませんが、

波情報のサービスによっては、

  • 飯岡から部原までを「千葉北
  • 鴨川から平砂浦までを「千葉南

としているところが多いようです。

これについては・・・
個人的には少し違和感があって、
水温のボーダーで分けるのが
自然なのかなとも思いますので、

  • 飯岡~大原までを「千葉北」
  • 御宿から平砂浦までを「千葉南」

のほうが個人的にはしっくりきます。
まあ、どっちでもいいんですけどね😅

千葉県の沖合では、
北からの海流である親潮と、
南からの黒潮
ちょうど合流するエリアがあり、

水温のボーダーとしては
大原から御宿の間
くらいに
あるはずです。

実際、冬場の水温は
大原から北のポイントと
御宿より南のポイントでは

はるべえ
ブーツ必要の有無が異なるくらいの
水温差があります。

この二つの大きな北と南エリアの中に、
代表的なポイントが多く存在しています。

飯岡エリア

飯岡ポイント
飯岡エリア

九十九里の一番北に
位置するのが飯岡エリア。

南に開いたポイントで
北東の風をかわす貴重なポイントです。

飯岡エリアといっても
様々なポイントがあり、

メインとなるポイント周辺は
テトラの間でブレイクする波が中心。

飯岡の中でも海岸の東の奥の方へ
向かえば向かうほど
波のサイズは小さくなることが多く

台風からの強いうねりが入って
波が大きくてサーフィンできない
ポイントが多くなったときは

飯岡の奥の方に人が集中することも
多いです

飯岡から九十九里を南下していけば、
その間にも無数のサーフポイントがあり、

良く知られているところでは
椎名内吉崎などの
ポイントがあります。

吉崎はヘッドランド周辺をピークとして
きれいにブレイクする波がよく見られます。

 

千葉北:かんぽ下
この日は朝一から腹胸から肩くらいの
グッドコンディション。
風もなく面はクリーンでいい波でした。

片貝エリア

千葉北エリアの中でも
都内から一番近い片貝エリアは、
高速出口からも近く
コンスタントに波もあり
北東の風を軽減します。

片貝エリアは
昔から北東の風をかわすことで
重宝されている漁港ポイントや、

新しくできた堤防脇で
コンスタントにブレイクする
新堤ポイントが波がよいときが多く、

北東の風が吹くとこれらポイントは
かなり混雑します。

また少し北に足を伸ばせば、
作田や本須賀などのポイントへも近く、

うねりの向きや風向きによっても
ポイントを選ぶことができます。

一宮エリア

片貝エリアから南に20分ほど下ると
一宮エリアに到着します

ここは言わずとしれた
東京オリンピックのサーフィン競技会場となった
志田下ポイントがあることで、
世界的にも名の知られたエリアです。

南から南西の風をかわすエリアで、
東からのうねりに非常に敏感に反応。

ヘッドランドや堤防があることで
砂が逃げにくいことから
コンスタントにブレイクする
波があるエリアです。

オリンピック会場となったエリアなので
海岸沿いには多くのサーフショップや
新たな飲食店が立ち並び、

非常に活気のあるサーフエリアに
なってきています。

そんなことから
混雑もよくするエリアで、
海に入っているサーファーの
レベルも高く、

ビーチから見ているだけでも
楽しめる日もあるサーフエリアです。

2020年のオリンピックは延期
となりましたが

2021年7月はオリンピックが
開催される方向になってきました

7月25日から8月1日の間で
4日間開催される予定です

日本の代表選手も決まりましたね
男子は五十嵐カノア、大原洋人
女子は前田マヒナ、都筑有夢路

特に大原 洋人は地元のホームポイントでの
オリンピック開催に出場できることになったので
ぜひ金メダル目指して頑張って欲しいですね

みんなで応援しましょう!

2022年追記)

令和3年台風8号(ニパルタック)は
オリンピックサーフィン競技の
日程に合わせるかのように
会場となる千葉へ向かって
接近してきました

このときの台風の動向と
オリンピックの大会の様子を
以下の記事にまとめています。

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九十九里エリア

飯岡から片貝までの間、
および片貝から一宮までの間の
九十九里浜のエリアには、

上記記載した以外にも
無数のサーフポイントがあり、
人知れずいい波が割れている
ことも多いです。

だだっぴろい海岸になっている
ポイントでは
風の影響を受けやすいことから、
風の弱い朝一のサーフィンが
良いときが多かったりします。

夷隅~大原

太東からさらに国道128号を南下して
夷隅川を越えてから大原までの間にも
多くのサーフポイントが存在します。

このエリアはテトラの間にブレイク
する波が中心となり、

いいコンディションのときも多いですが
駐車スペースも限りがあることや
ピークが限られていることもあり、

ビジターとしては少し入りにくい
エリアかもしれません。

勝浦エリア

部原ポイント
部原ポイント

大原からさらにR128を南下すると
御宿~部原エリアに到着します。

冬場になると御宿より南のポイントは
水温が比較的温かいことから
多くのサーファーが集まるエリアです。

北風をかわす御宿は
部原よりもワンサイズ小さめ
のときが多く、

ビジターや初心者サーファーも
入りやすいポイント。

部原はR128沿いに見えるポイントで、
素晴らしいロケーション。

以前はここで丸井プロという世界大会も
毎年行われていたこともあるポイント。

ボトムはリーフと砂でピークからきれいに
ブレイクすることから
混雑することも多いです。

鴨川~和田エリア

千葉南エリアへは
アクアラインを使えば
川崎から鴨川エリアまで、
夜中なら1.5時間くらいで到着可能。

コンスタントに波があって
北東の風も軽減する「マルキ」は
人気のポイントで、
波も良くて週末は混雑します。

鴨川から南に20分程走れば和田エリアです。
冬でも海水は温かく波もコンスタントに
あることから、

冬場で千葉北の水温が下がって
くる頃になると、
このエリアに多くのサーファーが
集まります。

非常にロケーションのいい「白渚」
老舗のサーフショップの前の
ポイントとなる「J’s前」など、
ビジターにも入りやすいエリアです。

鴨川エリアの写真を
以下の記事にまとめてあります。

今後、これと同じように
各ポイントの画像をまとめて
記事にしていこうかと思っています。

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千倉エリア

千歳ポイント
千歳ポイント:波チェック場所より撮影

千葉南エリアで
南の風を軽減するのが
千倉と千歳のポイント。

南西の風が吹くと
このエリアにサーファーが集まりだします。

館山道が冨浦ICまでのびたことにより、
このエリアへのアクセスもかなり
良くなりました。

千倉ポイントは駐車場も
ビーチの目の前に停められて、
波チェックもしやすく
ビジターも入りやすいポイント。

千歳ポイントは千倉よりも
少し北にあるポイントで、
東よりのうねりに敏感に反応
することが多く

南の風が強いときには
千倉よりもコンディションが
良い時が多い気がします。

ここはインサイドに岩がある
ことだけ注意が必要で、
潮が引いてるときに岸に上がるときに
岩で怪我をしてしまうことが
良くあります。

はるべえ
ビギナーの方は
千倉ポイントで入るほうが
良いでしょう。

平砂浦エリア

平砂浦エリア
平砂浦エリア

館山道の終点となる冨浦ICから
千葉の最南端のポイントとなる
平砂浦までは20分くらい。

千葉の外房などとは異なり、
南西方向に大きく開いたロケーションで
非常にきれいなビーチが続きます。

南西から西のうねりによく反応することで、
台風からの南~南西うねりが強まった
ときに良くなることが多く、

北東~東の風をかわす
貴重なエリアです。

 

台風の南うねりが反応しそうなときは
平砂浦をチェック。

湘南に台風のうねりが反応していれば
平砂浦も波があることがほとんどで、

湘南の波がいい時は
平砂浦は比較的空いていることも
多くてねらい目です。

駐車場からビーチまで
少し距離があり、
波チェックは一旦車を駐車場に
停めてから見にいきましょう。

内房エリア

岩井ポイント
岩井ポイント

台風や低気圧からの
南~南西うねりが強まれば、
内房にもエクセレントな波が
出現することがあります。

強い台風からのうねりが入り、
千葉の外海は全域で
クローズアウトとなり

平砂浦も頭オーバーで
ハードなコンディションのような
感じになってきたら

内房にもうねりが入っている
ことが多いです。

はるべえ
もちろん、
「うねりの向き」次第ではあります。

内房エリアの中でもメジャーな「岩井」では、
波がそんなになくても
乗れる波があればサーファーが集まります。

その他、いろいろなポイントがありますが、
一昨年くらいから駐車の問題が各ポイントで
多く発生してしまっていることから・・・

ここでは記載できないポイントが多いです。

なるべく高速を使わずに海へ・・・

私は主に千葉エリアを
メインにして毎週末に海に通ってます。

毎週末に海に通うとなると、
実はバカにならないのが
高速代やガソリン代
です。

朝一の海に入って昼頃には家に帰ってくる
というパターンで海に通っていることから、

朝一に間に合うように海に到着するべく
行きは夜中に出発します。

夜中であれば高速を使わなくても
それ程時間的なロスがなくポイントに
到着することが出来ますし、

海からの帰りの時間帯も
ちょうど渋滞しているのとは
逆方向になるので道が空いていて、
効率的です。

千葉の各ポイントへの
行き帰りの道のりに関して
記事にしていますので、併せてご覧ください。

都内から海への行き方

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都内から海への行き方_千葉エリア

まだ鴨川までの道のりの記事しか
書けてませんが、

なるべく一般道を使って
コストかけずに
時間的ロスも抑えた
海への行き方と帰り方を
日々探求?
しています。

その他ポイントへの記事も
これから順次追加していきます。

こちらはアクアラインを使って
鴨川までなるべく一般道を使っていく
ドライブ映像の記事です。

まだまだいろんな下道での
行き方があるので、
それらも順次記事にしていこうかと
思います。

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詳細はこちらからご覧ください~目から鱗の情報が沢山あります

週末に通うサーフポイント:茨城エリア

鹿嶋サーフポイント
鹿嶋エリア

北は高萩日立エリアから、
南に下ると大洗・大貫エリア
更に南へいくと鹿嶋・波崎エリアまで
海岸線が続き、

メジャーなポイントから
ポイント名もついてないようなビーチまで
無数にポイントが点在しています。

北から南うねりまで反応
するポイントがあり、

海岸線を走れば
どこかしらでサーフィンはできる
波の豊富なエリア。

しかも千葉に比べると人も少なく、
混雑してないポイントでサーフィン
することができます。

海岸線の形状から、
基本的には西ベースの風がオフショア
になりますが、

  • 南の風ベースなら鹿嶋~波崎エリアと河原子エリア
  • 北ベースの風なら大洗~大貫エリア

などが
比較的風をかわせるエリアとなります。

また波崎と千葉の飯岡は、
南の風なら波崎北の風になれば飯岡
へ移動すれば、
どちらの風もかわせる便利なエリアです。

風の吹き方によって
ポイント移動して風をかわし、
クリーンなフェイスを追いかける
ことができます。

埼玉や千葉北西部に住んでいるサーファーは
千葉よりも茨城に通う人が多いです。

千葉に行くよりも茨城のほうが近いというのと、
あと利根川沿いの道を使うと
一般道ながら快適に鹿嶋方面まで行ける
というのがあります。

都内からも
東関道を終点の潮来まで行けば、
そこから鹿嶋エリアまでの道も整備されて
アクセスしやすくなりました。

大洗も海のすぐ近くまで高速が伸びてアクセスよく、
常磐道の各ICからも北茨城の各ポイントまでは
そんなに遠くなくて、

高速代さえ払えば
都内からも意外と近いエリアに
なってきています。

ただし、、、

はるべえ
冬場の水温は千葉や湘南に比べて
かなり冷たいです

また南の風が数日吹き続けると
夏場でも朝一はジャージのフルスーツが
必要なくらいの水温になるときが
あります。

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某ポイントの朝一の波

人も少なくまったり腰腹~胸くらいの波で
楽しめた一日でした。

週末に通うサーフポイント:湘南エリア

湘南の海
湘南 辻堂ポイントから見える富士山

都内からは一番近いビーチ。
電車でも行くことができる
サーフポイントも多く、
たくさんのサーファーが訪れます。

主なサーフポイントは、
東の鎌倉エリアから
西は西湘エリアまでの
相模湾に多く点在しています。

同じ相模湾のポイントながら、
リーフ中心の鎌倉エリアから
ビーチ中心の藤沢エリア、
西に行けば河口の波など、
バラエティに富んだポイントがあります。

鵠沼は駅からも近く多くの
電車サーファーも訪れるエリアで、
夏場は海水浴場として大賑わいのエリア。

夏の鵠沼はポイントパニックな
状態が毎日続き、
1つの波に数十人くらい同時に
テイクオフしているような
光景が見られ、

はるべえ
おそらく日本では一番混雑する
ポイントではないかと。

和歌山の磯ノ浦も混雑しますが、
やはり鵠沼のほうが混雑度合いとしては
上だと思います。

湘南のポイントは
ほとんどが北の風がオフショアです。

南や南西の風が吹くとオンショアとなり、
面が整わないチョッピーな
コンディションとなります。

一部、大磯や茅ヶ崎パークなど
南西の風をかわすポイントもありますが、
南風が吹く日は湘南全域で
面は整わないため、

クリーンなコンディションを
求めるなら千葉や茨城に
向かうことになります。

相模湾は内海となり三浦半島と伊豆半島に
囲まれていることから、
うねりの向きは南うねりがベースです。

ポイントによってどの向きのうねりが
いいかは異なりますが、

  • 鎌倉エリアであれば南西うねり
  • 西湘エリアであれば南東うねり

が強いときにはエキスパートオンリーの
ポイントが真価を発揮します。

また冬になり西高東低の気圧配置になると、
御前崎沖合で西風が強く吹き続くときがあり、

湘南には程よいサイズのクリーンな
オフショアのグッドコンディションに
なることがしばしばあります。

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鎌倉から藤沢エリアは
都内への通勤も可能なエリアとなり、

朝一に1ラウンド入ってから都内の会社へ
向かうサーファーも多く、
波がある朝は多くのサーファーで
賑わうエリアです。

都内からは空いていれば車で1時間もあれば
到着できるポイントが多く、

第三京浜から横浜新道を使えば、
鵠沼や七里ヶ浜までは夜中なら
40~50分程度で到着できます。

ご参考)毎週末の海の記録

ちなみにですけど、毎週末の海の記録を
こんな10年メモに書いています。

2015年からはじめましたので
もう何年目でしょうか

以前は専用の大学ノートに
もう少し細かいこと書いてたんですけど、

今はブログを毎日書いているので、
この手帳には簡単に記載しています。

商品名は「10年メモ」で
蔦屋書店で購入したんですけど、
こちらのサイトから購入できるかもしれません
http://nununununu.net/nu/20191121908

記載している内容は
モザイクにしていますけど、、、

こんな感じで同じ日付が10年分
ぱっとみで見れるので、
3年前の今頃は何をやっていたのかとか、
これみると振り返りもできていいですね。

この写真には「1月2日」のページを
開いてますけど、
毎年必ず海に行った日を見てみたら
1月2日でした。

毎年この日に初乗りをしている
ってことですね。。。

こんな感じで
記録を残しておくのもいいかも
しれませんのでご参考に。。。

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まとめ:週末に通うサーフポイント(関東エリア)

関東の代表的な3つのエリア
千葉、茨城、湘南
についての概要を記載しました。

都内に住んでいたとしたら、
その日の風向きやうねりの向きによって、

今回記載した3つのエリアの
どのポイントにも行ける範囲です。

また目指したポイントの
コンディションがイマイチだったとしても、
そこから移動すれば
風やうねりをかわすポイントへも
それ程距離を走らなくても
移動することができます。

関西のサーフポイントは
大阪を中心に考えるとなかなかそのような
移動が出来ないことがあるので、

そういう意味では関東近郊のサーフポイントに
毎週通える位置に住んでいたとしたら、
非常に恵まれた環境であると思います。

また、このブログを読んでいただきつつ
天気図を毎日見ていると、

どんなときにどのエリアでいい波が
割れてそうなのかが
ざっくりわかるようになってくる
かと思いますので、

毎日更新している気圧配置と波情報の
記事も合わせて読んでもらえればと思います。

次回は
関西の代表的なエリア
について記載します。

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本記事の内容は
こちらのKindle電子書籍にて
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