湘南と千葉南はコンパクトながら今日も西うねりで楽しめそう(2018.12.29)

  • 2018年12月29日
  • 2019年2月24日
  • 2018-02

12/29 9:00 地上天気図と波情報

今朝も強い冬型の気圧配置となっており今回の寒波のピークが今日になりそうです。

カムチャッカ半島付近の低気圧は934hpaまで発達しその東側にある低気圧とあわせて大規模な低圧部が昨日から停滞しています。

こうなると気になるのがノースショアの波です。おそらくこの冬一番のビッグスウェルが届きはじめてきているのではないかと思います。

シベリアの高気圧も1072hpaで解析せれており、今朝も日本付近には138hpaもの気圧差が生じている状況です。

一方でフィリピン付近にある熱帯低気圧はTDのままフィリピンを西へ進みそうです。

今朝の千葉エリアは弱い北西の風

強い冬型の気圧配置の2日目です。

こうなると千葉北エリアは波のない状況が続いてしまいます。

今朝は九十九里エリアでは脛膝くらいでフラットに近い状況。一宮周辺でも膝サイズでショートには厳しいです。

千葉南エリアの方が西うねりに少し反応しやすいこともあり、膝腿から腰くらいのサイズがあります。物足りないサイズながらも、千葉北エリアよりは出来るコンディションです。

平砂浦は西うねりに反応していて、昨日よりサイズは下げてますが腰腹サイズあり今朝も千葉エリアでは一番良さそうなコンディションです。

湘南エリアは昨日よりもサイズダウンしてのスタート。

御前崎から石廊崎沖合の風を見ていますが、昨夜から風速は10m/sよりも弱くなりかつ北成分の入った風向が続いたこともあり、昨日よりも西うねりの反応は弱くなっています。

ただポイント選べば腿腰くらいのサイズがあるので、寒いですけど天気も良くて風もまだ弱いので富士山見ながらリラックスしての乗り納めは出来ると思います。

石廊崎沖合の風は西北西となり強まってきているので、今日の午後からは潮も引いてもう少しサイズが出てくるかもしれません。夕方にはいい波になっているかもなので、チェックは続けておきたいと思います。

https://www6.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/shimoda/irosaki_lt/kisyou/index.html

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明日夜までが強い冬型、大晦日は冬型緩み千葉もサイズは戻ってきそう⁈

今夜9時の予想天気図

引き続き強い冬型の気圧配置です。日本列島には9本の等圧線がかかる予想です。

西うねりは時間帯によって強弱はありそうですが今日はコンパクトながらも湘南と千葉南エリアでは楽しめそうです。

明日日曜の夜9時の予想天気図

明日いっぱいは冬型の気圧配置は続くので、西うねりも明日いっぱいは続いていくと思います。

今回の寒波は日曜までで、大晦日は西日本から冬型は緩んできます。大晦日は西うねりはサイズダウン早そうですが、東うねりの反応が後半から戻ってくる可能性があります。

千葉北エリアの乗り納めは大晦日の午後がいいかもしれません。

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