大寒の朝はどこも物足りないコンディション,次第に西〜南西の風が強まる見込み(2019.1.20)

  • 2019年1月20日
  • 2019年2月24日
  • 2019

1/20 3:00 地上天気図と波情報

二十四節気の大寒の朝を迎えました。

1年で最も寒い時期となりこの頃から立春までが一番寒くなります。

今朝は日本の南海上に高気圧があり昨日よりもやや南にシフトしてきています。冬型の気圧配置は緩んでおり朝の気温も比較的高く、寒さはそれほど厳しくはありません。

カムチャツカ半島の南にある低気圧は規模を大きくしており明日以降も同じような位置に停滞する見込みです。
等圧線の向きなどからは先週のような北東うねりは入らなそうな感じがしますが、もう少し動向は追いかけたいと思います。

今朝の太平洋側はどこも物足りないサイズ感なエリアが多いですが、今日これから次第に西から南西の風が強まりそうなので、後半にかけて風波が反応してくるエリアが多くなりそうです。

今朝の千葉エリアは北西の風から南西よりの風にシフト中

沿岸部の風は弱い状況ですが、既に西よりの風にシフトしてきています。

波は今朝はどこも物足りないサイズ感で、九十九里エリアでは膝腿、一宮周辺でも膝腿くらいでコンディションは期待できない状況。

千葉南エリアも同じく膝腿からたまに腰くらいでこちらも物足りないコンディション。

湘南も今朝は昨日よりもサイズダウンして鵠沼では膝腿サイズからのスタート。

昨日の夜から御前崎沖合の西の風は弱くなり今朝はなんとかサーフィンはできる波が残ってます。

https://www6.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/shimizu/omaesaki_lt/kisyou/index.html

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西~南西ベースの風が強まりサイズアップ、明日の朝は期待できそうか⁉

今夜9時の予想天気図

既に沿岸部では西から南西の風にシフトしてきていますが、昼過ぎからはこの風が強く吹いてくる見込みです。

この風により面は乱されてきますが、次第にサイズアップしてきそうです。

夜には冬型の気圧配置が再び強まります。

明日月曜夜9時の予想天気図

北日本を中心とした冬型の気圧配置となります。

今日これからどれだけ南西の風によるサイズアップがあるか次第ですが、明日の朝一は風が北よりにシフトしているはずなのでサイズがそこそこ残ればいい波になる可能性があります。

週末サーファーの皆様には残念ですが、明日の朝に海に入れそうな方は、湘南や平砂浦で今日の夕方までにどれだけサイズアップしそうかは要チェック。

それと合わせて御前崎から石廊崎沖合の風の状況もチェックしておきましょう。
明日も西寄りの風が強く吹く状況が続けば、湘南や平砂浦では火曜日も楽しめる可能性があります。

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