波の要素と種類①

3.波の要素と種類①~波高と周期/風浪とうねり~

  • 2022年11月6日
  • 2026年2月11日
  • note

天気図から風と波を予想していい波をあてる!
LINE講座:3回目の配信です

はるべえ
こんにちは
はるべえです

前回までは
サーファーにとっての2種類の風
についてお話してきました。

今回からは
「波・うねり」のパートに入ります。

テーマは
「波の要素と種類」

このパートは4つに分けて進めます。

  1. 波高と周期
  2. 風浪とうねり
  3. 波はどうして崩れるのか
  4. 波の周期を意識する

波高と周期

まずは波を構成する基本から整理します。

波の山と谷

波の山
海面が最も高くなった部分

波の谷
海面が最も低くなった部分

ここは基礎ですが、この後の説明で重要になります。

波を構成する3つの要素

① 波長
山と山(または谷と谷)を結ぶ水平距離

② 波高
山の頂上から谷の底までの高さ

③ 周期
1つの山(谷)が通過してから
次の山(谷)が来るまでの時間

波高はイメージしやすいですよね。

でも「波長」と「周期」は、
これまであまり意識していなかった方も多いと思います。

これから先、

「周期」がとても重要になってきます

まずは
波は波長・波高・周期で表現される、
ということを押さえておいてください。

今回のポイント

はるべえ
波長・波高・周期
3つの要素で波を表現する

風浪とうねり①

次に、波の種類です。

波は大きく分けると2種類あります。

・風浪(風波)
・うねり

風浪(風波)

名前の通り、風によって作られる波です。

海上で風が吹くと、
そのエネルギーを受けて波が発生します。

できたばかりの波、
まだ発達途中の波が風浪です。

風浪=風からエネルギーを受けている最中の波

たとえば、

朝はフラットだったのに、
昼前からオンショアが強まり、
夕方にサイズアップする。

これは典型的な風波です。

うねり

一方で、

うねり=風からのエネルギーを受けていない波

風の強いエリアを抜け、
風の弱い海域に入ると、

波はだんだん整い、
丸みを帯び、規則的になっていきます。

これがうねりです。

・風波 → 不規則で尖っている
・うねり → 丸く、周期があり、整っている

サーファーが好むのはどちらか。

今回のポイント

はるべえ
サーファーが好きなのは
「うねり」

風浪とうねり②

ここではもう少し具体的なケースで考えてみます。

台風からのうねり

遠く離れた海上で台風が発生すると、
その周辺では10m以上の波が風浪として発達します。

台風の近くでは強風によって
不規則で荒れた風浪が生まれています。

しかしその波が、
風の弱い海域へと進んでいくとどうなるか。

風浪 → うねりへと変化します

風の影響を受けなくなった波は、
だんだんと丸く整い、周期を持った波へと変わっていきます。

そしてその「うねり」が、
何百kmも移動して日本の沿岸に届きます。

これが、いわゆる
「台風うねり」です。

波源(波の発生源)が
同じ位置にしばらく留まると、

うねりが数日間〜長いときは1週間以上続く

ということもあります。

サーファーにとっては嬉しい状況ですが、
もちろん台風自体は災害リスクも伴います。

ここで覚えておきたいのは、

遠くで発生した風浪が、
整えられて「うねり」として届く

という流れです。


「風浪」から「うねり」へ

整理すると、流れはこうなります。

  1. 低気圧や台風で風浪が発生する
  2. 風の弱い海域へ移動する
  3. 波が整い、周期が揃ってくる
  4. うねりとして沿岸へ到達する

そしてそのとき、

沿岸がオフショア、または無風であれば…

サイズがあり、まとまった最高の波になる

というわけです。

今回のポイント

はるべえ
「風浪」から「うねり」へ
変化する過程を理解する

まとめ

① 波は3要素で表現する
波長・波高・周期

② 波には2種類ある
風浪(風波)とうねり

③ サーファーが狙うのは「うねり」

④ 風浪が整って「うねり」になる

ここまで理解できると、

波情報を見るときに
「波高」だけでなく周期
自然とチェックするようになります。

これが次のステップにつながります。


次回のテーマは?

次回はさらに深掘りします。

波はどうして崩れるのか?

波と水深の関係、
ブレイクまでの過程、
潮の満ち引きとの関係などを解説していきます。

ここが理解できると、
「なぜ今日は割れないのか?」
「なぜ今日はダンパーなのか?」
が見えてきます。

はるべえ
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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