天気図から風と波を予想していい波をあてる!
LINE講座:8回目の配信です
はるべえです
前回の第7回では、
天気図の気圧配置の推移を見て、
というところまで進みました。
今回はその続きとして、
というテーマで話を進めていきます。
うねりの向きがわかっても、
サイズ感が読めなければポイント選びは難しい。
今回は、
どれくらいのサイズ・どんな質の波になるのか?
を、天気図や各種データから
ざっくり想定できるようになることが目標です。
波を三角形に見立ててサイズをイメージする
まずは第3〜5回でお話した
「波の要素」のおさらいです。
サーファーがチェックすべきなのは、
- 波高
- 周期
この2つです。
ここがとても重要です。
波をイメージするときは、
と考えます。
- 三角形の高さ = 波高
- 三角形の底辺 = 周期
そして、
とイメージします。
つまり、
- 波高が低くても周期が長ければパワーはある
- 波高があっても周期が短ければパワーは弱い
ということです。
波のサイズを読むときは、
これが基本になります。
沿岸波浪予想図でサイズをイメージする
では、
波高と周期の情報はどこで見るのか?
ここで活用するのが、
です。
この図には、
- 等波高線(波の高さ)
- 卓越波向(メインの波の向き)
- 卓越周期
- 海上風
が記載されています。
特に見るべきなのは、
です。
例えば、房総半島沖や相模湾沖など、
自分が向かうエリアに近い代表点を確認します。
そこに、
- 波高 4.5m
- 周期 10秒
と書いてあれば、
かなりパワーのあるうねりが入っている
とイメージできます。
さらに、周期が12秒、14秒と長くなっていれば、
と考えられます。
ただし重要なのは、
ということです。
実際にビーチで割れるサイズは、
- 海底地形
- ポイントの向き
- 潮位
- うねりの向き
によって大きく変わります。
なので、
という使い方が正解です。
例えば、
- 昨日より周期が伸びている
- 波高が上がってきている
なら、
サイズアップ傾向と判断できます。
逆に周期が落ちてきていれば、
パワーは弱まっていると考えられます。
Windyで視覚的に確認する
もう少し直感的に見たい場合は、
が便利です。
Windyでは、
- 風の流れ
- 波高
- 周期
- うねりの向き
を視覚的に確認できます。
表示メニューには、
- Wave(風波)
- Swell(うねり)
- Swell2(第2うねり)
があります。
実際の海は、
が重なった状態です。
つまり、
複数方向から波が入っているのが普通
ということです。
台風接近時などは、
をチェックします。
目安としては、
周期10秒以上
になってくると、
しっかりしたうねりと考えてよいでしょう。
そしてここでも、
を意識して、サイズ感をイメージします。
例えば、
- 波高 0.5m
- 周期 15秒
なら、見た目以上にパワーのあるセットが入る可能性があります。
波浪観測データで台風うねりを読む
次に、
という方法です。
例えば伊豆半島南端の観測点などは、
南〜西うねりに対して反応が良い傾向があります。
台風が南海上にあるときは、
をチェックします。
遠くで発生した台風うねりは、
- まず周期が伸びる
- その後、波高が上がる
という順番になることが多いです。
例えば、
- それまで周期6〜7秒だったのが
- 突然10秒を超える
となれば、
と考えられます。
さらに、
- 12秒
- 14秒
- 15秒以上
と伸びていけば、
かなりエネルギーのある台風スウェル
と判断できます。
こうした周期の変化を見ておくと、
という予測も立てられるようになります。
まとめ:波のサイズをイメージする
今回は、
というテーマで進めてきました。
ポイントは大きく3つです。
- 波は三角形で考える(波高 × 周期)
- 沿岸波浪予想図で傾向を見る
- 周期の変化を観測データで確認する
特に重要なのは、
周期が長ければ、
見た目以上にパワーがあります。
逆に周期が短ければ、
サイズがあってもまとまりに欠ける場合があります。
ここまでできるようになると、
- どのエリアが反応しやすいか
- どれくらいのサイズになりそうか
- ショルダーは張りそうか
といったことが、かなり具体的に想像できるようになります。
次回のテーマは…
第8回はここまでです。
第6回から後半パートに入り、
- 天気図の見方
- うねりの向きの見つけ方
- 波のサイズのイメージ
まで進んできました。
次回第9回では、
を整理しながら、
「波を作る風」
「波の形を左右する風」
この2種類の風を、
具体例を交えて解説していきます。
いよいよ実践編です。
ありがとうございました