南岸低気圧接近時の南東うねり~日曜は東からのバックスウェル【2023.2.10】

今週末の気圧配置と
風と波の様子です。

今日は西から南岸低気圧が
接近してきたことで、
東京にも一時大雪警報が発表された
ようでしたが、

千葉エリアは雨が主体で
夜の18時から19時頃にかけては
低気圧の前面のちょうど
風が収束するラインに
位置していたためか
まとまった大雨となりました。

明日の朝には低気圧は
東海上に抜けていく見込みとなりますが
今週末はどんな感じの
波になるでしょうか??

まずは今週の平日の気圧配置の推移と
波の様子から見ていきましょう

これまでの風と波(千葉・湘南エリア)

今週の気圧配置の推移

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
これまでの
気圧配置の動きです

先週土曜日に立春を迎え
今週の平日は強い寒気の襲来もなく
朝の気温も5℃くらいな日が続きました。

やはり朝一で5℃あると
全然寒くないですね

今年は特に寒い日が多かった
ということもあってか
朝一にマイナスになる日も
あったので

それに比べると5℃も気温が高いと
だいぶ体への負担も軽くなります。

天気図は7日の火曜日
からのものになります

火曜日は南海上を前線を伴った
低気圧が通過し

水曜日には東海上を遠ざかって
日本付近は冬型の気圧配置になりました。

火曜日水曜日と朝の気温は高く
風も弱かったので
朝一に海に入るのも寒さはそれほど
感じられませんでしたが、

木曜日の朝には
日本付近にかかる等圧線の間隔が
狭くなってきたことで、
北風が強くだいぶ寒い朝一に・・・。

そして今朝の金曜日には
東シナ海から新たな低気圧が
東進してきて、

関東地方は低気圧の前面に
位置したことから
午前中から雨や雪となったところが多く、
東京や埼玉には一時大雪警報も
発表されました。

千葉エリアは雨が主体となり
まとまった雨が降った時間帯も
ありましたが、

沿岸部では積雪となったところは
なかったかと思います。

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
10日金曜日の
午後3時の天気図です。

低気圧が前線を伴い発達しながら
南岸を東北東の方向に進んでいます。

この低気圧の接近にともない、
三陸沖に中心のある高気圧の後面と
南岸低気圧の前面との間で
等圧線の間隔が狭くなり、
海上では南東の風が強く吹きました。

この南東の風による
風波・うねりによって
千葉エリアの今日は
多くのポイントでサイズアップ。

午後に見た和田~千倉までのエリアでは
頭サイズくらいまでアップ
してきたように見えましたけど、

沿岸部から近い海上で
南東の風が強く吹いたことから、

まとまりのないままでの
サイズアップとなり
コンディションとしては
イマイチな感じでした。

今週の波の様子

2月6日(月)

2月7日(火)

2月8日(水)

 

2月9日(木)

2月10日(金)

これからの風と波(千葉・湘南エリア)

明日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
明日午前9時の
予想天気図です

南岸を通過した低気圧は
明日の朝には東海上に抜けていき
関東地方は低気圧の後面に
位置するようになります。

朝鮮半島に中心のある高気圧との間で
小ぶりな西高東低の気圧配置となり
等圧線が縦にかかって北よりの
風がやや強めに吹きそうです。

千葉エリアでは朝から
北~北西の風が強い状態からの
スタートとなりそう

波がブレイクするたびに
大量のスプレーが舞い上がるような
コンデションかも。

午後は北~北東の風にシフト
してくるところが多そうなので
北よりの風をかわす南向きの
ポイントからチェックしていくのが
無難となりそうです。

波のほうは南岸低気圧の前面で
南東の風が長い時間強く吹いたことから

はるべえ
朝一は南東の風波・うねりが
サイズアップした状態からの
スタートとなりそうです。

先ほども書いたとおり
夕方の千葉南エリアでは
頭サイズのセットが入ってきていた
ことから

南東うねりの反応がよいポイントでは
ハードなコンディションと
なっている可能性があります。

朝一から入るのであれば
北よりの風をかわしつつ
南東うねりのサイズが周辺よりも
抑えられるポイントから
チェック
していくのが
無難となってきそうです。

御宿、飯岡、平砂浦などの
ポイントのほうが入りやすい
サイズ感になってそうです。

片貝、勝浦、鴨川、和田などのエリア
のほうがサイズはありそうですが、

はるべえ
自身の技量に見合ったポイントで
無理のないように入ったほうが
よいかと思います。

湘南エリアの今日は
まだほとんど反応がなかったようですが

明日は低気圧が通過したあとの
遅れて南東うねりが今日よりも
サイズアップしてきそうです。

早い時間のほうがサイズがありそうで
午後はダウン傾向となってきそうですが
一日を通してサーフィンできるだけの
波は続くのではないでしょうか。

どこまでサイズアップしてくるかは
ポイントにもよりそうですが
まずはサイズの観点から
朝一から入っておくのが
よいかと思います。

北寄りの風でそこそこ整った
いい感じのコンディションに
なっているかもしれないので

はるべえ
まずは早い時間帯から
チェックしてみましょう

明後日午前9時の予想気圧配置


引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
明後日午前9時の
予想天気図です

金曜日に通過した南岸低気圧は
東海上を発達しながら遠ざかって
いきます。

西から高気圧に覆われるようになり
朝一の時間帯は
ちょうど高気圧の中心付近が
上空を通過する時間となりそうで

沿岸部は不安定ながらも
風は強くは吹かない状態からの
スタートとなるかもしれません。

その後高気圧中心が東へと
移動するに従い
昼前からは高気圧の後面で吹く
南西の風が入りやすくなってきそうです。

低気圧が通過したときの
南東うねりは土曜日よりも
落ち着いてきそうですが

東海上を遠ざかる低気圧からの
東バックスウェルの反応が
続きそう
であり

千葉エリアは
そこそこ遊べるサイズの
うねりの反応が続きそうです。

朝一の風が弱そうな時間帯に
比較的まとまっていてサイズも残って
そうな南向きのポイントで入るか

午後は南西の風が入ってくるので
風を軽減する一宮周辺や千歳・千倉
などのポイントで入る

というのが無難なポイント選び
となってくるでしょう。

湘南エリア
前日の南東ベースのうねりは
ダウン傾向となってしまう
ところが多くなりそうです。

低気圧からの東バックスウェル
が続きそうなので
吉浜などへ向かったほうが
サイズは残ってるかも
しれませんね。

午後は南西のオンショアとなって
しまいそうなので
朝から少しでもサイズが
残っているポイントで
早めに入っておくのが
よいのではないでしょうか?

今後の潮の動き

引用:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php

今週後半から来週は
昼間に潮が大きく引いてくる
時間帯が出てくるようになってきます。

これまでの冬の期間は
夜中に潮が大きく引いて
昼間は潮はそんなに引かない
というパターンが多かったのですが

来週は昼間に潮位40㎝くらいまで
引いてくる時間帯もあるようです
ね。

入るポイントによって
またその時期の砂の付き具合によって
潮が引いていたほうがよいのか
上げていたほうがよいのかが
異なってきますが、

南房総の海岸では
大きな周期でいうと
この時期は比較的に砂が付きやすく

今年もインサイドに砂が堆積している
ポイントが多いかと思います。

この先に大きなうねりが入ってくる
などすると
また手前の砂が削られるように
沖に持っていかれてしまい

海に入った途端いきなり足が
つかないくらい深くなって
しまうようになってしまうことも
ありますが

今のところ砂が付いてるので
潮が乗ってる時間帯でも
遊べる波があることが多いですね。

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今日の記事は以上です。
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