台風4号スウェルが周期14.5秒から6.1秒に急ダウンする理由とは?

新しい沿岸波浪情報で読み解く!台風4号スウェルが周期14.5秒から6.1秒に急ダウンする理由とは?【2026.04.15】

  • 2026年4月15日
  • 2026

マリアナ諸島付近を北上する「台風4号」からのグランドスウェルが、千葉エリアの海にも力強く届き始めそうです。

今回、気象庁が新たに提供をスタートした「新しい沿岸波浪情報」の時系列データを見たところ、周期のデータに急激な変化がみられる数値が表示されていました。

今夜から明日の朝にかけて、周期14.5秒という、普段の波とは桁違いのパワフルなうねりが反応する予測が出ているんですが、そのあとに波の周期が14.5秒から一気に6.1秒へと急ダウンするデータが出ています

波のサイズは大きく上がるように見えるのに、なぜ重要な「周期」だけがストンと落ちてしまうのか?

今日はこのあたりを見ていきたいと思います。

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沿岸波浪情報:周期14.5秒から周期6.1秒に急ダウン??

3月末から掲載がはじまった「関東地方南部の波高と周期の時系列」を見てみますと、

今夜から明日の朝までは周期がなんと14.5秒のグランドスゥエルが入ってきそうな数値が出ています。

しかし、そのあとには急にストンっと落ちて周期6.1秒にまでなることが予想されています。

関東地方南部海域の最大波高と周期

関東地方南部海域の最大波高と周期

これは台風からの周期の長いうねりの反応がなくなったという訳ではなく、

はるべえ
メインの波が台風のうねりから強い北東の風による風波になるということを意味しています。

なので一番反応する波は、北東の風波ですけど、2番目に反応する波として台風からのうねりがしっかり続いてます。

こちらの気象庁のデータはメインの波に関するデータなので、このように反応する波が変わると、グラフ上ではこのように大きな変化となってしまうんですよね。

Marine Weather:波高/波向/波周期の推移(房総沖)

こちらはMarine Weatherのデータですが、設定しているポイントが九十九里沖にしているからか、気象庁の14.5秒といった周期の長い波はここでは数字には出てきません。

【04/15 6時】波高 1.24m / 波向 126°(南東) / 周期 8.05s
【04/15 12時】波高 1.2m / 波向 126°(南東) / 周期 8.85s
【04/15 18時】波高 1.36m / 波向 128°(南東) / 周期 9.55s
【04/16 0時】波高 1.6m / 波向 131°(南東) / 周期 9.35s
【04/16 6時】波高 1.76m / 波向 127°(南東) / 周期 9.1s
【04/16 12時】波高 2.2m / 波向 78°(東北東) / 周期 8.05s
【04/16 18時】波高 2.56m / 波向 60°(東北東) / 周期 8.4s
【04/17 0時】波高 2.54m / 波向 65°(東北東) / 周期 8.85s
【04/17 6時】波高 2.4m / 波向 77°(東北東) / 周期 9.3s
【04/17 12時】波高 2.36m / 波向 90°(東) / 周期 9.8s
【04/17 18時】波高 2.42m / 波向 102°(東南東) / 周期 10.7s

今日の波

今日の朝の波はこんな感じでした。

まだ周期の長いパワーのある波は入ってきてませんでしたが、胸肩くらいのサイズのセットが形よく入ってくるものもあり、十分楽しめるコンディションでした。

 

台風4号のコース

台風4号

台風4号は、猛烈な台風から非常に強い台風へと1ランク降格となりましたが、それでも中心気圧は935hPaでしっかり台風とした構造を維持しています。

このあと次第に北から北東方向に進路をシフトさせて、日本付近には近づくことなく日曜日から月曜にかけては速度を上げながら東へと抜けていく予想となっています。

今日と明日の天気概況

Uploaded Image

まずは気圧配置ですが。 華南から日本の南へ前線が延びており、その上を低気圧が進んでいます。

さらに南のマリアナ諸島には「大型で非常に強い勢力」の台風4号がゆっくりと北上しています。

千葉エリアの天気概況です(銚子地方気象台発表)

前線が、華南から日本の南を通って、日本のはるか東にのびており、前線上の低気圧が日本の南を東へ進んでいます。

千葉県は、曇りで雨の降っている所があります。

15日は、日本の南を前線上の低気圧が東へ進み、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、雨となるでしょう。

16日は、前線を伴う低気圧が伊豆諸島付近を通過し、湿った空気の影響を受けるため、雨で昼前から曇りとなる見込みです。

千葉県の太平洋沿岸の海上では、15日は、うねりを伴い波が高いでしょう。16日は、うねりを伴いしけとなる見込みです。船舶は高波に注意してください。

明日/明後日の天気図と風と波

千葉北/千葉南エリアの風と波の予想です(気象庁発表)

明日の予想気圧配置/風と波

Uploaded Image

16日にかけて、日本の南の低気圧が伊豆諸島付近を通過し東海上へ抜ける見込み。

17日には高気圧が北日本を覆いますが、この高気圧と発達した低気圧および台風4号との間で気圧傾度が急となり、北東の風が強く吹きそうです。

明日は、北東の風の影響を受けるポイントは、この強い風によってジャンクなクローズアウトとなりそうですが、北東の風をかわす南向きのポイントで強いうねりを軽減するポイントでは、上級者の方であればグランドスゥエルを堪能できるコンディションになるかもしれません。

あくまでこれは技量に自信のある方のみです。

データ的には今日の昼くらいから14.5秒の周期の波が反応してそうな値になってますけど、今日の日没までにはそこまでサイズアップはしておらずで、まだグランドスゥエルという感じではありませんでした。

明日の朝にはどれくらいの反応があるのか、14.5秒のグランドスゥエルが入ってきているのか?

注目してみておきたいと思います。

【千葉北エリア】2026-04-16

(天気)雨 昼前 から くもり
(風)北東の風 やや強く 海上 では 北東の風 強く
(波)2.5メートル 後 4メートル うねり を伴う

【千葉南エリア】2026-04-16

(天気)雨 昼前 から くもり
(風)北東の風 やや強く 夷隅・安房 では 北東の風 強く
(波)2.5メートル 後 4メートル うねり を伴う

明後日の予想気圧配置/風と波

Uploaded Image

17日金曜までは北東ベースの風が強い状態が続きそうですが、土曜日には少し風がおさまってくるかもしれません。

でも東ベースの風が吹きそうなですし、波はまだまだ高い状態が続きますので、今週末は普段のビーチのポイントで入るのは厳しそうですね。

【千葉北エリア】2026-04-17

(天気)くもり 時々 晴れ
(風)北の風
(波)4メートル うねり を伴う

【千葉南エリア】2026-04-17

(天気)くもり 時々 晴れ
(風)北の風 後 東の風
(波)4メートル うねり を伴う

明日の潮回り(千葉・湘南エリア)

明日の千葉(勝浦)と湘南(江の島)の潮回りの情報です。

千葉エリア(勝浦)

2026/04/16
日の出:05:04 / 日の入:18:13
中潮
満潮:03:31(133cm) / 16:00(138cm)
干潮:09:45(23cm) / 22:00(41cm)

湘南エリア(江の島)

2026/04/16
日の出:05:07 / 日の入:18:16
中潮
満潮:03:55(142cm) / 16:21(146cm)
干潮:10:07(28cm) / 22:24(46cm)

Windy実況データはこちらをご覧ください

Windy.com:https://www.windy.com/

◆Wind

◆Waves

◆Swell1

現地の詳細はBCMもあわせて確認してみてください。

一宮:https://www.bcm-surfpatrol.com/wave-detail/3/31/
和田・白渚:https://www.bcm-surfpatrol.com/wave-detail/4/50/

本日の情報は以上です!

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