今日の気圧配置と風と波の様子です。
月曜日に南岸低気圧が通過して
東海上を発達しながら北東へ進んだ
低気圧は
昨日のカムチャッカ半島付近から
更に北東へと進み
アリューシャン列島付近で
猛烈に発達した状態が続いています。
昨日の記事にも書きましたが
今回の低気圧の発達具合と
取り巻く等圧線の形状は
日本沿岸部に周期の長い北東うねりを
送り届けるパターンとなりそうで
今日の唐桑の波浪観測データには
しっかりと周期の長い波が
観測されておりました。
明日からこの週末土日の千葉エリアは
このアリューシャンからの北東うねりが
しっかりと反応が続きそうです。
今日も気圧配置から
見ていきましょう
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今日の気圧配置
昨日、一昨日と西高東低の
冬型の気圧配置が強まり
北寄りの風が朝から強く
吹きましたが
今朝は北風はおさまって
朝一の時間帯はほぼ無風。
西から高気圧が張り出してきており
冬型は緩んできました。
今日は高気圧の前面に位置したことから
朝のうちは北風メインでしたが
次第に高気圧から吹き出す北東~東北東
の風が吹くようになり
昼頃にはだいぶ風が強い状況に。
カムチャッカ半島からアリューシャン方面
へと猛発達しながら低気圧は
北東方向へと進んでおり
今日もこの低気圧からの
北東~東うねりや
はるか東海上の高気圧からの
東うねりも反応が続きました。
今日も千葉エリアは
十分サイズのあるコンディション
となりました。
今日の北東~東うねりは
まだ周期は短く
低気圧が通過していった
ときに残していった波
といった感じの反応でしたが
明日はアリューシャンで猛発達
している低気圧からの
周期の長い北東うねりが
千葉エリアにも反応してきそうです。
気圧配置と天気図パターンによる波のコンディションについての記事シリーズです。冬になると日本の南海上を通過した低気圧が発達しながら北東方向に進み東海上からカムチャッカ半島の南をとおりアリューシャン列島付近まで移[…]
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こちらは唐桑の波浪観測データですが
データを見てもらうとわかるとおり
午前10時から周期14秒の波が
観測されるようになりました。
明日はこの波長の長いセットの波が
千葉エリアにも反応してきそうであり
十分なサイズのワイドでパワフルな
北東うねりが入ってくる可能性があります。
沿岸部の風は北西っぽい感じで
千葉エリアにはいい風が吹きそうですが
東向きのポイントでは
朝からアタマオーバーのセットが
入ってくるコンディションに
なっているかもしれません。
ハードなコンディションになっている
かもしれないので
自身の技量に合わせてポイントは
選んだほうがよいでしょう。
強い北東うねりをかわす
南向きのポイントへ向かうなどして
技量に合ったサイズのポイントで
入ったほうが楽しめるのでは
ないかと思います
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今日の波
うねりに関しては
以下のKindle電子書籍にて
いろいろ詳しく書いてますので
参考にしてもらえればと思います
いい波にのるために(3):
うねりの向きを知っていい波をあてる