今日と明日の気圧配置と
風と波の様子です。
本州の梅雨明けはまだ気象庁からは
発表はされていませんが
関東地方はすでに梅雨明けの状況が
続いており
そろそろ梅雨明けしたとみられる発表が
出されるのではないかといった状況です。
今日は南西の風が朝から強めに吹き
明日は西よりの風にシフトしながらも
まだ風は強めに吹く時間帯が多そうです。
月曜日の海の日は気圧配置のステージが
変わってきそうであり、これまでの
南西ベースの風が弱くなる可能性があります。
3連休は波のコンディション的にはイマイチな
状況が続いてしまいそうですが
昼すぎに大きく動く潮のタイミングに
あわせて入るなどして
短い夏のサーフィンを楽しみたいですね
それでは今日も気圧配置から
見ていきましょう。
～
今日の風と波（千葉・湘南エリア）
午前9時の気圧配置
気圧配置です
今日の梅雨前線は
昨日よりも北へとシフトして
東北地方北部から日本海中部を通って
朝鮮半島までのびていました。
前線がかかった東北北部では
日本海から吹き込む暖湿流が大量に
流れ込むパターンとなり
だいぶまとまった大雨になったようでしたが
関東地方は今日も南西の風が強く吹き
ジメッとした暑い一日となりました。
こちらは午前9時の
アメダス風向風速データです。
今日も朝から南西ベースの風が
強く吹いており
千葉・湘南エリアでは風の影響を
受けた一日でした。
千葉の南西の風をかわす一宮周辺や
千歳・千倉などのポイントでは
面はきれいなもののオフショアに抑えられ
だいぶスモールサイズなコンディション。
千葉のそれ以外の風の合わないポイントや
湘南エリアはオンショアにより
微妙にサイズは少しあるようでしたが
まとまりのない波で
決していいコンディションとはいえない
状況が続いたようでした
～
今日の波
こちらは今朝の一宮周辺の様子を
送ってもらいましたが
だいぶスモールサイズでインサイドの
波に少し乗れるかどうかといった
感じでしょうか。
水温は冷たいようで
外はこんなに暑いんですけど
海パンでは入れるような感じでは
なかったようです。
夕方もショアブレイク気味な
セットで腰くらいばブレイクだったようです。
～
明日の風と波（千葉・湘南エリア）
明日午前9時の予想気圧配置
予想天気図です
明日の朝も梅雨前線は
今日と同じような位置に停滞する
予想気圧配置がでています。
太平洋高気圧が西日本まで
大きく張り出しており
日本付近の等圧線は
今日よりもゾーナルとなることから
南西の風というよりも西～西南西の風
が明日はメインで吹いてきそうです。
コンディション的には
今日とほとんど同じような感じに
なりそうで
風をかわすポイントでは
面はよいけど物足りないサイズの
スモールサイズなコンディション、
風の影響受けるポイントは
まとまりないながら腰くらいのサイズは
あるのかもしれません。
風が西よりにシフトしてくるので
千葉エリアではオフ寄りになるポイントが
多くなってきそうですが
物足りないサイズで
明日も満足できるようなサーフィンは
できなそうな一日となりそうです。
午前10時に干潮を迎えて
昼過ぎには潮が大きく動いてあげてくる
時間帯となるので
風をかわすポイントでは
そんな時間帯にタイミングを合わせて
入るというのが良いかもしれません。
～
明後日午前9時の予想気圧配置
予想気圧配置から梅雨前線が
表現されなくなってきました。
太平洋高気圧が大きく張り出して
勢力を強めてきそうであり
鯨の尾型に近い気圧配置に
なってきそうです。
まだ本州の梅雨明けは発表されてませんが
実質は既に梅雨は明けているような状況が
続いています。
高気圧中心が南海上の近いところに
予想されており
これまでの南西ベースの風から
北西～東ベースの風にシフトして
風も弱まってくる可能性があります。
ただ波のサイズ的には
あんまり期待はできない感じと
なるところが多くなりそうです。
風は弱くなり波はまとまってきそうですが
インサイドのブレイクが中心となる
ポイントも多くなりそうなので
この日も潮が上げに大きく動く
昼頃にタイミング合わせて入るなど
少しでもサイズのあるポイントへ
向かうのが良さそうですね･･･
～
今後の潮の動き
引用：気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php
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今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした！
／サーファーはいつも風を気にしています＼はるべえはるべえ＠サーフィン大好きな気象予報士です。そうなんですサーファーはいつも風を気にしているんですよね海に行く前日はもとより平日の[…]
はるべえはるべえ＠波乗りお天気ブログを毎日更新している気象予報士です今回はビーチで実際に我々が感じることのできる「風」について･･･サーファーにとってのもうひとつの”風”前回の記事に記載しましたと[…]