南東うねりが反応しやすい気圧配置~来週は台風6号の南うねりに期待【2023.7.28】

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今日と明日の気圧配置と
風と波の様子です。

今年に入ってからは
このブログの更新も
週末のみになることが多く

昨年までのように
詳しく記事を書く時間が
なくなってしまったので
簡易的な更新が多くなって
いるのですが、

今日の記事は久しぶりに
ガッツリ目に書いたような
気がします。

過去の気圧配置から
沿岸波浪予想図、石廊崎の波浪観測データ
台風進路予想図も掲載しており

明日の風と波のざっくりイメージも
載せてます。

ブログなので流し読みで
読まれる方がほとんどかと思いますが
今日はこんなデータをいろいろ
掲載して記事にしてますので
ゆっくり読んでいただけると
嬉しいです!

この週末は程よいサイズ感の
セットの波で楽しめる時間帯が
ありそうですね。

台風6号の動向も気になりますが
ますは今日も気圧配置から
見ていこうと思います。

noteのご紹介)

noteの表紙_ポートフォリオ_221214

天気図から風と波を予想していい波をあてる!(前編)
https://note.com/asasfsas24/n/n9226adf9cf62

天気図から風と波を予想していい波をあてる!(後編)
https://note.com/asasfsas24/n/nce17cbafd312

 

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今日の風と波(千葉・湘南エリア)

午前9時の気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
今日午前9時の
気圧配置です

今週は日本の東海上に高気圧中心があり
ほとんど停滞したことで
はるか東海上にある太平洋高気圧に
全国的に覆われる気圧配置が続きました。

この1週間は同じような気圧配置が続き、
梅雨明けが発表されていなかった
九州北部も25日には梅雨明けが発表され

これで北海道を除く全ての地域にて
梅雨の季節が終わりました。

関東甲信地方の梅雨明けは7月22日として
発表されましたが、今年はそれより前から
梅雨が明けたような空模様が続きましたね

今朝の気圧配置は
昨日と同じような状況が続いており
はるか東海上にある太平洋高気圧の
張り出し部分に日本列島は広く
覆われています。

先週までの気圧配置をみると
南海上で高気圧が張り出した状態は
変わらないのですが

南西ベースの風が入りやすい
張り出し方だったんですね

この張り出し方だと
沿岸部は南西の風が入りやすく
東よりのうねりも入りにくい状況なので
千葉エリアは波のない日が続きました

南西の風が入りやすい気圧配置230728

ですが先週の21日くらいから
高気圧の張り出し方が変わってきて
はるか東海上の高気圧からの
東〜南東うねりが入りやすい
気圧配置になってきました。

先週の記事にも書きましたが
23日の午前9時には
周期11秒の東うねりが
予想されるようにもなり

志田下で行われていた
ICHINOMIYA CHIBA OPEN 2023を
見ていた方はおわかりだったと思いますが
23日から東うねりがしっかりして
少しサイズアップしてきましたよね

東うねりが入りやすい気圧配置230728

今週はこのはるか東海上の高気圧からの
周期の長い東ベースのうねりが
コンスタントに反応して

千葉エリアには腰腹〜胸くらいの
程よいサイズの波の
反応が続きました。

2023年台風5号_230728

またフィリピンの東から
北西方向に移動した台風5号は
大型で強い勢力にまで発達し
台湾海峡を北へと進みました。

こちらも先週の記事にも書いた通り
昨日の木曜の朝くらいから
台風5号からの南西ベースの
周期の長いうねりも混じって
反応してきたかと思います。

石廊崎の波浪観測データ2_230728

石廊崎の波浪観測データにも
木曜12時から周期12秒程度の波が
観測されはじめているのがわかります。

台風が北西方向に進んだこともあり
この台風からのグランドスウェルは
期待はできませんでしたが、

千葉エリアには
太平洋高気圧からの東〜南東うねりと
台風5号からの南西うねりが
共に反応して

十分楽しめるサイズ・ブレイクの
コンディションが続きました。

データを見る限りでは
台風5号からのうねりの反応の
ピークは過ぎたようですね。

今週の波

明日の風と波(千葉・湘南エリア)

明日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
明日午前9時の
予想天気図です

明日も今日とほとんど
同じような気圧配置となり
はるか東海上の太平洋高気圧の
張り出し部分に広く覆われる見込み。

引き続き高気圧から吹きだす
東よりの風が長い距離・長い時間
吹いていることにより

千葉エリアには
周期の長い東〜南東うねりが
プライマリのうねりとして
反応が続きそうです

沿岸波浪予想図

明日の房総半島沖では
周期10秒/波高1.1mの
南東うねりが予想されています。

はるか東海上の太平洋高気圧からの
東~南東うねりは今日と同じくらいの
サイズ感で反応は続きそうですが

台風5号からの南西ベースの
うねりは反応が弱くなりそうです。

高気圧から吹きだす風は
日本付近では南よりの風となって
沿岸部には入りそうですが
明日も朝の早い時間は風の弱い
時間帯がありそうです。

今日も腰腹~胸くらいで
反応していたポイントにて

はるべえ
風の影響が少なく
潮の少ない朝早い時間帯から
入っておくのが無難
となりそうですね。

今日もざっくり風と波のイメージを
掲載しておきます。

ざっくり風とうねり230728

明後日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

日曜日も明日土曜日と同じような
気圧配置となり

千葉エリアは引き続き
周期長めの南東ベースのうねりの
反応が続いて、遊べるサイズの波が
続きそうです。

明日よりも沿岸部では南風の
影響が出てしまう可能性もありますが
朝早い時間帯は風が弱いポイントも
ありそうなので

朝一か南風が吹いてきたら
一宮周辺や鹿嶋エリアなどで
入るなどすれば

一日を通してサーフィン楽しめる
週末となりそうですね。

2023年台風6号_230728

そして気になる台風6号の
動向ですが、

それほど発達はしなさそうですが
週明け月曜後半~火曜日あたりには
この台風からの南~南西うねりの
反応が出てくる可能性がありそうです。

進路にあたる沖縄地方は
警戒が必要となってきます。

台風5号と同じく
北西方向に離れていきそうなので
グランドスウェルを期待という
感じにはならなそうですけど

昨日今日反応している
台風5号からのうねりよりは
サイズの反応は良くなりそうな
感じがしますね。

火曜日か水曜日に
年休申請を出しておいても
よいかもしれません・・・?

今後の潮の動き

引用:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php

今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした!

“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

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