台風5号の反応は御前崎どまり~台風6号は千葉湘南まで反応するか⁈【2023.7.29】

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【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識

今日と明日の気圧配置と
風と波の様子です。

千葉エリアには今日も南東うねりの
反応が続いており
朝を中心に程よいサイズで
楽しめるセットが入ってきてました。

台風5号の南よりのうねりは
御前崎までは頭オーバーの反応がありましたが
千葉南と湘南への反応はイマイチなまま
サイズダウンとなってしまいました。

週明けからフィリピンの東にある
台風6号の南うねりが西日本から
反応してきそうですが
今回はどんな感じで反応してくる
でしょうか?

今日の記事では
そんな話題も盛り込みつつ
明日と明後日の予想気圧配置
からざっくり風と波のイメージも
掲載しています。

まずは今日の気圧配置から
見ていきましょう!

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今日の風と波(千葉・湘南エリア)

午前9時の気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
今日午前9時の
気圧配置です

今朝の気圧配置も昨日から大きくは変化なく、
はるか東海上から大きく西に
張り出している太平洋高気圧に
日本付近は広く覆われています。

昨日の記事には7月の気圧配置傾向
を掲載しましたが、
広い太平洋上では東〜南東の風が
長い距離吹いており、

ここで作られた東〜南東うねり
の反応が続いてます。

今朝の千葉エリアは
昨日と同じくらいのサイズ感で、
腰腹〜胸くらいのセットが
入ってきており、

風の影響の少ない朝早くは
多くのポイントで遊べる
コンディションとなりました。

朝は潮も少ない時間帯だったので、
ポイントによってはそこそこ
いい感じのセットが入ってきていた
のではないでしょうか?

ただ昼過ぎになると
南風が入ってきてしまい、
多くのポイントで風の影響受けて
まとまりのないコンディションに。

やはり今日も朝イチから
入っておくのが無難に
良かったかと思います。

 

公式LINEに登録していただいている方より
今日も波の状況を教えていただきましたが

鹿嶋エリアの朝一はオフショアの腹胸くらいの
セットでいい感じのコンディションだった
とのことでしたが、

水温がだいぶ低いらしく
海の中は寒かったようです…
明日鹿嶋エリアに向かう予定の方は
ウエット持参で行ったほうが
よさそうですね

台風5号_230729

台風5号は大陸に上陸し
熱帯低気圧に変わりました

今回の台風5号の南西ベースのうねりは
御前崎から伊豆までは十分なサイズで
届いていたようですが、

湘南や千葉エリアの反応は
鈍いままでしたね。

南西うねりのときには
今回のように御前崎まで反応してるけど
湘南と千葉にはイマイチ届かないことが
たまにあります。

その時の気圧配置や台風の強さ・コース
などによって反応は様々となるので、
どの場合は反応してどの場合は反応しない
とは言い切れませんが、

今回の台風5号の勢力とコース、
7月後半から続いている気圧配置
パターンのときには
反応がイマイチだったことは
覚えておくとよいかと思います。

明日の風と波(千葉・湘南エリア)

明日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
明日午前9時の
予想天気図です

明日もはるか東海上にある
太平洋高気圧の西への張り出し部分に
覆われる気圧配置が続きます。

毎年同じようなことを
言ってるかもしれませんが
今年も夏が更に暑くなっている
ような感じがしますよね…

自分は大丈夫と思っていても
熱中症になってしまうときがあるので
意識的に水分を補給するなどして
予防しておきたいところです。

明日の沿岸波浪予想図です。

こちらのデータを見てみると
明日の午前9時の房総半島沖では
周期9秒/波高1.0mの南東うねりが
予想されており

ひきつづき千葉エリアには
ミドルサイズの南東うねりの
反応が続きそうですが

今日より少しサイズは
下げてくるかもしれません。

沿岸部の風も
今日と同じような吹き方となり
朝一は風弱く、
午前中からだんだんと南よりの風が
やや強めに吹いてくるところが
多くなりそうです。

朝一に入っておくか
南風が強まってきてからなら
一宮周辺や鹿嶋エリアに直接
向かったほうが良いかもしれません。

先ほども記載したとおり
鹿嶋エリアはだいぶ水温が低いようなので
念のためウエット持参したほうが
よさそうです。

今日も明日のざっくり
風と波のイメージを掲載しておきます

ざっくり風とうねり230729

明後日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

月曜日も同じような
気圧配置が続きそうなので
まずは朝一の風が弱い時間帯に
サクッと入っておくのが
無難となりそうです。

この日も沿岸部の風は
南~南西ベースの風として
午後はやや強めに吹いてくる
ポイントが多くなりそう…

台風6号_230729

気になるのが
台風6号の動向ですよね

フィリピンの東を北西に進んでおり
強い勢力まで発達する予想が
でています。

日本付近を覆う太平洋高気圧の
勢力の中には台風は入ってこれず
高気圧の縁辺に沿うように
このまま東シナ海を北西から西へと
進む予想進路となっています。

台風6号からの南うねりは
早ければ月曜日の後半あたりから
太平洋側では反応が出てくる
可能性がありそうです。

石廊崎の波浪観測データの
波の周期を見ておきたいところですが
ここ最近は調子がよくないらしく
データ欠損になる時間が多くなっています。

月曜日夕方の
四国の内妻、和歌山の磯ノ浦、
伊良湖~御前崎までの遠州灘エリア
のサイズ変化をチェックしておくと
よいかと思います。

ただし今回の台風6号も
湘南と千葉エリアには反応が
鈍いままで肩透かしな反応になる
こともあるかもしれません。。

台風5号よりも台風6号のほうが
日本に近いコースを通りそうなので
台風5号のときよりは反応が良くなる
のではないかと思うのですが、

はるべえ
どんな感じで反応してくるかも
楽しみな週明けとなりそうですね!

今後の潮の動き

引用:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php

今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした!

“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

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