【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識
今日と明日の気圧配置と
風と波の様子です。
台風13号は上陸前に熱帯低気圧となり
ましたが、千葉県内は今日の早朝まで
激しい雨と雷が続きました。
昨日は千葉県内は
氾濫危険水位まで上昇した河川もあり
大量の土砂が海へと流れ込んで
今日は茶色く濁っていたポイントも
多かったかと思います。
このような大雨のタイミングで
ポイントの地形が変化することもあり
これまで深い地形だったポイントに
砂がついて割れやすい地形に変化する
場合もあったりします。
今回は地形に変化があったのか
なかったのかは各ポイントごとに
異なりますが、
地形が深く割れにくい状況だった
ポイントでは、もしかしたら少し変化が
出ているところがあるかもしれないですね。
地形がどのように変化するのか
というところは、ほとんど予測ができないので、
このようなタイミングでの地形の変化を
見て経験値を積んでいくしかないかも
しれませんね。
それでは今日も気圧配置から
見ていきましょう
~
今日の風と波(千葉・湘南エリア)
午前9時の気圧配置
気圧配置です
千葉エリアに線状降水帯を発生させ
各地で冠水や通行止めなどの
大きな被害をもたらした台風13号は、
本州に上陸する前の
御前崎の南海上で熱帯低気圧に
降格しました。
台風13号は昨夜21時までに
熱帯低気圧になりましたが、
その後はほとんど同じような
位置に停滞しており、
熱帯低気圧としては
伊豆半島あたりに上陸?
したのかもしれません。
東海上の高気圧と朝鮮半島付近に
中心のある高気圧に行手を阻まれて、
台風はほとんど動けないような
状態が続きました。
熱帯低気圧になったあとも
千葉県内は南から活発な雨雲の
通り道になっていて、
午前3時〜4時くらいでしょうか、
激しい雨と雷鳴の雨雲が通過し、
ピカっと光った瞬間は
真っ暗な景色が一瞬広く見渡せる
くらいの明るさに
その後も午前7時くらいまで
海上でピカピカ光ってましたが
雨はやみ次第に青空も見られる
ようになってきました。
〜
東海上の高気圧から
この熱帯低気圧への風の流れがあり、
朝は風が弱い時間があったものの
次第に南風が強めに吹くようになり、
ジメッと湿った風で猛暑が戻ってきました。
台風13号により
千葉エリアでは南よりの波・うねりで
大きくサイズアップしたポイントが
多かったのですが、
今朝は南風をかわすポイントを中心に
サイズはだいぶ落ち着いてきて、
千葉北では一宮周辺、千葉南では千歳・千倉
ポイントではミドルサイズの波が残り
そこそこ楽しめる波が入ってきていたようです。
河口が近いポイントでは、
大雨による土砂の流入により海は
茶色く濁っているところも
あるかと思いますが、
この土砂の流入により
いい感じのサンドバーが形成されている
可能性もあるので、
大雨が降った後にはこんな観点からの
ポイント選びをしてみるのも
よいかと思います。
〜
湘南エリアの朝は
北よりのオフショアが吹いていて、
波も腰腹〜胸くらいの程よい
ファンサイズなコンディションで
楽しめていたようですね。
その後は南風が入ってしまい
コンディションがダウン
してしまいましたが、
朝一から入っておけば
いい感じで楽しめたのでは
ないでしょうか
~
今日の波
朝一の一宮の波を送ってもらいました。
まだ雷が鳴っていたようでしたが
昨日よりもサイズはだいぶ落ち着いていて
そこそこ出来るコンディション。
~
南風がオンショアとなってしまう
南向きのポイントでは
サイズはまだ十分あるものの
波数多めでまとまりない波で
厳しいコンディション。
~
明日の風と波(千葉・湘南エリア)
明日午前9時の予想気圧配置
予想天気図です
台風13号から変わった低気圧は
北海道付近まで北上し、
高気圧にゆく手を阻まれた
状態が続きそうです。
明日も東海上と黄海、大陸にある
3つの高気圧に日本付近は囲まれた
状態となりそうで、
沿岸部の風は
低気圧へと吹き込む
南よりの風が入りやすい
状態が続きそうです。
今日よりも低気圧は
関東地方からは遠ざかることになり、
南よりの風は比較的に弱めに吹く
時間帯が多くなってきそうで
朝は風の弱い時間帯もありそうです。
台風13号が残した南よりの
波・うねりは更に落ち着く傾向となり
今日できていた南の風をかわす
一宮周辺や千歳・千倉エリアなどで
明日も出来る波はありそうです。
南うねりの反応が残っていて
風が少しでも弱そうな朝一から
今日出来ていたポイントで入るのが
無難となりそうですが、
午後ははるか東海上の高気圧からの
周期やや長めの東うねりが
少し反応してくる可能性もあり
サイズはそこまで期待はできなそうですが
夕方までサーフィン可能なコンディション
が続くのではないでしょうか
~
明後日午前9時の予想気圧配置
南海上には低気圧がポツポツ予想されていて
今後熱帯低気圧にもなってくる低気圧も
あるかもしれませんが、
強く発達する台風にまではならなそうな
低気圧となってくるでしょう
東海上の高気圧からの張り出し部分に
おおわれて、この日は南東ベースの
風が沿岸部に入りやすいでしょう。
高気圧からの吹き出しによる
東うねりは明日の後半と同じくらいの
サイズ感では何とか続くのでは
ないでしょうか。
~
今後の潮の動き
引用:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php
~
今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした!