千葉県内房エリアに津波注意報が発表【2023.12.3】

今日は昨夜遅くに発表された
津波注意報に関しての内容を少し
記載しておきたいと思います。

海をフィールドとしている
サーファーにとっては
津波のことは必ず意識しておかないといけない
かと思いますので、

この機会に津波のことは
再度認識しておきましょう

千葉県内房エリアに津波注意報が発表

土曜日の夜23時56分頃に
大平洋沿岸の広い地域に
津波注意報が発表されました。

 

フィリピン付近の地震発生によるもので
千葉から九州までの大平洋沿岸と
南西諸島などの島にも発表され
午前3時頃に津波が到達するという
アナウンスがされました。

津波注意報231203-2

こちらスマホのスクショしかとれなかったので
本州のみの表示となっています。

こちらは関東沿岸をアップしたものです

津波注意報231203

こちらを見て注意報が発表されている
沿岸部には少し違和感を感じた方も
多かったのではないかと思います。

千葉県には内房のみに注意報が
発表されていて
外房には発表されませんでした。

また神奈川県は湘南エリアから
三浦の海岸線までも
注意報は発表されませんでした。

注意報が発表されていたエリア
としては、富津から平砂浦、
白浜から根本海岸あたりまででしょうか。

その先の千倉から北のエリアには
注意報は発表されませんでした。

これはやはりフィリピン付近で
発生した地震ということで
フィリピン付近を震源として
そこから同心円状に津波がひろがっていく
はずなので

千葉エリアには南西方向からの
津波が入ってくるとの予想からでしょうか。

台風がフィリピン付近にあるときの
南西うねりの入り方と同じような
感じで注意報が発表されたような
感じがしていますが、

ただ南西うねりが入ったときには
内房だけでなく湘南エリアから
~三浦までのエリアにも
大きなサイズの反応がありますよね。

また千葉エリアも南西うねりが
強まったときには
平砂浦と内房エリアだけでなく
千葉南エリアの南向きのポイントには
うねりが反応することから

内房だけでなく湘南や千葉の外海の
海岸線にも津波が到達する可能性も
十分ありそうだなと思ったところでした。

今回は日曜の午前中には
すべての津波注意報が解除されたとのことで
大きな被害に至らずに良かったと思いますが
フィリピンの地震でどれくらいの
被害が出てしまったのかが気になるところです。

こちらは何度か本ブログでも
お伝えしていますが、
津波注意報/警報がでたら
迷わず海からすぐに上がるように
お願いします。

いくらいい波であっても
油断していると大変なことになる
可能性があります。

自然はなめてはいけない。

また波がいい日にサーフィンは
できますので、自然の中で楽しんでいる
ということは常に忘れないように
してサーフィンしたいですね。

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今日の天気図(3時、9時、15時、21時)

03時の実況天気図
3日03時の実況天気図
09時の実況天気図
3日09時の実況天気図
15時の実況天気図
3日15時の実況天気図
21時の実況天気図
3日21時の実況天気図

引用:気象庁ホームページ
https://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

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明日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページ
https://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

東海上には低気圧、
西日本には高気圧が予想されており
明日の関東地方は
高気圧と低気圧の間で
北よりの風が入りやすい
状況となりそうです。

朝まで北西の風が
やや強く吹くポイントが
多くなりそうで

多くのポイントでは
オフショアになりそうですが
波は抑えられて
物足りないサイズ感からの
スタートになりそうですね。

少しでもサイズのあるポイントで
潮が動いている時間帯か
後半に風が弱くなってきてから
入るなどするのがよいのかもしれません。

今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした!

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