サーフィン中、車の鍵をどう保管していますか?
「濡れるのが怖くて海に持って入れない」「車上荒らしが心配」「置き場所に毎回困る」——そんな悩み、きっと一度は経験したことがあるはずです。
いつものポイントに到着したら、波は腹胸くらいでミドルサイズの面が整った波!
でも鍵をどうしたらいいのか、保管場所に迷ってしまい、早く海に入りたいんだけどどこに保管しようか…。
結局タイヤの近くに隠して保管することに…
そんな状態では、海に入ってもサーフィンの楽しさが半減してしまいますよね…。もっと安心して海に入りたいですよね。
でも最近は、スマートキーの電波干渉や、設置場所が限られる問題など、思ったより状況は複雑…。
やり方を誤れば、鍵の故障や盗難といった最悪の事態にも繋がりかねません。
そんなサーファーの不安を解消してくれるのが、専用設計されたサーフィン用キーボックスです。
この記事では、防水・防犯・スマートキー対応など、信頼できる“最強モデル”を厳選し、選び方から活用方法まで詳しくご紹介します。
サーフィンをもっと快適に、安全に楽しみたい方は、こちらの記事を最後までチェックしてみてください!
サーフィンにキーボックスが必要な理由とは?

海に向かうサーファーの多くが直面する悩みのひとつが「車の鍵をどこに保管するか」という問題です。
スマートキーの普及や盗難のリスクが高まる現代では、サーフィン中の鍵の保管は気を使う問題です。
このパートでは、なぜサーフィンにキーボックスが必要なのかを、具体的な課題と解決の観点から解説していきます!
鍵の紛失・盗難リスクが高いサーフィン中の課題
サーフィンは自然相手のアクティビティ/スポーツであり、海に入るとだいたい1〜2時間くらいクルマから離れることになります。
少し前のクルマのキーであれば、そのまま海のなかに首からぶら下げて入ることもできましたけど、最近のクルマはほとんどスマートキーになっていて、そのままスマートキーを身につけて海に入る訳にはいきません(※キーを海に持って入る方法もありますが、そのやり方は後述します)
しっかりロックして海に入らないと、波に夢中になっている間に車上荒らしに遭ったりしたら、せっかくの楽しいサーフィンが台無しになってしまいますよね。
ビーチに車を停めるだけで狙われやすい
実は、ビーチ付近に駐車してあるサーファーの車は「留守確定」と見なされやすく、車上荒らしにとって格好のターゲットとなっています。特に平日の空いているポイントでは、周囲の目も少ないため、窓ガラスを割られて貴重品が盗まれる被害が報告されています。
メジャーなポイントで、多くのサーファーが集まるポイントの駐車場ならそこまで警戒する必要はないかもしれませんが、ポイントから少し離れた場所にクルマを停めて少し歩いてエントリーするようなポイントなどでは、特に他県ナンバーのサーファーのクルマが狙われやすいと言われてます。
スマートキーを濡らすと故障の可能性も
スマートキーを防水ケースに入れて海に入ることも出来なくはないかと思いますが、完全防水でないケースも多く、海水が侵入してスマートキーが故障する可能性が高いです。
スマートキーの交換には数万円かかることもあるみたいなので、修理までの間車が動かせないという最悪の状況にも繋がりかねません。
サーファーがキーボックスを選ぶメリット
そこで登場するのが「サーフィン用キーボックス」です。
鍵を安全に保管でき、盗難リスクやスマートキーの故障の心配を軽減してくれる便利アイテムとして、多くのサーファーが使用しています。
鍵を肌身離さず持ち歩く必要がない
キーボックスを使えば、鍵を海に持ち込む必要がなくなり、安心して海に入ることができます。
特にブーツやグローブを着用する冬場のサーフィンは、身につけるものが多くなるため、持ち物を最小限にして海に入る必要があります。
防犯性と安心感を同時に手に入れられる
キーボックスは車のドアハンドルや牽引フックなどに設置でき、ダイヤルロック式やスマートキー対応型など、防犯性を考慮した設計が多く見られます。
鍵の取り扱いに神経質になることなく、思いきりサーフィンを楽しむことができるのは、キーボックスならではの魅力となりますね。
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キーボックスの選び方|週末サーファーの視点から解説

サーフィンに最適なキーボックスを選ぶには、単に「鍵が入ればOK」では不十分です。
防水性や防犯性、取り付けやすさなど、ポイントをしっかり押さえることで、快適かつ安全安心なサーフィンライフを送ることができます。
防水性と耐久性のチェックポイント
サーフィンは海水・紫外線・砂といったあるいみ過酷な環境下で行われるスポーツです。
キーボックスを持って海に入る訳ではありませんけど、それでも海の近くの駐車場に停めることになりますし、海に入るときに雨が降っている日もあるでしょうから、それなりに耐えうる防水性能と耐久性を備えている必要があります。
海水や砂に強い構造かを見極めよう
ステンレス製や高密度の合金ボディを採用しているモデルは、サビに強く長期間使える傾向にあります。また、パッキンの有無やロック部分の密閉構造なども注目ポイントです。ビーチに直接置くことも多いため、砂が入りにくい設計かどうかも確認しておきたいですね。
ロック方式とセキュリティ性
ダイヤル式・鍵式・電子ロック式など、ロック方式にはいくつかの種類があります。使用頻度や設置環境に合わせて、自分に合ったタイプを選びましょう。
ダイヤル式と鍵式の比較ポイント
ダイヤル式は鍵を持ち歩く必要がないため、海に入るサーファーにとっては非常に便利。
一方で、鍵式は「番号を忘れてしまう心配がある人」には安心ですが、鍵の紛失リスクが伴います。
おすすめは、4桁以上のダイヤル式で暗証番号を自由に設定できるタイプです。
最近はほとんどこのタイプになってきているので、ダイヤル式を選択しておけば問題ないでしょう。
盗難対策に強い構造とは?
安価なキーボックスは、工具でこじ開けられてしまう可能性もあるため注意が必要です。
肉厚のボディや、内部に複数層のロック機構を持つモデルは防犯性が高く、車上荒らし対策にも有効です。
また、視認性の低いカラーリング(ブラック・グレーなど)も、ターゲットにされにくくなる効果も少しあります。
スマートキー対応かどうか
最近の車の多くがスマートキーを採用しているため、キーボックスの内寸に十分な余裕があるかどうかは必ず確認すべきポイントです。
リモコンキーは収納サイズや電波遮断機能が重要
スマートキーは厚みや幅があるため、小型のキーボックスには入らない可能性もあるので、その点は注意が必要です。
さらに、スマートキーはボックス内に入れても電波が漏れる可能性があるため、ボックス自体に電波遮断機能があるか、もしくは電波遮断ポーチと併用するのが理想です。
リレーアタック法
スマートキーは近年ほとんどの車に搭載され、ポケットの中からでもドアの解錠やエンジン始動ができる便利な機能ですよね。
複数人で行うのが特徴で、1人が運転手のスマートキーの近くで電波を受信し、装置で増幅した信号を仲間に送信。
別の人物がその電波を使って車のロックを解除し、犯行に及ぶとのこと。
電子的にキー情報をコピーしセキュリティを無効化するため、窓ガラスを割るよりも簡単に車を盗めてしまうのが厄介です。
盗まれた車は解体されて販売されたり、海外へ輸出されたりするケースも多いとのことで…、クルマごと盗まれたらスマホや財布なども合わせて盗まれてしまうので、ウエットスーツ姿で呆然と立ち尽くすことになってしまいそうです。
参考:ALSOK:車上荒らしに遭わないための対策
車上狙いの発生件数は年々減少傾向にあるといわれていますが、それでも油断は禁物。車上荒らしで狙われる物は、思わぬ損害額とな…
車への取り付けやすさ
設置場所が限定されていると、いざというときに使えないこともあります。自分の車に合った固定方法ができるかを事前にチェックしておきましょう。
ドアハンドル・牽引フック・タイヤなど対応箇所の種類
U字シャックルタイプならドアハンドルや牽引フックに対応しやすく、ベルトタイプならミラーやリアゲートにも固定可能です。
おすすめは、厚みのあるU字金具が付いたダイヤル式タイプ。
タイヤハウス内に隠すように取り付ければ、視認性が下がり防犯効果もアップします。
サーフィン用キーボックスおすすめ5選|楽天で買える人気モデル

ここでは楽天市場やAmazonで購入できる、サーフィンに最適なキーボックスの中から、ボクがおすすめする5製品を厳選してご紹介します。
防水性・防犯性・スマートキー対応・使いやすさといった観点から、リアルな使用感を交えて解説します。
DECANT KEY LOCKER|スマートキー対応&万能アウトドアモデル
価格:6,890円
レビュー数:0件
スマートキーやリモコンキーにも対応した、収納力のある南京錠タイプのキーボックス。海はもちろん、スノーボードや登山などアウトドア全般でも活躍できる万能タイプです。内部は広めのスペース設計で、大型キーも無理なく収納可能。ボディは耐久性の高い合金で、防水性と防犯性を両立しています。
特に冬の厚着シーズンでも操作しやすい設計で、グローブをしたままでも開閉が可能な点も魅力。見た目もシンプルで車になじみやすく、愛用中の方も多いようです。
TOOLS キーボックス|TLS STRONGの高耐久モデル
価格:5,632円
レビュー数:78件(★4.5想定)
サーフギアブランドTOOLSによるキーボックス。TLS STRONGシリーズのこのモデルは、頑丈なダイヤルロック式で耐久性に優れています。リモコンキーにも対応しており、収納スペースはしっかり確保。
防水性も高く、海水や砂にも強い設計。取り付け部は太めのU字金具で、牽引フックやルーフレールなど幅広く対応します。
海に入っていたら突然の大雨になったときもありましたけど、内まで濡れることはありませんでした。
FCS KEYLOCK|信頼のFCSブランドで安心感◎
価格:5,192円
レビュー数:5件
世界的サーフブランド「FCS」による信頼のキーロック。防犯性を意識した構造で、ダイヤル部分はしっかりとしたクリック感があり、不意に番号がズレることもありません。
内寸はややコンパクトですが、スマートキー1個であれば問題なく収納可能で扱いやすさも◎。
「FCS」というブランドはどれも耐久性がよい商品ばかりなので、個人的には安心してオススメできるキーロックです。
ダイヤル式 南京錠ボックス|価格重視&日本語説明書付き
価格:3,080円
レビュー数:0件
コスパ重視の方におすすめなモデル。4桁ダイヤル式で、防水・防犯対策がしっかりされています。内部は大容量で、スマートキーだけでなくキーケースごと収納できるサイズ感。
日本語の説明書も付属しており、サーフィン初心者や家族用としても使いやすい点が魅力です。デザインは無骨ですが、黒を基調としたカラーで車の外装にもよくなじみます。
EXTRA KEY POD LED|LED搭載の高機能モデル
価格:7,126円
レビュー数:0件
LEDライトを搭載したハイスペックモデル。
夜間や暗所での開閉が圧倒的にラクになり、スーパー朝一のまだ薄暗い時間帯からエントリーするときや、ついつい日没以降の真っ暗になるまでサーフィンした時でも安心。セキュリティ性を高める構造で、車上荒らし対策にも適しています。
ロック機構は精密かつスムーズで、開閉時にストレスを感じさせません。暗い時間帯でも鍵の出し入れがスムーズに行えます。
使い方&メンテナンス方法|長持ちさせるための注意点

キーボックスはサーフィン中の鍵管理に大きな安心感をもたらしてくれる一方、適切な使い方や定期的なメンテナンスを怠ると、思わぬトラブルにつながることもあります。ここでは、キーボックスを安全かつ長く使うための使い方とメンテナンスについて紹介します。
使用前後の水洗いと乾燥
サーフィン後はキーボックスの表面や内部に海水や砂が付着していることがあります。これらはサビや内部機構の不調の原因になるため、使用後は軽く水洗いし、しっかりと乾燥させておくと長持ちします。
塩分・砂を落として錆を防ぐ
特にシャックル部分(U字の金具)やダイヤル周辺は、塩分によって金属疲労が進みやすい箇所です。
ポリタンクに入っている水を全部使いきらずに少し残しておいて、軽くすすぎ、乾いた布で水分を拭き取っておきましょう。
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ダイヤル部のグリスアップ方法
ダイヤル式のキーボックスは、使用頻度が高いと回転が重くなったり、番号がずれやすくなったりすることがあります。
可動部にシリコンスプレーで滑りを保つ
潤滑剤には金属にやさしい「シリコンスプレー」がおすすめです。スプレーをかけた後はダイヤルを数回回し、内部に浸透させるようにしましょう。
グリスが溜まりすぎるとホコリを吸着して逆効果になるため、吹きすぎには注意が必要です。
暗証番号の変更手順(共通モデルの例)
多くのキーボックスは初期番号から暗証番号を任意に設定できます。
防犯上、出荷時の番号を使い続けるのは避け、必ず変更しておくようにしましょう。
ロック解除後にスライドボタンを押して設定
一般的な手順は以下の通りです:
- 初期番号(例:0000)で開錠
- シャックルを外し、内部のリセットレバーをスライド
- 任意の番号にダイヤルを合わせる
- レバーを元に戻して設定完了
設定方法は製品ごとに異なる場合があるため、購入時の説明書は必ず保管しておきましょう。
よくある質問(FAQ)|購入前の不安を解消

初めてキーボックスを購入する方や、スマートキーなどの特殊な鍵を使っている方にとっては、使い方や安全性に不安があるかもしれません。
ここでは、実際によくある質問をQ&A形式で解説します。
Q. スマートキーでも使えるの?
A. はい、スマートキーに対応したキーボックスが多数販売されています。
内部スペースが広いモデルを選ぶことで、スマートキー本体はもちろん、キーケースごと収納することも可能です。電波遮断機能付きのポーチを併用すれば、万が一の車両反応も防げます。
Q. 取り付けには工具は必要?
A. 基本的には不要です。
ほとんどのキーボックスはU字シャックルを採用しており、車のドアハンドルや牽引フックなどにかけるだけで固定できます。ただし、設置箇所の形状によっては少し工夫が必要な場合もあるため、購入前に確認しましょう。
Q. 自作でキーボックスを作ることは可能?
A. 不可能ではありませんが、防犯性・耐久性・防水性を考慮すると市販品の方が安心です。
特にスマートキー対応や防水仕様などは専門設計が必要なため、自作では対応しきれないリスクがあります。
万が一のトラブルを防ぐためにも、市販の信頼性ある製品を選ぶのがおすすめです。
Q. 子供でも開けられてしまいそう?
A. 4桁ダイヤル式の場合、10,000通りの番号から設定できるため、お子さんが偶然開けられるリスクは低いと考えてよいでしょう。
防犯面をより強化したい場合は、ダイヤルの回転感が重めなモデルや、LEDや防犯アラーム機能が付いた上位モデルを選ぶと安心です。
Q. キーボックスでも心配なんだけど…
A. スマートキーではない、昔ながらのドアに差し込んで回すタイプのカギ(メカニカルキー/金属キー)をつくって、首から下げて海に持って入るという方法もあります。
クルマのディーラーさんに言えば「メカニカルキー」を購入することが可能なケースが多いかと思います。オプションな場合が多いかと思いますが、「非常用のメカニカルキー」として内臓されているクルマもあるようです。
メカニカルキーなので電子的なものは何も入っておらず、海の中に持っていっても何ら問題ありません。海に入るときには、メカニカルキーをドアに差し込んで回してドアロックします。
メカニカルキーなので、クルマに装備されているイモビライザーやセキュリティアラームといった機能はONにはなりません。メカニカルキーはドアを開けることに特化したものと考えてもらえればよいかと思います。
キーボックスにカギを入れておくのは不安…という方は、こんなやり方もありますのでご参考にしてください。
まとめ|最強キーボックスでサーフィンをもっと安全&快適に

サーフィンにおける「車の鍵の保管問題」は、初心者からベテランまで誰もが直面する共通の悩みというか一部不安のようなものがあります。
しかし、信頼できるキーボックスを使えば、その不安をしっかり解消することができます。
防水性・防犯性・スマートキー対応など、製品ごとに特徴がありますが、ポイントを押さえて選べば自分に合った最強の一台がきっと見つかるはずです。
安全にサーフィンを楽しむためには、事前準備が何より大切です。
快適なサーフィンライフのために、ぜひあなたのスタイルに合ったキーボックスを見つけてください!
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