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台風7号の予想進路から令和元年台風15号/19号を振り返る【2023.8.10】

サーファーと台風についてのKindle電子書籍
【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識

今日と明日の気圧配置と
風と波の様子です。

先週末の記事からその動向が
気になっておりました台風7号ですが
やはり警戒が必要な感じの
コースと勢力になってきそうな
感じとなりました。

はるべえ
まだ週明けのことなので
どのような進路になるかは定かでは
ありませんが、、、

今回の台風7号のコース・勢力を見ると
2019年台風15号(令和元年房総半島台風)と
台風19号(令和元年東日本台風)

思い起こされます。

今日の記事は
その当時の状況などを振り返りながら
この3連休中に出来る台風への備え
についても記載していきたいと思います。

大きな被害にならないように
願うばかりですが
まだ時間はありますので
この3連休のうちに出来る備えは
しておいてもらえればと思います。

はるべえ
こちらも合わせて読んでもらえると
いろいろ参考になるかと思いますので
ご紹介させていただきます。

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今日の風と波(千葉・湘南エリア)

今週の気圧配置の推移

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
今週の気圧配置の推移です

今週は台風6号が
東シナ海から東進したあとに
北へ転向してゆっくり進み、
九州地方を中心に
記録的な大雨となりました。

今朝の時点では
台風は対馬海峡から朝鮮半島へと
北進を続けており、

海上を通過したためか
中心気圧は980hPaと勢力はそれほど
衰えないままになっています。

 

この台風は経路が特徴的であり
北西進したのちにカットバックして
東進へと転向、

その後はリップに上がるかのように
北に転向して、自転車並のゆっくりした
速度で東シナ海を北上していきました

 

これだけゆっくりした速度で
移動したことから
大雨になる時間も長時間化し、
九州地方では記録的な
積算降水量が観測された地点が
多くなったようです。

被害の拡大がないよう、
早く元の生活が戻るようにと
願うばかりです。

台風7号(ラン)の動向

2023年台風7号_230810

引用:気象庁ホームページ
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#contents=typhoon

 

先週末の記事の時点から
その動向に注目していた台風7号ですが、
やはりだいぶ警戒が必要な
コースになりつつあります。

関連記事

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230804

先週の時点ではまだ熱帯低気圧
だった台風7号ですが、
8月8日の午前に台風7号に昇格し、
ほとんど停滞〜ゆっくりした速度で
西へと進んでいます。

 

本日19時の時点の中心気圧は965hPa、
中心付近の最大風速は秒速35mで
北西へ時速15kmで進んでいます。

この後も台風7号はやや発達しながら
北西方向に進みながら北上してくる
予想となっており

来週の14〜15日あたりには
東海地方から関東地方にかけて
かなり接近もしくは上陸しそうな
コースが予想されています。

まだ来週のことなので
予想進路が変わる可能性も十分あり
ここに記載の情報はあくまで
10日時点の情報となります。

はるべえ
台風情報は必ず最新の情報を確認するようにお願いします。

このブログは主に千葉・湘南エリアの
週末サーファーの方が読者となることから、
関東目線での記載となることだけ
ご了承ください。

気になるのがやはり
台風の進路予想です。

このままの進路予想の
中心線で進むとなると
東海地方に上陸する可能性が
高いようにも見えますが

週明けの太平洋高気圧の勢力や
周辺の気圧配置によっては
北東方向に転向してくる可能性も
あるかもしれません。

2019年台風15号/19号を振り返る

今回の台風7号のコース・勢力を見て
思い出すのは2019年台風15号(令和元年房総半島台風)と
台風19号(令和元年東日本台風)です。

2019年台風15号(令和元年房総半島台風)

2019年台風15号(令和元年房総半島台風)は
関東地方に上陸した台風としては
最強クラスの勢力となり、
中心気圧955~960hPaで三浦半島を通過後に
東京湾を通って千葉市付近に上陸しました。

4年前のことなので
記憶にある方も多いと思いますが、
台風の進行方向の右側にあたる
千葉県は特に暴風により甚大な
被害が出てしまいました。

台風通過後もしばらくの間は
ブルーシートの屋根の家を
多く見かけたという方も多いのでは
ないでしょうか

千葉南部は停電がしばらく続き、
コンビニやガソリンスタンドも
休業となったところが多く、
元の生活に戻るまでに
多くの時間を要しました。

参考記事

気圧配置&天気と波情報 : 千葉で最大瞬間風速 57.5m/sを記録午前3時の実況天気図 ASAS台風15号は強い勢力を維持したまま午前8時には茨城県南部の行方市付近にあって、北東に時速25kmで進んでいます。[…]

2019年台風19号(令和元年東日本台風)

こちらの記事に状況をまとめてあります。

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3連休中に台風への備えを

台風7号についてはまだ予報円が大きく
進路予想としても定まってない前提で記載しますと
日本にだいぶ接近してきた時点で、
北東方向に転向するような進路予想になってくる
可能性もあります。

どれくらいの勢力で接近してくるのか、
どんなコースで接近してくるのかは
まだわからないところが多いですが

2019年台風15号/19号のときのようなこと
になることも想定して、
この3連休は備えをしておき

台風7号の最新の情報をチェック
するようにしてもらえればと思います。

  • クルマのガソリンを満タンにしておく
  • 食料をある程度確保しておく
  • 薬を多めにもらっておく
  • お盆休みの予定をキャンセルしておく
  • ベランダを片付けておく
  • 飛びそうなものを固定しておく
  • カーテンを用意しておく

などなど

どの方向に進んだとしても、
できる備えはしておいたほうがよいでしょう。

こちらの記事も一読ください。

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今週の波

8月7日(月)

8月8日(火)

8月9日(水)


8月10日(木)

今週の千葉・湘南エリアには
台風6号からの南西ベースの
うねりの反応が続き

風の弱い時間帯を中心に
十分なサイズでサーフィン
できた1週間だったかと思います。

南西うねりで程よく離れた
台風からのうねりだったことから
湘南エリアのビーチのポイントも
クローズアウトせずに
いい感じのブレイクが続いたようです

千葉エリアの外海のポイントも
クローズアウトになるまでの
強い反応はなかったようで、

東よりの風の影響はあったものの
平砂浦など東風をかわしつつ
南西うねりに反応するポイントでは
いい感じのブレイクもあったようですね。

 

台風6号の南西うねりはピークを過ぎ、
昨日の木曜の後半あたりからは
太平洋高気圧と台風7号からの
南東うねりの反応にシフトしてきました。

千葉エリアは東よりのうねりの方が
反応がよいポイントが多いので
今朝は昨日よりもサイズアップした
ポイントが多く

一気にハードなコンディションに
なってきてしまいました・・・

湘南エリアと平砂浦は
台風6号の南西うねりの残りがまだ反応し
昨日よりサイズは下げてきましたが、
まだまだ遊べる波は入っていたようです。

明日の風と波(千葉・湘南エリア)

明日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

はるべえ
明日午前9時の
予想天気図です

南海上の台風7号がジワジワと
北上して近づいてきます。

台風6号からの南西うねりは
ダウン傾向ながらも反応は続きそうで

台風7号と太平洋高気圧からの
強い南東うねりが明日も続きそうです。

沿岸部の風は台風7号へ吹き込む流れの
北東ベースの風が吹きやすく
朝のうちはそれほど風は強くは
吹かなそうです。

ざっくり風とうねり230810

はるべえ
明日のざっくり風と波のイメージです

千葉エリアは多くのポイントで
クローズアウトなコンディション
となり

強い南東うねりと北東の風をかわす
ポイントでは出来る可能性もありますが
技量にあったコンディションか
どうかを慎重に見極めてエントリー
したほうがよいでしょう

明日から3連休となり
出来るポイントが限られてくることから
強いうねりをかわすエリアに
多くのサーファーが集まる可能性もあります。

迷惑駐車などがだいぶ問題になっている
ようですので十分にご注意ください。

湘南エリアにも強い南東うねりが
反応してきているようであり
明日は更に反応が出てくる可能性が
あります。

ビーチのポイントは
ハードなコンディションとなってきて
リーフのポイントでは
上級者を中心にコンディションが
整ってくる可能性はありそうです。

こちらも出来るポイントが限られてくる
可能性があり、混雑するポイントも
多くなりそうなので

トラブルや事故などにならないよう
十分注意が必要となりそうです。

沿岸波浪予想図

もちろんですがしばらくの間は
ビギナーサーファーは海に入るのは
危険なコンディションとなります。

コンディションがどんな感じか
わからないまま海に入ってしまうことが
ないように、、、ご注意ください。

明後日午前9時の予想気圧配置

引用:気象庁ホームページhttps://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

 

台風7号と太平洋高気圧からの
南東うねりが更に強まり
ほとんどのメジャーなポイントでは
クローズアウトとなってきそうです。

引き続き出来るポイントは限られて
ポイントパニックのような
感じになってくるところも
出てきそうですので

事故やトラブルにならないように
ご注意ください。

上級者の方は
いい感じのコンディションになる
ポイントも出てくるかもですが

中級者までの方は
ご自身の技量とよく相談して
技量とその日の体調などに見合った
ポイントへ移動するなど

少し慎重になって行動するくらいが
ちょうどよいのかなと思います。

波のサイズだけでなく
台風からのうねりなので
普段の波よりもパワーが全然違いますし
強いカレントも発生してきます。

潮回りもよく見ておく必要があり
特に初めて入るポイントなど
岩の位置がわからなかったりして
潮が引いて露出した岩にぶつかるとか、

逆に潮が多くなって上がる場所が
なくなってしまったりするなども
ありえます。

今後の潮の動き

引用:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php

今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした!

“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

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