【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識
今日と明日の気圧配置と
風と波の様子です。
今日は一日台風7号の予想進路を見てましたが
時間を追うごとに当初予想よりも西よりの
予想進路になってきました。
各国の予報モデルもだいぶ揃ってきている傾向ですが
まだ予報円は大きくどのコースで北上するか
今後も動向チェックをしておく必要がありそうです。
当初よりもだいぶ勢力も強い状態で
接近してくる可能性が高くなってきており
厳重な警戒が必要となる地域が多くなりそうですので
連休中に備えをお願いします。
今回の台風7号は南東うねり、
前回の台風6号は南西うねりとなり
このうねりの向きによって
反応しやすいエリアと反応が鈍いエリアが
あります。
うねりの向きが重要です。
宣伝になってしまいますけど
こちらのKindle電子書籍にて
うねりの向きについて詳細記載してます。
よろしければお盆休みに
ご覧いただければと思いご紹介させてもらいます。
いい波にのるために(3):
うねりの向きを知っていい波をあてる
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今日の風と波(千葉・湘南エリア)
午前9時の気圧配置
気圧配置です
九州地方に記録的な大雨をもたらした
台風6号は朝鮮半島にて熱帯低気圧に
降格しました。
日本の東海上には
はるか東海上にある太平洋高気圧と
オホーツク海にも高気圧があって
これら高気圧の縁辺を台風7号が
ゆっくり北上しているといった
実況天気図です。
今日から3連休に入りそのまま盆休み
という方も多いかと思いますが
台風7号の動向でお盆休みの予定も
狂ってしまいそうな状況です。
気になる台風7号の動向を
早速見ていきましょう
台風7号(ラン)の動向
11日16時の状況をベースに記載していきます。
台風7号は父島の東北東にあり
中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は
秒速45mとなったことで
台風の強さのカテゴリでは
「非常に強い」台風となりました。
海水温が高い海域を通過していることもあり
昨日までの予想よりも更に発達した状態となり
強い勢力を維持したまま
日本に接近してくる可能性が高まってきてます。
台風7号はこの後も発達を続ける見込みで
次第に北西方向へと進むようになり
時速10㎞程度の自転車並みの速度で
ジワジワと北上してきそうです。
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気になる進路予想ですが、
昨日の夜時点の予想では
台風中心線は遠州灘の真ん中あたりを
指向していたのですが、
本日16時発表では
進路予想の中心線は紀伊半島となり
昨日よりも西へ進路予想がシフトしてきました。
台風の予報円の中に入る確率は70%であり
まだもう少しブレが出てくるかもしれませんが
各国の予報モデルも当初予想よりも
西よりのコースで揃ってきつつあります。
関東目線での記載となってしまいますが
このままのコースであれば
昨日の記事に記載した令和元年台風15号/19号
のような事態までの想定はだいぶ
薄くなってくるのではないかと思いますが
接近までにもう少し時間がありますので
引き続き最新の台風情報にて
進路等をご確認ください。
関西~東海エリアの方々は
週明けから警戒が必要となってきますので
この連休中にできる備えをしておいて
もらえればと思います。
台風への備えについて
以下記事にいろいろと記載してますので
ご参考にしてもらい出来る対策をお願いします。
サーファーが知っておきたい台風への備えこれまでに5回にわたって、「サーファーが知っておきたい台風の知識」として記事を投稿してきましたが、今回はサーファー以外の方も知っておきたい台風への備えについて記載していきます。台風への備[…]
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今日の波
千葉エリアの外海エリアは
台風7号と太平洋高気圧からの
強い南東うねりが反応しており
多くのポイントで波数多くハードな
コンディションとなった一日でした。
強い南東うねりと北東の風をかわす
平砂浦は台風6号の南西うねりの残りの
反応もあったようで出来るコンディション
が続いたようでした。
一方で湘南エリアは
台風6号の南西うねりの反応が弱くなり
鎌倉エリアなどでは昨日よりもサイズダウン
傾向となって程よく遊べるサイズ感が
続いたようでしたね。
南東うねりに反応しやすい西湘エリアでは
南西うねりから南東うねりにシフトして
頭サイズの反応が続いたようです。
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明日の風と波(千葉・湘南エリア)
明日午前9時の予想気圧配置
予想天気図です
台風7号は今日よりも更に発達して
中心気圧935hPaとなり北緯30度線に
近づいてくる予想気圧配置です。
沿岸部の風は今日と同じく
台風7号へと吹き込む北東ベースの
やや強い風が吹きやすい状況が
続きそうです。
明日朝の沿岸波浪予想図では
- 房総半島沖で周期10秒、波高2.6m
- 相模湾沖でも周期10秒、波高2.4m
の南東うねりが予想されています。
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明日のざっくり風と波のイメージです。
昨日とあんまり変わりはないですが
千葉エリアは今日よりも
南東うねりが強まり
外海のポイントではハードな
クローズアウトなコンディションが
続いてしまいそうです。
外海で強い南東うねりをかわすポイントも
今日よりもハードになってくる
可能性があるので、無理はしないように
お願いします。
鎌倉エリアや内房エリアでは
今回は南東うねりなので
うねりの向きとしては反応しにくい向きです。
前回台風6号は南西うねりだったので
うねりが入りやすい向きでしたが
今回は南東うねりとなり、回り込んでの
反応となることから
台風6号のときと同じような反応とまでは
ならなそうなので、その点だけ意識しておいた
ほうがよいかと思います。
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明後日午前9時の予想気圧配置
日本の南にこれだけきれいな同心円状の
台風が予想されている予想気圧配置は
なかなか珍しいかなと思います。
台風7号は勢力を維持したまま
ゆっくりと北西方向へと進み
13日朝には北緯30度線付近まで達する
見込みです。
南東うねりは更に強まり
ほとんどのポイントでクローズアウトな
状況となってきそうです。
湘南エリアは全域でハードなコンディション
になってきそうであり
千葉エリアの反応が鈍いエリアでも
サイズアップしてくる可能性もあるので
無理な行動はしないようにだけお願いします。
今日も大洗でサーファーの事故が発生したようであり
先日も一松海岸で事故が発生したばかりです。
どのような原因だったのかはわかりませんが
これだけ勢力の強い台風が近づいてきてますので
ご自身の身を守るという意味でも
慎重に行動してもらえればと思います。
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今後の潮の動き
引用:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php
~
今日の記事は以上です。
本日もお疲れ様でした!