サーフィンの車中泊やキャンプ、災害時の備えとして人気のポータブル電源「PowerArQ(パワーアーク)」。
デザイン性と信頼性の高さから、多くのサーファーやアウトドアユーザーに愛用されています。
そんな人気のポータブル電源なんですけど、「どこの国の製品なの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、PowerArQの企画・製造元・生産国をわかりやすく解説します。
結論から言うと、
さらに、製品の安全性を支えるPSE・UN38.3認証や、法人・自治体への導入実績についても詳しく紹介します。
PowerArQが「ただの中国製電源」とは一線を画す理由を、実際の企業情報とともにお伝えします。

▲ 日本のデザイン思想を取り入れたPowerArQ。アウトドアにも防災にもフィット。
PowerArQはどこの国のブランド?
PowerArQ(パワーアーク)は日本の福岡県筑紫野市に本社を構える加島商事株式会社(Kashima Shoji Co., Ltd.)が展開するポータブル電源ブランドです。
2016年に初代モデルが登場して以降、アウトドアユーザーや防災分野で高い評価を得ています。
本社所在地は以下の通りです:
〒818-0066 福岡県筑紫野市永岡1028番地
加島商事株式会社(Kashima Shoji Co., Ltd.)
同社は「日本で企画・設計を行い、海外(主に中国)のISO認証工場で生産する」という体制を取っています。
つまり、PowerArQは日本ブランド × 海外生産のハイブリッド型プロダクトです。
品質管理や最終検査は日本基準で行われており、PSE(電気用品安全法)やUN38.3(航空輸送安全基準)にも準拠しています。
豆知識:
PowerArQの企画・販売元である加島商事株式会社は、福岡県筑紫野市に本社を構える日本企業。
公式サイトでは法人導入や防災事業などの情報も発信しています。
PowerArQの製造元と生産国について

PowerArQの製造元は「加島商事株式会社(Kashima Shoji Co., Ltd.)」です。
同社は福岡県筑紫野市に本社を置き、家庭用品・防災関連製品・エネルギー機器などを扱う日本の総合商社です。
PowerArQシリーズは日本で企画・設計され、海外(主に中国)の協力工場で製造されています。
これは、世界的にも一般的な「日本企画×海外生産」のOEM体制であり、日本側が品質基準を厳格に管理する方式です。
加島商事株式会社は、生産委託先の工場に対してもISO9001認証や第三者機関による製品検査を義務づけています。
また、製品出荷前には日本基準による最終検査が実施され、安全性が確認されたうえで国内市場へ流通します。
OEM製造の仕組みと品質管理
PowerArQの製品ラインナップは、バッテリー容量や出力特性に応じて複数のOEM工場で製造されています。
各工場は、リチウムイオン電池の安全性を確認するUN38.3試験や、国内販売に必要なPSE認証をクリアしています。
特にPowerArQ2やPowerArQ Proシリーズでは、耐熱試験・過放電試験・ショート試験などの厳しいテストを経て出荷されており、
一般的な安価なOEM電源とは一線を画す品質管理体制が敷かれています。
加島商事はOEM製造先を「単なる委託先」とせず、長期的なパートナーとして製造技術を共有し、改善を重ねてきました。
その結果、PowerArQは“見た目が良いだけでなく、内部構造も信頼できる日本設計製品”として市場で定着しています。
PowerArQの生産国まとめ
- 企画・設計・品質管理:日本(加島商事株式会社)
- 生産・組立:中国(ISO認証取得済み協力工場)
- 最終検査・販売:日本
このように、PowerArQは日本ブランドでありながら、世界水準のOEM生産を活用することで高いコストパフォーマンスを実現しています。
安全規格を徹底的にクリアした「実用主義の日本ブランド」です。
PowerArQは中国製だけど安全?信頼性を支える日本品質
引用:法人・団体様用ご提案ページ
PowerArQシリーズは海外生産ながら、日本の安全基準を満たした品質管理体制によって製造されています。
安価なポータブル電源の中には安全規格を満たさない製品もありますが、PowerArQはそれらとは明確に異なります。
PSEマーク(電気用品安全法)取得済み
PowerArQシリーズは、日本国内で販売するために必要な電気用品安全法(PSE)に適合しています。
PSEマークは、日本国内での電気製品販売に義務づけられている安全認証であり、電気的なショート・発熱・過充電などのリスクを防ぐための試験をクリアした証です。
加島商事株式会社は、製造委託先の工場に対してもPSE適合性検査を実施し、基準を満たさない部品の使用を禁止しています。
UN38.3試験(輸送時の安全基準)にも合格
PowerArQのリチウムイオン電池は、国際的な輸送基準であるUN38.3にも適合しています。
これは航空機や船舶で輸送する際の安全基準で、衝撃・温度変化・圧力変化・短絡試験などの過酷なテストを通過した製品だけが認証されます。
つまり、PowerArQは日本のPSE+国際的なUN38.3という二重の安全基準を満たしており、日本市場で安心して使えるポータブル電源と言えます。
実際の安全対策とユーザー目線の改良
PowerArQの設計では、安全性を確保するために以下のような対策が取られています。
- 過充電・過放電を防ぐBMS(バッテリーマネジメントシステム)の搭載
- 内部温度をモニタリングするサーミスタセンサーを実装
- 高温時には自動遮断する保護回路を採用
- 本体素材には難燃性ABS+PC樹脂を使用し、発熱・火災を防止
さらに、ユーザーからのフィードバックをもとに、ファンの静音性改善や残量表示の精度向上など実用性のアップデートも継続的に行われています。
この「ユーザーの声を設計に反映する姿勢」こそが、日本ブランドとしての信頼を支えています。
「PowerArQは災害時に命をつなぐ電源としても信頼されています」
— 加島商事株式会社 代表メッセージより(法人資料)
▶ PowerArQのご購入はこちらから
PowerArQは法人・自治体にも採用される信頼ブランド
引用:法人・団体様用ご提案ページ
PowerArQは、一般ユーザーだけでなく法人・自治体・教育機関・医療機関など、幅広い分野で採用されています。
災害対策としての導入実績
加島商事株式会社は、全国の自治体や防災関連機関と連携し、防災備蓄電源としてPowerArQシリーズを提供しています。
特に停電時の通信確保・照明・医療機器のバックアップなど、緊急時の電力供給手段として導入されています。
- 地方自治体の防災倉庫への備蓄電源として採用
- 避難所でのスマートフォン・無線機の充電用に導入
- 医療機関・介護施設での非常用電源として利用
- 学校・大学での防災教育や研究用途での活用
また、2020年以降の大規模災害や台風被害をきっかけに、複数の自治体が防災電源として正式採用。
企業としての加島商事は、単なる販売だけでなく、導入後のメンテナンス・バッテリー診断・運用支援までを自社で対応しています。
法人向けカスタマイズ・大量導入にも対応
法人向けには、PowerArQをベースにした特注カラー・社名ロゴ入りモデルの提供も行われています。
また、複数台を連携させた商業施設・イベント会場用の電力供給システムとしても採用事例があります。
PDF法人資料によると、これまでに以下のような業種での導入実績があります。
- 建設・測量業(屋外作業時の電動工具用電源)
- 放送・メディア業界(屋外撮影・中継機器用電源)
- 通信・IT関連企業(災害時のネットワーク維持用)
- アウトドア・キャンプ関連メーカー(コラボレーション製品)
これらの導入実績は、PowerArQが単なる個人向けガジェットではなく、業務用途にも耐えうる信頼性を備えた電源であることを示しています。
加島商事によるサポート体制
PowerArQの購入後には、日本国内のサポートセンターによるアフターケアが提供されています。
製品のトラブルや修理、バッテリー診断などは国内で迅速に対応しており、海外製電源にありがちな「サポート不在」の不安がありません。
また、法人・自治体向けには専用窓口を設け、見積・納品・メンテナンスまで一括サポート体制を整えています。
この点も「日本企業の責任ある対応」として高く評価されています。
ここまでのまとめ:
PowerArQは日本企業が企画し、PSE・UN38.3をクリアした安全なポータブル電源。
法人・自治体への導入実績もあり、安心して長く使えるブランドです。
▶ PowerArQのご検討はこちらから
まとめ:PowerArQは「日本企画×信頼の品質」で選ばれる

ここまで見てきたように、PowerArQは日本の加島商事株式会社(Kashima Shoji Co., Ltd.)が企画・設計を行い、海外の認定工場で製造される日本ブランドのポータブル電源です。
生産国は中国ですが、日本基準の厳しい品質管理体制のもとで製造されており、PSE・UN38.3認証など国際基準をクリア。
さらに、自治体や法人への導入実績を通じて、防災・アウトドア・業務利用まで幅広く信頼される製品として定着しています。
つまり、PowerArQは「中国製=安かろう悪かろう」というイメージとは無縁の、日本品質を世界レベルで実現したプロダクトです。
- 製造元: 加島商事株式会社(Kashima Shoji Co., Ltd./福岡県筑紫野市)
- 生産国: 中国(ISO認証取得済み工場)
- 安全認証: PSE/UN38.3/ISO9001
- 主な特徴: 日本企画・高信頼・デザイン性・豊富なカラーバリエーション
防災対策やアウトドアで「安心して使えるポータブル電源」を探しているなら、PowerArQシリーズは間違いのない選択肢といえるでしょう。
▶ 加島商事株式会社(公式サイト)はこちら
▶ PowerArQ公式ブランドサイトへ
あわせて読みたい関連記事:
よくある質問(FAQ)
PowerArQはどこの国の製品ですか?
PowerArQは日本の加島商事株式会社(Kashima Shoji Co., Ltd.)が企画・設計を行い、中国の認定工場で製造されています。
PowerArQの製造元はどこですか?
製造元は福岡県筑紫野市の加島商事株式会社です。国内品質基準のもとで製造管理・最終検査を行っています。
PowerArQは中国製ですが安全ですか?
はい。PowerArQはPSE(日本の電気安全法)およびUN38.3(国際輸送基準)に適合しており、ISO9001認証工場で製造されています。日本企業が品質を管理しているため、安心して使用できます。
どんな人・企業に選ばれていますか?
一般ユーザーに加え、自治体・防災機関・建設業・メディア業界など幅広い分野で採用されています。防災備蓄やアウトドア、非常時の電力確保などに最適です。