サーフィンでメガネはどうする?目が悪い人の4つの選択肢と海での選び方

サーフィンでメガネはどうする?目が悪い人の4つの選択肢と海での選び方

このブログは
風や波のコンディションが
サーフィンにどのように
影響してくるかについて
いろいろと書いているブログ
です。

サーフィンスクールの予約は取れたけれど、
当日メガネをどうするかが決まっていない。
外したら足元もあやしいのに、
持ち物リストには何も書いていない。

そんな状態でこのページに
たどり着いた方が多いのではないでしょうか。

はるべえ
目が悪いことは、
海に入らない理由には
ならない
というのが
ボクの実感です。

ボク自身も30年近く、
視力を矯正しながら海に入り続けています。

この記事では、

  • 普段のメガネのまま海に入るのがおすすめできない理由
  • 海の中で「見えない」と、具体的に何が起きるのか
  • 目が悪いサーファーの4つの選択肢と比較表
  • その日の海の状況で手段を選び分ける考え方
  • 度付きゴーグル・サングラスを買う前のチェックリスト

について、気象とサーフィンの
両方の視点から整理していきます。

目次

サーフィンに普段のメガネのまま入るのはおすすめできません

まず結論からお伝えします。

普段かけているメガネのまま海に入るのは、
おすすめできません
壊す・失くすリスクが高いうえに、
見え方そのものも陸上とは変わってしまうからです。
普段よくサーフィンされる方であれば、当然のことかもしれませんが
これからサーフィンやってみようという方にとっては
どうしたらいいかわからないところですよね…。

外れる・沈む・視界がゆがむ

理由は大きく3つあります。

1つめは、外れやすいこと

波を1本かぶるだけで、
テンプル(つる)は簡単に持っていかれます。
テイクオフで前に飛べば、なおさらです。

2つめは、沈むこと

一般的なメガネは水に浮きません。
落とした瞬間に足元の砂の中で、
回収はかなり難しくなります。

3つめは、視界がゆがむこと

 

レンズに水滴がついた状態では
波の面がにじんで見えますし、
海面の反射でまぶしさも増します。
陸で見えているようには見えません。

さらに、割れたレンズやフレームは
自分だけでなく周りの人にとっても
危ないものになります。

メガネバンドがあれば大丈夫、とは言い切れない理由

「スポーツ用のバンドで固定すれば
いけるのでは」と考える方は多いです。

たしかにスポーツ用のメガネバンドを使えば、
落とす確率は下げられます。

ただ、バンドで解決するのは
「落下」だけです。

  • 水滴でにじむ視界は変わらない
  • 横からの水の入り方も変わらない
  • 波の衝撃でフレームが顔に押し付けられる

つまり、陸で波をチェックするときや
ごく穏やかな日の海遊びであれば
選択肢に入りますが、
波に乗る前提の道具としては
心もとないというのが正直なところです。

海の中で「見えない」と何が起きるのか

「危険です」とだけ言われても
ピンとこないと思いますので、
中身を3つに分けて説明します。

はるべえ
この3つがわかると、
自分がどこまで見えている必要があるのかを
自分で判断できるようになります。

①沖から来るセットの盛り上がりが判別できない

波は、割れる前は
「黒っぽい水面の盛り上がり」として
沖に見えています。

ここが判別できないと、
沖に出るタイミングが選べません。

結果として、いちばん大きいセットが
入ってくるタイミングで
真正面から受けることになりがちです。

体力の消耗が大きく、
沖に出られないまま疲れてしまう
という形で効いてきます。

また波をキャッチするときも、
波が見えにくいことは
当然ながら不利な状況となります。

②まわりのサーファーとボードの位置が取れない

これがいちばん、
他人に迷惑をかけかねない部分です。

波に乗り出す直前、
自分の内側(波が割れていく方向)に
誰かがすでに乗っていないか。

はるべえ
ここが見えていないと、
前乗りや衝突につながりとても危険です。

人が多い日ほど、
このリスクは上がっていきます。

③岸の目印を失って、流され方に気づけない

海の中では、自分がどれだけ流されたかを
岸にある目印で判断します。

建物、ライフセーバーの旗、
入水したときに覚えた景色。

これが見えないと、
横に流されていることにも
沖に持っていかれていることにも
気づくのが遅れます。

はるべえ
流れの話は
知っておくと安心材料になります。
こちらも合わせてどうぞ。
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目が悪いサーファーの選択肢は4つあります

ここからが本題です。
選択肢は大きく4つあります。

選択肢外れにくさ紫外線対策価格の目安向いている人
①ワンデーコンタクト×1回あたり数十〜百数十円まず試したい人・多数派
②度付きゴーグル1万円台〜数万円強度近視・失くしたくない人
③度付きサングラス(浮くタイプ)2万円前後〜波チェックと兼用したい人
④裸眼×0円視力低下が軽く、条件が合う日

価格は店舗・モデル・度数によって
大きく変わりますので、
あくまで幅のある目安として
見てください。

①ワンデーコンタクト(いちばん多い現実解)

実際にいちばん多いのが、
使い捨てのワンデーコンタクトです。

はるべえ
ボクも海に入るときは
ワンデーコンタクトを使っています。

理由はシンプルで、
流されても被害が小さいから。

海の中で外れる前提の道具として考えると、
使い捨てにしておくのが現実的です。

衛生面でも、
海水に浸かったレンズを持ち帰って
また使うことは避けたいところです。

ボクは30年ほどこのやり方で
入り続けていて、
外れた経験も、外さないための工夫も
それなりに溜まっています。

そのあたりは1本の記事にまとめてありますので、
コンタクトで行こうと思っている方は
こちらを読んでみてください。

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231221_サーフィンとコンタクトレンズ-2

ボクはいつも「ボシュロム メダリスト」を使ってます。
>>【おすすめ】ボシュロム メダリスト

②度付きゴーグル(外れにくさを最優先するなら)

視力が0.1を下回るような場合や、
「コンタクトを流したときが怖い」
という方の選択肢が
度付きのウォータースポーツ用ゴーグルです。

ストラップで頭に固定するので、
外れにくさは4つの中でいちばんです。

一方で、

  • 曇りやすい(対策が必要)
  • 顔に跡がつく・締めつけ感がある
  • 視野が少し狭くなる
  • まわりで使っている人が少なく、抵抗を感じる人もいる

といった面もあります。

「見かけないから変なのでは」と
思われるかもしれませんが、
海の中で安全に周りが見えていることのほうが、
本人にとっても周りにとっても大切です。

はるべえ
オフショアが強い日は
テイクオフのときに
コンタクトが外れやすいんですよね…

そんなときも、度付きゴーグルなら安心です。

③度付きサングラス・浮くタイプ(波チェックと兼用)

眼鏡店のスポーツ用モデルには、
水に浮くフレームや偏光レンズのものがあります。

度付きにできるモデルなら、
車の運転から波チェック、
そのまま軽く海に入るところまで
1本でまかなえます。

海の紫外線は、水面の反射で
上からも下からも入ってきます。
長い目で見ると目の負担は小さくないので、
陸にいる時間の紫外線対策としても
持っておく価値はあると思います。

ただし、激しく波を受ける前提の道具ではないので、

はるべえ
サイズのある日にこれ1本で、
とはいかない点には注意が必要です。

④裸眼で入る(成立する条件と、やめておきたい日)

意外に語られませんが、
裸眼という選択も現実的な場合があります。

成立しやすいのは、次の条件が
そろっている日です。

  • 矯正なしでも人の輪郭とボードが見える程度の視力
  • 波は腰くらいまでで、掘れていない
  • 人が少なく、まわりとの距離が取れる
  • 岸に大きくて見分けやすい目印がある
  • 濁りが少なく、足の着く深さで遊べる

逆に、この条件が崩れる日
(サイズが上がった、混んでいる、濁っている、風で海面がざわついている)は、
矯正手段を用意するか、入るのを見送るという判断のほうが無難だと思います。

レーシック・ICLという選択肢についての考え方

根本的に解決したいということで、
手術を検討する方もいます。

ここは完全に個人の価値観と体質の話なので、
おすすめも否定もしません。

はるべえ
ボク自身は、
自分の体の一部を削るという判断ができず、
コンタクトを使い続けている側の人間です。

もし検討するなら、
サーフィンをする前提で
術後にどのような注意点があるかを
眼科でしっかり確認してから
決めることをおすすめします。

その日の海の状況で選び分ける

ここが、この記事でいちばん
お伝えしたいところです。

多くの記事は「どれを買うか」で終わりますが、
実際には同じ人でも、日によって
合う手段は変わります

波のサイズと掘れ方で変わること

サイズが上がるほど、
波を受ける回数と衝撃が増えます。

つまり、コンタクトが流れる確率も、
メガネ類が外れる確率も上がります。

膝〜腰くらいの日と、
頭サイズでドカンと掘れる日とでは、
必要な固定力がまったく違うと
考えておくとよいでしょう。

サイズがある日の波でパーリングしたり、
大き目のセットを何本も喰らったりして、

はるべえ
巻かれて息ができなくて苦しくなったときに、
海の中で目を開けてしまうと…コンタクトは外れやすいです。

人の多さで変わること

混んでいる日は、
周りが見えていることの重要度が
一気に上がります。

はるべえ
前乗りや衝突を避けるためには、
自分の内側にいる人の位置を
きちんと把握する必要があるからです。

周りが見えてないと、
ピークから乗ってくるサーファーに気づかずに
ショルダーからドロップインしてしまう
可能性も高くなります。

見え方に不安がある日は、
混雑したピークを避けて、
少し離れた場所で入るという選び方もあります。

風・濁り・岸の目印で変わること

オンショア(海から陸に吹く風)で
海面がざわついている日は、
波の面が読みにくくなります。

雨のあとで濁っている日は、
そもそも水中の視界が期待できません。

はるべえ
そして曇天や霧の日は、
岸の目印が見えにくくなります。

こうした日は、
矯正の精度を上げるか、
入る時間を短くするか、
見送るか。

判断材料が増えるほど、
無理をしない選択がしやすくなります。

判断のめやす表

あくまで目安ですが、
考え方の整理として使ってみてください。

その日の海選びやすい手段ひとこと
膝〜腰・空いている・晴れ裸眼/コンタクト視力が軽度なら裸眼も選択肢に入りそうです
腰〜胸・そこそこ混雑コンタクト/度付きゴーグル周りが見える状態を優先したい場面です
頭前後・掘れる・人多い度付きゴーグル固定力を最優先に。無理をしない判断も大切です
濁り・強いオンショア度付きゴーグル/見送る視界が期待できない日は時間を短めに
波チェック・移動中度付き偏光サングラスまぶしさが減ると波の面が読みやすくなります
はるべえ
道具をひとつに決めるより、
その日の海に合わせて
使い分ける
ほうが
現実的だと思います。

度付きゴーグル・サングラスを買う前のチェックリスト

決して安い買い物ではないので、
店に行く前に確認しておきたいことを
まとめておきます。

  • 自分の度数で作れるか:強度近視や乱視は対応範囲外のモデルもあります
  • ストラップの調整幅:頭のサイズに合わせて締められるか、ずれないか
  • 曇り対策:ベンチレーション(通気口)の有無、曇り止めが使えるレンズか
  • 水に浮くか:外れたときに回収できる可能性が大きく変わります
  • 撥水コート:水滴が切れるかどうかで見え方が変わります
  • 偏光と紫外線カット率:まぶしさ対策と目の保護。曇天用の明るいレンズも選べるか
  • 視野の広さ:かけたまま横と下を見て、死角が大きすぎないか
  • レンズ交換ができるか:度数が変わったときに作り直しになるかどうか
  • 総額:フレーム代とは別に度付きレンズ代がかかることが多いです

可能であれば、スポーツ用の度付きを
扱っている眼鏡店で相談するのが
いちばんの近道だと思います。

サーフィンで使うと伝えると、
浮くフレームやストラップまで含めて
提案してもらえます。

使ったあとの手入れ

海で使う道具として、
最低限やっておきたいのは3つです。

  • 真水でよく洗う
    塩が残るとレンズもストラップも傷みます
  • 陰干しで乾かす
    直射日光と車内放置はコーティングの大敵です
  • レンズを拭くときは水気を落としてから
    砂がついたまま拭くと傷になります

ストラップのゴムは消耗品なので、
伸びてきたら早めに交換しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q1. ゴーグルをしている人を見かけないのはなぜですか?

ひとつは、コンタクトで済ませている人が
多数派だからです。

もうひとつは、見た目の抵抗感です。

ただ、見えないまま入って
人にぶつかるほうがずっと問題ですので、
必要だと感じたら使ってよいと思います。

Q2. スクールの体験1回だけならどうすればいいですか?

まずはワンデーコンタクトで
問題ないことが多いです。

体験レッスンは足の着く浅い場所が中心で、
インストラクターも近くにいます。

予備を1セット持っていくと、
落としてしまったときも安心なので
気持ちがずいぶん楽になります。

Q3. メガネバンドで固定すればいけませんか?

落とすリスクは減りますが、
水滴でにじむ視界と
波の衝撃は解決しません。

波チェックや浅場の遊びなら選択肢に入りますが、
波に乗る前提なら
別の手段を用意したほうがよさそうです。

Q4. 海に入ったあと目が充血するのですが

海水と紫外線、
どちらも目には負担になります。

上がったあとに真水で顔を洗い、
気になるようであれば眼科で
相談してみてください。

痛みや充血が続く場合は、
自己判断で我慢しないほうが安心かと思います。

まとめ:目が悪いことは、海に入らない理由にはなりません

最後にポイントをおさらいします。

  • 普段のメガネのまま海に入るのはおすすめできない(外れる・沈む・視界がゆがむ)
  • 見えないことの危険は「セットが見えない」「人の位置が取れない」「岸の目印を失う」の3つ
  • 選択肢はコンタクト/度付きゴーグル/度付きサングラス/裸眼の4つ
  • どれかひとつに決めるより、その日の海の状況で選び分けるほうが現実的
  • 買う前に、度数・ストラップ・曇り対策・浮くかどうかを確認する

見え方に不安があるほど、
その日の海がどんな状態なのかを
事前に読んでおく価値は大きくなります。

サイズ、風向き、混み具合。

このあたりを予報の段階で
ある程度つかめるようになると、
「今日はこの手段で入ろう」という判断が
自分でできるようになっていきます。

風の読み方については
こちらの記事で解説していますので、
合わせて読んでみてください。

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