サーファーとサメ

60歳サーファーがシャークアタックの被害に遭う@オーストラリア

数日前のことですが気になるニュースがありましたので、このことについて記事にしていきます。

このカテゴリではサーフィンと気象関連の様々なニュースや話題で気になったところを、私の勝手な解釈をベースにツラツラと記載していきます。

3m級のサメに襲われる被害

先週のことですが、いつもちょくちょくチェックしているサーフィンのメディア「THE SURF NEWShttps://www.surfnews.jp/

を見ていると、この記事が目にとまりました。

THE SURF NEWS「サーフニュース」

5月下旬にお伝えしたカリフォルニアでの若いシェイパーのシャークアタックに続き、今度はオーストラリアで3m級のサメによる被…

オーストラリアで60歳の男性サーファーがシャークアタックに遭い亡くなったとの悲しいニュースです。

記事の一部を引用させていただきますと、

6月7日の午前10時頃に入ったオーストラリアのニュースによるとニューサウスウェールズ州のツイードヘッズ周辺、キングスクリフ南に位置するソルトビーチで60歳の男性がシャークアタックに遭遇。
太ももを噛まれ、男性は他の2名のサーファーの助けによってビーチに戻った時は命があったものの、その後亡くなったそうだ。

引用元:THE SURF NEWS
今度はオーストラリアでシャークアタックの被害が…  https://www.surfnews.jp/news_topics/news/33409/

なんと太ももを噛まれたとのこと・・・

想像するだけで鳥肌が立ってきてしまいそうなんですが、その後周辺にいたサーファーによってビーチに戻れたものの、その後お亡くなりになられたとのこと・・・。

記事によると、ニューサウスウェールズ州のツイードヘッズ周辺、キングスクリフ南に位置するソルトビーチとの記載があったのでGoogle Mapで場所を見てみたところ、こちらのビーチのようです。スナッパーロックスのあるクーランガッタから南に下ってキングスクリフビーチの更に南にあるポイントのようです。


びっくりしたのはそのサメの大きさ。

なんと3mもの大きさとのこと。まだそのサメは特定されてないとのことで、まあそんな簡単に特定できないような気もします。

どうやらホオジロザメがその周辺では活動しているようで、キングスクリフ沖でオスのサメを確認していたとの情報もあるようです。

 

シャークアタックのニュースはそんなに多くはないですけど、でもたまに海外からの情報としてちょくちょく耳にするニュースです。

中でもやはりオーストラリアはシャークアタックの発生件数が多いほうだと思います。

記事にも記載がありますが、今年の1月にウエスタンオーストラリア州、4月にクイーンズランド州のグレートバリアリーフでそれぞれシャークアタックの被害があり亡くなった方が出てしまったとのこと。

経験の多いサーファーなら一度は遭遇しているかも

日本のビーチでサーフィン中にシャークアタックの被害というのはほとんど聞いたことはありません(種子島で数年前にあったような気もしますが・・・)。

ただこれも数年前でしょうか、茨城県の鉾田の海水浴場でサメが確認されたとして、当時は大きなニュースとなり海水浴場がしばらく閉鎖になったということは記憶にある方も多いかと思います。

鉾田から鹿嶋のあたりでサメが目撃されたとのことですが、このあたりは多くのサーファーが集まるビーチでもありますけど、このときはシャークアタックという事態にはなりませんでした。

でも長年サーフィンをやっている方は、海外へサーフトリップに行ったときにサメを見たとか、ヒレを見たとか、そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。

かくいうわたしもだいぶ昔にバリにサーフトリップに行ったときに、あれは確かグリーンボールヌサドゥアだったと思うのですが、はじめてヒレというものを見て急いでビーチから上がった記憶があります。

グリーンボールで見たヒレは近くにいたバリニーズもサメだと言ってました。サメかどうかはわかりませんけど、やはり実際に海の中で見るとビビりますよね・・・でもこんなときに限って焦ってしまいパドルがなかなか進まず、インサイドは地形深くてブレイクもしていなくて冷や冷やしながら上がったことを覚えています。

そのあとに入ったヌサドゥアでは複数のヒレが見えて、、、ヌサドゥアってボートで連れてってもらうアウターリーフのポイントじゃないですか。帰りのボートに乗るためにブレイクポイントよりもアウトにパドルしてボートにたどりつかないといけないんですけど、その時は沖にパドルする勇気はなく・・・岸に向けてかなりの時間をパドルして上がったときにはもうクタクタになったことも思い出しました。

サメじゃないかもしれないですけど、パッと見ではわかりませんからね・・・

サメじゃなくても海洋生物との遭遇はビビる・・・

サメじゃなくても大きめの海洋生物と遭遇すると、正直怖いです。

カリフォルニアのベンチュラでサーフィンしていたときに、目の前に急にラッコのような生き物が現れたときもかなりビビりました。ラッコって映像で見たりするとかわいいですよね。でも実際に目の前に飛び出てきたラッコ?らしき海洋生物はちょっと怖かった・・・。

イルカも実際に海で遭遇すると怖いと思います。イルカだとすぐに判別できれば全然怖くないと思いますけど、その辺慣れてない目でみたらイルカなのかサメなのかの区別もつけられず、たぶん怖いです。

関連記事

ふと昨日ネットを見ていたら、次回 2019/10/20放送予定の「世界の果てまでイッテQ!」の番組の中で、ウッチャンナンチャンの内村さんがイルカとサーフィンするような内容を放映するとありました。サーファーならこんなシチュエーションに[…]

身近なところでは、千葉北の九十九里エリアではスナメリの目撃情報がよくありますね。

ゆっくりした独特の動きをするのでサメではないとすぐわかるのですが、中にはかなり大きいスナメリが近くにいるときがあります。

エイは遭遇したことはないですけど、針で刺されたりする被害もあったりするようで、注意が必要です。

「コレクトサーフ」サーフィンのONLINE SCHOOL
詳細はこちらからご覧ください~目から鱗の情報が沢山あります

シャークアタックに遭わないために・・・

こればっかりはサーフィンしていたらどうしようもないところはありますけど・・・

ただ多くのサイトで記載されていることをざっと書いてみますと、、、

  • 遭遇する時間帯で多いのは早朝や夕暮れ時
  • 怪我して血がでてしまったらすぐに上がる
  • おしっこもしない
  • 誰も入っていない海には入らない

こんなことを気を付けましょうとありますが、波が良かったら朝一の誰も入ってない海に一人で入ってしまいますよね・・・

これだけ気にしているといい波に乗れなくなってしまうので、日本のビーチでサーフィンするのであれば、あくまで参考として頭の中に入れておくくらいでいいのかもしれません。もちろん離島などの環境によって大きく異なるので、そこは入るポイントのことをよく調べてから入るようにしたいところですね。

まあ、そもそもですけど、海はもともとは海洋生物のフィールドであり、彼らからしてみればサーファーのほうがよそ者なんですけどね。

以上、気になったニュースについて自身の経験踏まえて記事にしてみました。

よろしければいろいろシェアしてもらえるとうれしいです!

 

 

ぼっちサーフィン

このサイトでは週末サーファーが海にいる限られた時間の中で、いかにいい波に乗るかということをテーマに、気象の観点からいい波をあてるための記事を多く書いています。そんなこのブログのターゲットである多くの週末サーファーは、海から1時間以上[…]

ぼっちサーフィン_サムネイル完成
ISA-WSG

世界レベルのサーフィンを観戦しに宮崎へ2019年9月7日から15日まで宮崎の木崎浜で開催されている、ISAワールドサーフィンゲームスを観戦してきました(Day6 ; 9/12)。実は元々は観戦する予定はなかったのですが、世界のト[…]

ISA ワールド サーフィン ゲームス 宮崎 木崎浜の観戦情報2
週末に通うポイント

はるべえはるべえ@波乗りお天気ブログを毎日更新している気象予報士です今回は週末に通うサーフポイントについていろいろご紹介していきます!週末サーファーは毎週のように海に通ってサーフィンする方[…]

いい波に乗るために関東エリア
週末に通うポイント

はるべえはるべえ@波乗りお天気ブログ×6年目の気象予報士です今回も週末に通うサーフポイントについての記事を書きました!週末サーファーが毎週末に通うサーフエリア・ポイントについての記事の2回[…]

いい波に乗るために関西エリア
“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

Kindle Unlimited」への登録で、全ての本は30日間無料で読めます。Amazonユーザなら登録は簡単です Kindle Unlimitedはこちらから
サーファーとサメ
最新情報をチェックしよう!