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前線南下により風は北にシフト、台風21号のうねりが反応し始める【2018.9.2】

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【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識

9/2 3:00 地上天気図 ASAS / 予想天気図 FSAS24

秋雨前線が昨日からゆっくり南下してきていて今朝は関東地方から紀伊半島をとおり四国の南から九州を横切るような感じで横たわる。本州は概ね前線の北側に位置するようになり昨日までとは陽気も風向きもガラリと変わった。太平洋沿岸では北寄りのオフショアになるポイントが多くなり、台風21号からのうねりの反応が次第に良くなってきていて今日から明日は楽しめそうな気圧配置。

明日にかけて本州上の前線は不明瞭となり東へ後退、台風21号は更に北上し東にある太平洋がやや張り出しを強めてきそうな気配。

既に九州から四国の東向きポイントには台風21号からの南東うねりの反応が良くなってきているが、和歌山から伊勢、伊良湖から御前崎、伊豆、湘南、千葉までも次第に台風21号からのうねりの反応が良くなってくる。

急なサイズアップにより強いカレントが発生したりするので、今日から明日にかけて海に入るときは十分注意して技量によりポイントセレクトが必要に。明日は上級者向けながら頭オーバーでオフショアとなりコンディション良くなるポイントが多くなりそう。

台風21号はゆっくり北上中

昨日は猛烈な台風というカテゴリだったが今朝は非常に強い台風となり、最盛期は越えた模様。

昨日よりやや中心気圧をあげて925hpa、北西に10KTとゆっくり北上を続けている。

コースは昨日よりやや西を通るコースへシフトした感じ、太平洋高気圧の強弱次第でまだコースには少しブレが出てきそうだけど、四国から東海のどこかに接近から上陸してきそう。更に西へとシフトする可能性もあり、四国地方も引き続き警戒が必要。

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非常に強い台風として接近から上陸?

このまま非常に強い台風として接近上陸となると、1993年台風13号以来のことになるとのこと。それだけ勢力の強い状態で接近する台風は稀であることなので、暴風雨に厳重警戒。前回の台風20号で被害のあった地域に再度暴風雨をもたらす可能性あり、今日のうちに避難準備など早めにお願いします。

台風情報は常に変化するため最新の情報を確認いただきたい、

気象庁台風情報

http://www.jma.go.jp/jp/typh/

今朝の千葉エリアは北の風

前線の北側に位置することにより、昨日とは打って変わって北の風にシフト。

台風21号からの顕著なうねりの反応はまだないものの、うねりはしっかりしてきており九十九里エリアでは腹胸から肩サイズ、飯岡も腰腹から胸くらいで北の風でコンディションは上向いてきている。

部原や御宿もコンディション良くなってきていて十分楽しめる。

一宮周辺は腹胸サイズで北の風によりオンショアコンディションで波質はダウン傾向に。

千葉南もうねりがしっかりしてきて鴨川から和田では北寄りの風でコンディション上向いてきている。鴨川マルキは胸肩サイズで面がまとまってきていて今日は良さそう。

勝浦のリーフも今日は良さそうな感じ、明日は上級者ならかなりいい波になりそうか。

湘南はまだうねりの反応は顕著にないものの、次第に南東よりのうねりの反応が良くなってきている。

鵠沼では腰腹サイズでオフショアでコンディション良さそうだけど激混みで危ない場面が多々ありそう。吉浜でも腰腹サイズまでアップしてきて、これから良くなりそう。

台風の知識

サーファーが知っておきたい台風に関する知識シリーズ4回目です。前回までの記事をざっとおさらいしておきますと1回目はそもそもの台風の定義のところから、台風の強さや大きさのカテゴリについて記載していますhttps://asasfsa[…]

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