10/17 気圧配置と波情報~東うねりの反応が続くが北東の風がネックな状況も継続、湘南もしばらく波は期待できなそう

10/17 3:00 地上天気図と概況

日本の南には秋雨前線が停滞し関東の東の海上には前線上に低気圧が発生して東進している。はるか東の海上にはこの前線を挟むようにして南北にそれぞれ高気圧がありほぼ停滞。

この2つの高気圧からの吹き出しによる東うねりがメインとなって太平洋側は反応している模様。これに加えて北から北東の風波が混じる感じの波が続く。

昨日は午後からサイズはやや持ち直してきており遊べるサイズは今朝も続いているが、今日も北東の風にやや影響を受けそうな一日に。

今朝の千葉エリアは北西の風

ここ最近は全般的に北寄りの風がベースとなり朝一は北西の風で昼頃にかけて北東にシフトするような日が続いている。

今朝も千葉北エリアでは北西のオフショアベースの風。片貝周辺では腰腹から胸くらいで十分楽しめる波が今朝もある。一宮周辺はここ最近は風が合わない日が続くけど、風の弱い時間帯では良くないながらも出来るコンディション。

千葉南エリアもオフショアベースの風で鴨川マルキでは腹胸くらいで今朝も楽しめる。

和田周辺もポイント選べばそこそこ出来るコンディション。

今日も一日北寄りの風で次第に北東にシフトしてところにより強く吹くような状況、風をかわしてそこそこ東うねりをひろうポイントが今日も良さそう。一宮周辺は風の影響が少なければ出来るはず、風が合わないので空いているはずなのであえて一宮周辺に行くのもよいかもしれない。

湘南は今朝も昨日と同じようなコンディションが続き、サイズのあるポイントで膝腿くらいがやっと。更に午後以降は潮が多い時間帯が続くので割れにくくなる。

前線上を次々と低気圧が東進していく

今夜9時の予想天気図

関東の東の低気圧は夜には東経160度付近まで足早に移動、その更に東にある二つの高気圧からの東のうねりは続きそうな気圧配置。

明日夜9時の予想天気図

南の前線上には更に新たな低気圧が発生し東進する予想気圧配置。

千葉の各ポイントでは、はるか東海上の高気圧からの東ベースのうねりは続きそう。ただ明日は北東から東よりの風が強く影響してきそうなので、この風をかわすポイントを選ぶのが良さそう。風の影響を受けるポイントではジャンク気味となる可能性がある。

湘南は東うねりが弱く反応する状況がもうしばらく続く見込み。サイズのあるところで膝からたまに腿くらいとショートには厳しいコンディション。西湘から吉浜までいけば腰くらいのサイズはありそうだけど、物足りないコンディションが続いてしまいそう。

今週は金曜から土曜あたりまで同じような気圧配置とコンディションが続きそうなので、少しでもサイズを求めるなら千葉や茨城エリアに向かったほうが良さそうか。ただし千葉茨城エリアも北東の風の影響がでてポイント選びは難しいかも。

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