低気圧からの東うねり、千葉はハードなポイントが目立つ【2019.4.12】

毎日の天気図と波情報

午前3時の実況天気図 ASAS

南岸を通過した低気圧はやや発達しながら東海上を遠ざかっていきます。

西日本から高気圧に覆われてきており晴れの地域が多くなってきていますが、関東は高気圧縁辺の北東よりの風がはいり雲が多い天気。沿岸部ではこれから雨も降りそうであり、冷たい空気に覆われて今日は昨日よりも寒い一日になりそうです。

低気圧は円形の等圧線を保ったまま東に移動し、千葉沿岸部との間には等圧線が少ない気圧配置です。

このパターンでは低気圧からの北東から東のうねりがしっかり反応しやすい気圧配置となります。

逆に冬型の気圧配置のように、日本との間に等圧線が何本もあったり低気圧の中心がひきしまってないときにはうねりは入りにくいときが多くあります。

千葉エリア:今日のこよみと潮まわり(勝浦)

日の出:05:11 / 日の入:18:11

小潮

満潮:07時37分(121cm) / 23時10分(106cm)

干潮:02時06分(86cm) / 15時23分(24cm)

千葉・湘南 今朝の風と波

今朝の千葉エリアは北の風。

弱めに北からの風が吹いています。

東海上の低気圧からの東ベースのうねりがしっかりと反応しています。

九十九里エリアでは頭サイズでハードなコンディション。セットはかなりアウトで割れておりスープが多くゲットが無理そう。

一宮周辺はさらに北の風が強めでジャンク気味なクローズコンディション。

今日もうねりが抑えられる飯岡や御宿などの南向きポイントが無難な感じです。

上級者の方は勝浦エリアが気になるところでしょうか。

千葉南エリアも頭サイズでハードなコンディション。鴨川では程よくうねりかわして胸肩くらいでコンディション良さそうです。

東うねりなので平砂浦はスモールサイズながらも少し出来そう。

湘南は東うねりは吉浜で反応していて腰腹から胸くらいありそうです。

その他のポイントでは東うねりの反応ではなく低気圧が残した南よりのうねりの残りがまだ反応。腿腰から腹くらいで遊べるサイズはあるようです。

東うねりが十分なサイズで続くが風が東へシフトしてきそう

午後9時の予想天気図

高気圧に覆われてきますが、関東の南海上には低気圧が発生する見込み。

風は北から次第に北東から東にシフトしてきそうなので、千葉エリアでは午前中早めに入っておいた方が良さそうです。

湘南は吉浜では東うねりは続きそうで潮のタイミングでコンディションは少し上向くかもしれません。鵠沼などビーチではサイズダウンしてくるので、こちらも早めが良さそうです。

明日午前9時の予想天気図

明日は行楽日和、東うねりで遊べるポイントが多くなりそう

明日は西から高気圧に覆われて全国的に晴れの一日になりそうです。

関東地方は朝は10度以下で少しヒンヤリするかもですが、日中は15度以上にまで気温はあがり暖かく感じられると思います。

千葉エリアははるか東の海上に遠ざかった低気圧からの北東から東のうねりの反応が落ち着きながらも続きそう。

今日は東向きのビーチを中心にハードなコンディションが夕方まで続きましたが、明日は落ち着いてくる見込みです。

九十九里エリアでは胸肩サイズくらいになりそうですが、明日も北の風が吹きそうなので片貝周辺か吉崎以北のポイントなど北の風を軽減するポイントが良さそう。飯岡までいくと明日は少し物足りないかもしれません。

一宮周辺は朝からまだハードな状況になりそうで、風も終日合わなそうです。

千葉南では鴨川エリアが無難な感じで、オフショアとなりサイズも胸肩くらいは残りそう。

和田エリアも今日より落ち着いて出来るようになりそうです。

千葉エリアの明日は、午後から東成分の風が混じって吹いてきそうなので、朝は北風がやや強めながらも南向きポイントにて午前中に入っておくのが良さそうです。

湘南は今日よりもサイズダウン傾向で明日はロングが良さそうな波になりそう。吉浜までいけば腿腰から腹くらいのサイズは残るかもしれません。

“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

Kindle Unlimited」への登録で、全ての本は30日間無料で読めます。Amazonユーザなら登録は簡単です Kindle Unlimitedはこちらから
最新情報をチェックしよう!