梅雨前線が活発となり九州の一部で災害警戒レベル4【2019.6.30】

気圧配置&天気と波情報 : 熊本から大分は早めの避難が必要

午前3時の実況天気図 ASAS

梅雨前線の活動が活発になってきています。

東北地方から日本海をとおり黄海付近まで梅雨前線は東西に横たわり、日本海の西部には前線上に低気圧があり東進中。

東海上に中心を持つ太平洋高気圧の縁辺流が梅雨前線に流れ込む構図となり、暖かく湿った空気が前線に継続して流入することで、梅雨前線が活発化。

さらにフィリピンの東に熱帯低気圧もあることで暖湿流が強まることと、アジアモンスーンによる暖湿流がちょうど九州付近に集まることにより、九州では災害警戒レベル4相当の警報が一部地域で発令しています。

気象庁 警報、注意報
https://www.jma.go.jp/jp/warn/

同じ地域に長い時間に渡って大雨が続く可能性があり、土砂災害には厳重な警戒が必要。

警戒レベル4がでている地域は、すでに避難勧告がでており早々に避難が必要という状況です。

昨年も同様な気圧配置のパターンから九州では災害が発生してしまってるので、その教訓からも早めに避難してもらいたいのと、あとは大きな被害が起きないように祈るのみです。

平成30年7月豪雨

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私にできることは、このような警戒や避難が必要な情報をブログやtwitterなどのメディアを使って情報配信していくことしかできませんが、これら配信をすることで微力ながらでも被害が軽減することに繋がればと思っています。

昨日のコンディション

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千葉・湘南 風、波、潮の状況と今日の注意事項

気象庁 アメダス 風向風速(関東地方)
https://www.jma.go.jp/jp/amedas/206.html?elementCode=1

今朝の千葉エリアは南西の強い風。

午前8時時点では千葉南エリアで既に風が強まっており、これからこの強い風のエリアが千葉北や茨城エリアにも広がっていく見込み。
今日はこの強い風がネックな一日となります。

鴨川から和田エリアなど、オンショアとなるポイントはサイズアップしてきますが、面は荒れてコンディションは悪化傾向。

オフショアとなるのは千葉では一宮周辺や千倉周辺。強い風におさえられてサイズは物足りないながらもこれら周辺でのサーフィンが今日は無難になりそうです。

南西の風で西成分が入っているので千葉エリアはサイドからサイドオフの風になるポイントも多くあり、まだやや強いくらいの風なら出来るポイントはもう少しありそうです。
ただ風が更に強まってくると厳しいかもしれません。

湘南エリアも風が強まってきて、サイズアップしつつもグチャグチャなジャンクなコンディションとなってきそう。

大磯では風を軽減して多少はできるコンディションにはなりそうですが、流れが強まるなどしてきそうです。

千葉エリア:今日のこよみと潮まわり(勝浦)

2019/06/30
日の出:04:27 / 日の入:19:00
中潮
満潮:01時42分(133cm) / 15時43分(127cm)
干潮:08時47分(22cm) / 20時51分(87cm)

湘南エリア:今日のこよみと潮まわり(江の島)

2019/06/30
日の出:04:29 / 日の入:19:02
中潮
満潮:02時02分(143cm) / 16時08分(138cm)
干潮:09時11分(25cm) / 21時17分(96cm)

今日の注意事項は、、、

南西の風により面は荒れながらもサイズアップしてきます。

ビギナーの方はコンディションの急変と強いカレントも発生してきそうなので、十分注意が必要です。

小ぶりなサイズな南西がオフショアとなる一宮周辺か千倉で練習するのが良さそうです。
沖への流れなどにも注意してください。

午前中は雷雨の可能性もあるので、空模様にも注意してゴロっと鳴ったり光ったりしたら海からは一旦上がりましょう。

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今後の気圧配置と波: 同じような気圧配置が続く

午後9時の予想天気図 FSAS24

梅雨前線はやや南下して本州の上空に横たわる位置となり、太平洋高気圧の縁辺流となる南西の風は夜にかけても継続して吹き続きそうです。

太平洋沿岸には南西からの風と波が強まり、南向きに開いたポイントを中心に大きくサイズアップしてきます。

今日の太平洋側は、この南西の風をかわすポイントへ向かうのが良さそうです。

サイズは期待できないですが、南西うねりがまわりこんでサーフィンできるだけのサイズは反応してきそうなので、グチャグチャでサイズ大きいポイントよりも小ぶりで面が良いポイントでのサーフィンが良いでしょう。

ただ強いオフショアにより沖へのカレントが強まるなども考えられるので、周囲に目印をつくるなどして注意ですね。

明日午後9時の予想天気図 FSAS48

梅雨前線が停滞して太平洋高気圧からの暖湿流が入る構図は明日も継続。

ただ前線が今日よりもさらに南下して、前線の北側に位置するポイントが増えてくるかもしれません。

この前線の位置はとっても微妙で、すぐに予報は変わってしまうことが多いのですが、今時点の予報では、四国や和歌山の磯ノ浦は前線の北側となり風は北よりに振れる可能性があります。

南西の風波でサイズアップしているので、明日の朝は風が弱いかもしくは北からのオフショアとなりコンディションが整ってくるかもしれません。

千葉と湘南は前線の位置が微妙ですが、今日のような南西の強い風はおさまりそうなので、明日の朝にはだいぶ整ってきているかもしれません。

今日の夕方から夜の風向きをチェックしておいて、風が北よりにシフトしてきてそうなら明日の朝は期待できるかも。

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