【2019.7.5】千葉と湘南の今週末は北東の風がやや強めに入りそう

気圧配置&天気と波情報 : 梅雨の時期の気圧配置が続く

午前3時の実況天気図 ASAS

東に太平洋高気圧、オホーツク海にも高気圧が停滞、黄海の高気圧もほぼ停滞気味でその狭間には日本列島がありその上空には梅雨前線が停滞しています。

今朝は九州の東の梅雨前線上に新たに低気圧が解析されています。
この低気圧が今夜から明日にかけて本州の南海上を東へ進む見込みです。

九州南部は曇りとなっていて低気圧の影響により雨の降りやすい状況、まだまだ地盤が緩んでいるのですこしの雨でも土砂災害につながる恐れがあり、警戒は続きます。

本州の太平洋側のポイントは梅雨前線の北側に位置しているところが多く、前線に向けての北東から東向きの風になっているところが多いようです。

梅雨前線の南側では太平洋高気圧から流入する南西の風が入り、南西うねりが続いている状況。

伊良湖から御前崎までの東海エリアは南西うねりの反応が良くなっているエリアもあり、御前崎では肩頭くらいのサイズまであるようでハード気味なコンディションにもなってきているようです。

湘南もショートでできるサイズは続いており、千葉もポイント選べば遊べるだけのサイズはある状況。

昨日のコンディション

気圧配置&天気と波情報 : 九州は一旦晴れ間も警戒継続午前3時の実況天気図 ASAS梅雨前線が活発な状態が続いています。気圧配置の役者はここ数日変わってなく、東には太平洋高気圧、北にはオホーツク海高気圧、また[…]

今日のツイッター波情報

今日の記事

今朝のtwitter波情報まとめtwitterに投稿された全国の波情報をピックアップしてまとめています。主に動画や画像で波のコンディションがわかる投稿をピックアップ。湘南と千葉の波情報が多めですが、その他ポイントの波情報もtwitt[…]

「コレクトサーフ」サーフィンのONLINE SCHOOL
詳細はこちらからご覧ください~目から鱗の情報が沢山あります

千葉・湘南 風、波、潮の状況と今日の注意事項

気象庁 アメダス 風向風速(関東地方)
https://www.jma.go.jp/jp/amedas/206.html?elementCode=1

今朝の千葉エリアは北東の風。
沿岸部ではやや強まって吹いてきているようです。

前線の南側からの南西うねりは弱まり、太平洋高気圧の張り出しが弱まったことから南から南東ベースのうねりにシフトしてきているような状況。

九十九里エリアでは腿腰から腹くらい、一宮周辺はうねり入りにくいので膝腿から腰くらいのサイズ感。

北東の風なので片貝周辺が無難なところでしょうか。

千葉南エリアも腰腹くらいのサイズはあり、鴨川から和田エリアは風が合うポイントではこれから潮が引いてきたらそこそこ遊べそうな波になりそうな感じ。

湘南も朝一からショートでも遊べる波。

こちらは南西うねりの残りが反応しているようで腰くらいのサイズはあるようです。

南西うねりはサイズ下げてくるかもしれませんが、これから潮が引いてくるのでチェックしてみても良いでしょう。

千葉エリア:今日のこよみと潮まわり(勝浦)

2019/07/05
日の出:04:29 / 日の入:19:00
中潮
満潮:05時14分(151cm) / 19時23分(142cm)
干潮:12時21分(-7cm) / 時分(0cm)

湘南エリア:今日のこよみと潮まわり(江の島)

2019/07/05
日の出:04:32 / 日の入:19:01
中潮
満潮:05時23分(157cm) / 19時47分(152cm)
干潮:00時14分(99cm) / 12時43分(-4cm)

今後の気圧配置と波: 明日も北東ベースの風

午後9時の予想天気図 FSAS24

梅雨前線上の低気圧は紀伊半島沖合まで東進してきます。

千葉と湘南エリアの風向きは次第に東よりから南東にシフトしてきそうな気圧配置です。

湘南の南西うねりはダウン傾向になりそうですが、サーフィン可能なサイズはキープしそう。

潮が引いてくるので日中は出来そうですが、夕方は潮があげてきて割れにくくなりそうです。

千葉も北東から東よりの風で腰腹サイズはキープしそうなので、片貝や鴨川など北東の風を軽減してうねりにも敏感なポイントが良さそうです。

明日午後9時の予想天気図 FSAS48

前線上の低気圧は東海上へ抜けていきます。

千葉と湘南エリアの明日は朝から北東の風が強めに入りそうです。

明日の明け方あたりに前線上の低気圧が南海上を通過します。

湘南と千葉南エリアではこの低気圧通過によりすこし南西うねりの反応が良くなってくる可能性もありますが、低気圧に向けての北東から東の風が強く入りそうなので波は抑えられて反応が良くないかも。

ただ北東の風がやや強めに入る可能性は高いので、千葉なら今日と同じく片貝や鴨川などのポイントが無難な選択になると思います。

この時期は前線と低気圧の微妙な位置でコロコロと状況が変わるので、どうなるかは最新の情報を見る必要があるので、明日朝から海に行く予定の方は夕方の状況や夜のアメダスの情報をチェックしておきましょう。

過去の同じ日の気圧配置と波情報

OnThisDay(2017/07/05)

7/5 3:00 ASAS台風3号は台風の勢力を維持したまま日本列島を横断、午前3時には銚子の東の海上まで抜けた。一方で梅雨前線は活発な状況で南下してきており今朝は中国地方で大雨。島根県では大雨特別警報が発令している。その地方で50年に一[…]

IMG
OnThisDay(2018/07/05)

7/5 3:00 ASAS 台風7号から変わった低気圧は梅雨前線を伴い全国的に大雨をもたらしている。太平洋高気圧がやや勢力を東に後退させたことで低気圧と前線に向かい暖湿流が大量に流れ込み、梅雨末期の大雨の様相。一方ではるか南の海上に[…]

IMG
気圧配置による風と波

はるべえ今回は気圧配置の型によってどんな波になるのかを詳しく解説していきます毎日毎日天気図みて気圧配置の流れからどんな波のコンディションになるのかを見ていますが、、、気圧配置にもいろんなパター[…]

いい波に乗るために気圧配置パターン
波をつくるための風

/サーファーはいつも風を気にしています\はるべえはるべえ@サーフィン大好きな気象予報士です。そうなんですサーファーはいつも風を気にしているんですよね海に行く前日はもとより平日の[…]

波をつくるための風
沿岸で吹く風

はるべえはるべえ@波乗りお天気ブログを毎日更新している気象予報士です今回はビーチで実際に我々が感じることのできる「風」について・・・サーファーにとってのもうひとつの”風”前回の記事に記載しましたと[…]

サーフチェックサムネイル
“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

Kindle Unlimited」への登録で、全ての本は30日間無料で読めます。Amazonユーザなら登録は簡単です Kindle Unlimitedはこちらから
最新情報をチェックしよう!