ポイント毎に異なるうねりの反応
前回の記事では「うねりの向き」について記載してみましたが、
今回は日本のサーフエリアの特徴や反応するうねりの向きについて記載してみよう
ポイントの向きによってうねりが入りやすいのかどうかについては何となくイメージがつくかと思います。
週末は波があるのか?ないのか?[caption id="attachment_5553" align="alignnone" width="1024"] 写真:メローな程よいサイズのいい波、こんなコンディションなら最高だ[/captio[…]
うねりの向きとポイントの向きがわかっていれば、
今回はまず個別のポイント毎ではなく、
わたしの知っている範囲でのかなりざっくりとした記載になりますが、
※今回もSurfingRepsさんのホームぺージにわかりやすいサーフポイントがありますので、そちらを引用させていただいてます。
千葉エリア

首都圏の多くの週末サーファーが通う千葉エリア。
都内から一番近い千葉北エリアの片貝周辺は、夜中など空いていれば1.
またアクアラインを使えば、千葉南エリアの鴨川から千倉エリアと平砂浦も2時間程度で到着することが可能
メジャーなポイントだけでいうと、
全国でも年間を通してこんなコンスタントに波のあるエリアはな

千葉県は本州のちょうど東の付け根に位置しており、東西南北のほぼ全ての方角からのうねりに反応するという、非常に波に恵まれたロケーションです。
1年中、千葉の海岸線のどこかではサーフィン可能な波が割れていま
うねりのベースとなるのは、
この高気圧の中心位置と等圧線の配置によって、千葉をはじめとする太平洋側のポイントは大きく影響をうけるため、本ブログでも高気圧の位置についてはいつも気にして記載しています。
夏になれば高気圧の中心が日本の近くまで近づくことで南から南東のうね
冬になればアリューシャン付近の低気圧からの北東うねりが千葉北エリアを中心に良く反応し
強いうねりによりメジャーなビーチブレイクのポイントがクローズしたとしても、千葉県内の海岸線を走ればどこかしらで強いうねりや風をかわすポイントがあります。
また台風や春一番などの強い南~南西うねりが入れば内房でもサーフィン可能となり、外房とはまた違ったブレイクを楽しむことができます。
湘南エリア

相模湾の奥に位置する湘南エリアは内海となるため、
とはいっても、
冬場の御前崎沖合で強く吹く西風による西うねりは鎌倉エリアで反

相模川から江の島までの海岸は遠浅のビーチなので、鵠沼から茅ケ崎まではサンドバー次第でどこでもサーフィン可能ですが、相模川から西のエリアは深い地形の多いエリアとなるため、平塚や大磯などサーフポイントは限定的となります。
また江の島から東の鎌倉から葉山のエリアはリーフのポイントが多く存在します。
北緯20度線を越えてきた台風からの強い南西うねりが入ると、鎌倉エリアを中心にしたリーフブレイクが真価を発揮するようになり、R134からは素晴らしいブレイクを見ることができます。
伊豆エリア

伊豆半島は西~南~
ただコンスタントにブレイクするメインのポイントは半島の東側に
東京から日帰りだとちょっとしんどいので、首都圏サーファーのプチトリップ先として伊豆に行く週末サーファーは多いです。

水の透明度というかエメラルドグリーンの海はほんときれいで、海に入っているだけで心地よい感じがします。
西伊豆には強いうねりが入ったときにブレイクしはじめるポイント
静波・御前崎エリア

東に向いた静波エリアと遠州灘の東端に位置する御前崎エリアでは
静波エリアでは東ベースのうねりがメインとなり、南うねりにも反応します。
御前崎エリアは西~東までの広範囲にうねりをひろうため、コンス

また御前崎から静波エリアはうねりの向きや風向きにより、風やうねりをかわすポイントへの
浜松エリア

御前崎から西へ向かうと遠州灘には無数のポイントが点在しています。
浜松から舞阪エリアにも多くのポイントがあり、ポイント毎に微妙に反応するうねりの向きは異なりますが、おおよそ西~東までの広い範囲のうねりに反応するエリアです。

ただし長い海岸線が続くため、地形的に風の影響を受けやすいという特徴があります。
伊良湖エリア

遠州灘の西端に位置するのが伊良湖エリアです。このエリアも西~東のうねりに反応するポイントが多いです。
大きな大会が開催される赤羽根ロングビーチ(ロコポイント)や台風の強いうねりが入ったときに真価を発揮するリーフポイントなど、遠州灘のエリアの中でもバラエティ豊かな波を楽しめるエリアだと思います。

国道42号線の交差点の名前をよく覚えておく必要があります。細い道を抜けて海岸にでる瞬間の風景がいいです。
今回は千葉を起点として西へ進み東海エリアまで記載してみました。
エリア毎のロケーションやポイント毎のビーチの向きによって、
どの気圧配置のときにはどの方向からうねりが来て、どのエリアのどのポイントに反応がありそうだ、、っということが、地上天気図を見ただけでざっくりわかるようになればと思います。
次回は、伊勢~九州までの西日本太平洋側のエリアについて記載します。
ポイント毎に異なるうねりの反応前回の記事ではサーフエリア毎の特徴とうねりの反応について、千葉を起点にして伊良湖までのエリアについて記載しました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://asasfs[…]
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※YouTubeには今日の波チェック動画、海と空の映像や雲の流れタイムラプス映像などをアップしています。
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