どんな波になるのかを
詳しく解説していきます
毎日毎日天気図みて気圧配置の流れから
どんな波のコンディションになるのかを
見ていますが、、、
気圧配置にもいろんなパターンがあって
このパターンのときには
だいたいこんな感じのコンディション
になるというのがあります
今回はそのパターン毎に
ざっくりどんな波になるのかを
詳しく解説していこうと思います
~
刻々と変化する波のコンディション
波のコンディションは気圧配置による風向きやうねりの向き、また
いい波にのるために
https://asasfsas24.com/category/surfmeteorology/goodwave/
気圧配置と波情報
https://asasfsas24.com/category/weatherwave/
中でも、
- 風向と風速
- うねりの向きと大きさ
がその日のコンディシ
ではその気圧配置のパターンはどのようなものがあって、どんな気圧配置のときにはどんな波のコンディションになるのでしょうか?
今回は大まかな気圧配置のパターンによる波のコンディションについて記載していきます。
地上天気図を見て、ざっくりと「このパターンのときは、このエリアにこんな波がブレイクしているな」っと想像できるようになると、
天気図を見るのが楽しみになりますし、週末に海に行くのもさらに楽しみになってくると思います。
気圧配置のパターンで風と波を読む
気圧配置は、一つとして同じになることはありません。
その日、その時間で刻々と状況は変化していき、その気圧配置の変
そんな刻々と変化する気圧配置ですが、
大まかな「パターン」は存在することはよく知られていると思いま
例えば、、、
- 春:春一番が吹くときの日本海を低気圧が発達していく気圧配置
- 梅雨:日本列島に長い梅雨前線が停滞している気圧配置
- 夏:太平洋高気圧にすっぽり覆われる気圧配置
- 秋:台風が接近してくるときの気圧配置
- 冬:西高東低の冬型の気圧配置
など
上記に記載した気圧配置は、世間一般によく知られている代表的な
気象に興味のある方ならこれら以外にも知っているはずで、
- 南高北低
- ブロッキング高気圧
- 鯨の尾型
- 二つ玉低気圧
- 秋雨前線
- 南岸低気圧
などなど
気圧配置とひとことで言っても、ざっと考えただけでもこれくらい
もちろん、まったく同じという気圧配置はないのですが、おおよそ
~
つまり、
これらパターンのときに
- 大体どんな風が吹き
- どの方向からのうねりが届くか
- その時の波のコンディションはどんな感じになるのか
これらを知っておけば、同じパターンの気圧配置になったときに波
もちろん、各地域ごとエリアごとポイントごとに、そのロケーション
ただ、
「この気圧配置パターンのときは、こんな波になることが多い」
っというざっくりなレベルででも知っておくと、いい波を当てる確率も高く
ということで、
これから気圧配置パターン毎の代表的な波のコンディション特徴な
代表的な気圧配置のパターン
前置きが長くなりましたが、今回の記事ではまず気圧配置のパター
※次回の記事以降で、これら気圧配置パターンと風と波について1つ1つもう少し詳しく記載していきます。
西高東低の冬型の気圧配置
シベリアの高気圧から北西の季節風が強く吹き、日本海には寒気を伴った筋状の雲がびっしり敷き詰められる気圧配置。
日本海側は強い北風のオンショアによりジャンクにサイズアップ、太平洋側は北西から西の風でうねり抑えられスモールサイズになりますが、湘南や平砂浦は西うねりが反応していい波になるタイミングがあります。
アリューシャン低気圧からの北東うねり
冬場に日本の南岸を通過した低気圧がアリューシャン付近で台風並みに猛烈に発達。
低気圧の形と日本との間の等圧線の数により北東うねりが反応する場合としない場合がある。一旦反応すると千葉以北ではサイズある波が数日続く。
南岸低気圧
本州の南を通過する低気圧。低気圧の通過するコースや発達度合いによって波の反応も異なる。
低気圧の南側の前線で囲まれた暖域のエリアで南から南西の風がかなり強く吹き、この南うねりが低気圧通過後に遅れて反応するパターンが多い。
春一番
日本海を低気圧が急速に発達しながら東進するパターン。本州は低気圧の南に位置するため、低気圧に向けて南よりの風が強く吹き込む。
2月4日の立春から春分の日までの間に10分間平均風速が8m/s以上の南よりの風(東南東から西南西)が観測されたときに「春一番」として発表される。
低気圧通過後は冬型の気圧配置が強まり寒の戻りとなるパターンが多い。
強い南の風で太平洋側はジャンクアップ、翌日にはオフショアに変わって、波が整うタイミングがある。
高気圧からの吹き出し
天気図を見ていると低気圧や台風に目が行きがちだが、高気圧から吹き出す縁辺流によるうねりがどこに反応するのかがとても重要。
高気圧の位置とそれを取り巻く等圧線の位置により、うねりの反応するエリアも変わってくる。
梅雨前線
性質の異なる空気がぶつかり合うエリアにできる前線の中でも特に長期的に停滞するのが梅雨前線。この前線が発生しやすい期間となる約1ヶ月半ほどが梅雨の時期。
南海上にある台風と沿岸部の間に梅雨前線があるときは、うねりが入りにくくなる、いわゆる”前線ブロック” など前線の位置がとても重要。
夏の太平洋高気圧
梅雨が明けると東海上に中心を持つ太平洋高気圧が日本付近まで張り出してくる。夏の暑さはこの高気圧の張り出しが強いかどうかにもよるところが大きい。
特に盛夏の頃には”鯨の尾型” と呼ばれる猛暑となる気圧配置のパターンがある。
台風
日本のサーファーが最も興味のある気象現象は間違いなく台風でしょう。
台風の発生場所から通るコース、発達度合いや進行スピード、周辺の気圧配置などにより、うねりが反応するエリアやタイミングが異なる。
サーファーは台風が発生するとワクワクドキドキ、台風の動きに合わせてサーファーも動く。
秋雨前線
梅雨前線は夏に向けての冷たい空気と暖かい空気のせめぎ合い、秋雨前線は冬に向けての同様のせめぎ合い。
台風のシーズンとも重なり、台風+秋雨前線により大雨の甚大な被害に繋がるケースも少なくない。
台風からのうねりをブロックすることも多く、秋は台風とともにこの前線の位置が重要になってくる。
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次回以降はこれら気圧配置パターン毎の想定される波やコンディションについて、ひとつひとつもう少し詳しく解説していこうと思います。
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