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いい波に乗るために~潮回りに合わせて海に入る

なぜ潮回りを知っておく必要があるのか?

週末サーファーがいい波に乗るために。
いままでの記事では、主に風と波に関する内容を記載してきました

ですが、いい波に乗るためには気象のことだけでなく、潮汐に関してもいろいろ知っておく必要があります

なぜ潮まわりを知っておく必要があるのか?

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海底の地形と波アイキャッチ

こちらの記事を読んで頂いた方はピンっときているかもしれません。

波がどうして崩れるのかというところでも記載したとおり、波は自身の波長の1/2の水深になるまでは海底の影響を受けませんが、
水深が波長の1/2以下になると波は海底の地形の影響を受けるようになっていきます。

詳細は上記の記事をもう一度読んで頂くとして、要は波が崩れることは水深と大きく関係しているということです。

波が崩れることは水深と大きく関係している

つまり、干潮や満潮で潮が引いたり上げたりして海の水かさが増えたり減ったりすることで、波の崩れるエリアの水深が浅くなったり深くなったりするということになります。

つまり、潮の満ち引きが波の崩れ方やコンディションに大きく影響してくるということになります。

リーフブレイクでは潮回りを知らないと危険!

波が崩れる画像

特に海底が岩やサンゴ礁などの地形になっているリーフブレイクのポイントでは、
そもそもこの潮まわりを知っておかないとサーフィンできない状況になることがあります。

普段は千葉や湘南で海に入るサーファーは、どの時間に海に行ってもサーフィンできることが多いですが、沖縄や奄美大島に代表されるような南の島へトリップに行くときには、潮回りや潮の動きを事前に知っておく必要があります。

満潮時刻に合わせて海へ向かう

岩場とサーファーの画像

 

波のことを記載するときに、エリアやポイント毎に異なるので一概には言えないところがあるということを前提に記載しますが、多くのリーフポイントでは干潮の時刻付近(潮が少ない時間帯)では、サーフィンできないことが多いです。

地形が浅いリーフブレイクのポイントでは、ある程度の海水によって水かさ/水深がないと、岩が海面から突出した状態になったり、波が崩れる場所の水深が浅すぎてサーフィンするには危険な状態になったりします。

沖縄や奄美大島のポイントは、満潮前後の時間帯しかサーフィンできないポイントが多くあります。

そんなポイントでサーフィンするには、満潮と干潮の時刻とその潮位について知っておく必要があり、島のローカルの方は潮の時間にあわせて海に入るということをベースとした生活や仕事のパターンの方も多いです。

この潮の時間を知らないまま海に入ってサーフィンするのは非常に危険です。

特に南の島へのサーフトリップ時などは、ポイントそれぞれの地形と潮の時間を予めよく調べておくかローカルの方に教えてもらう必要があります。

南の島へのサーフトリップは潮回りを事前によく調べておく

 

逆に干潮にならないと波が割れないポイントも

岩場でのサーフィン

先ほどの内容とはまったく逆のことですが、、、

潮が引いている時間帯じゃないと波が割れないというポイントもあります。

水深がある程度深いポイントでは、ある程度のサイズの波(波長の大きい波)になるか、もしくは潮が引いて水深が浅くならないと波はブレイクしてくれません。

特に干満の差が大きい大潮まわりの時期には、

満潮前後の時間帯はまったく湖みたいな状況だったのに、干潮前後の時間帯にはいい波が割れるようになったということも珍しくありません。

やはりポイント毎の地形と潮まわりをよく知っておく必要があります

ポイント毎の地形/水深に適した潮の状態を知っておく

ビーチブレイクでも潮回りは重要!

リーフブレイクに関しての潮まわりについて主に記載してきましたが、ビーチブレイクでも当然潮まわりは重要なファクターとなります。

リーフブレイクのように、そもそも海に入れないとか波が割れないとかの大きなインパクトはないですが、

ビーチブレイクでも砂の付き具合によりブレイクポイントが決まってくるため、潮が引いたときがいいポイントもあれば、潮が上げたときのほうがいいポイントもあることになります。

またリーフブレイクのように海底の地形が固定ではなく日々変化するため、その時々によってもいい潮の時間帯が異なってきます

これには日々の地形の状況をよく把握しておくことが必要です。

サーフィンの経験が長くなってくると、海を見たり実際に海に入れば何となくですが、潮が上げたほうがいいのか引いたほうがいいのかが、感覚でわかるようになってきます。

また毎日のように同じポイントをチェックしていると、このあたりがよく波がブレイクするようになったとか、この前の大雨で少し砂がついてきたなっとかがわかるようにもなってきます。

毎週末しか海に入れる時間のない週末サーファーでも、こんな観点を意識して波チェックしてみると、いつものポイントでも波の割れやすいポイントをおさえることができると思います。

例えば、「このポイントのこのあたりは潮が引いてきたら割れるようになる」ということを知っていたのであれば、まだ割れにくい時間帯からそのエリアでスタンバイしておくなどすると、人の少ないエリアで多くの波に乗ることもできるかもしれません。

潮が動く時間帯に合わせて海にはいる

大きな波のうねり

リーフブレイクやビーチブレイク問わず、そのポイント毎や地形の状況毎に、潮が引いているときがいいのか、潮が上げているときがいいのかは異なることは、なんとなくわかったかと思います。

ですが、総じて言えることが一つだけあるとすると、それは、「潮が動く時間帯に合わせて海に入る」のがいいということです。

1日に2回干潮と満潮の時間がありますが、満潮から干潮までの潮が引いていく状態を「引き潮」、干潮から満潮までの潮が満ちていく状態のことを「上げ潮」といいます。

この潮が引きや上げに向けて動いている時間帯は、海水の運動が発生することにより波が良くなることがあります。

逆に満潮や干潮の時間帯は潮が動かなくなるので、海水の運動がなくなることで海水の量が少なくなり波が小さくなったりします。

特に潮位の差(干満の差)が大きい「大潮」の時期の「上げ潮」の時間帯には、ワンサイズ大きい波が上げ潮に乗ってブレイクすることがあり、サイズの小さな日でも大潮の上げの時間帯だけワンサイズ大きなセットの波でサーフィン楽しめることがよくあります。

この潮が動く「ミドルタイド」の時間帯が何時ごろなのかは、海に行くときには常にチェックしておきたいところです。

潮回りを知りミドルタイドの時間に海に入る

週末サーファーは、なかなか潮の時間帯に合わせて海に入ることは難しいかもしれませんが、これから入る時間帯がどんな潮まわりなのかを知っておくだけでも波のことをもっとよく知ることができると思いますので、ぜひ潮まわりを意識してサーフィンを楽しみたいですね。


今回はサーファーはなぜ潮まわりを知っておく必要があるのか、ということを中心に記載してみました。

次回はそもそも潮の満ち引きとはどういうことかについてを中心に、いい波に乗るための潮まわりについてもう少し記載してみようと思います。

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潮の満ち干き

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