九州は大雨と土砂災害に厳重警戒、明日は関東も大荒れ【2019.5.20】

気圧配置と波情報 : 磯ノ浦と湘南は引き続き遊べる波、千葉はクローズ多くなる

午前3時の実況天気図 ASAS

今朝も引き続き東海上にある高気圧からの張り出しが強い気圧配置で、高気圧はほぼ1032hpaでほぼ停滞しています。

大陸のアムール川の南付近には低気圧があり、そこからのびる寒冷前線が南北にのびています。今日から明日にかけてこの寒冷前線が日本付近に影響を及ぼしそうです。

また日本の南海上には東西に長く前線が停滞する状況も続いています。

高気圧からの南東の湿った風が西日本には継続して流入する状況であり、九州南部を中心として大雨の被害が既に出てしまっています。

今日は宮崎や大分でも大雨に警戒が必要、土砂災害の危険もあるため山沿いなどは厳重な警戒が必要です。

波は南東ウネリが強い状況が継続していて西日本の東向きポイントはクローズが続きます

伊勢から伊良湖までもほぼクローズ。磯ノ浦はうねりをかわして腰腹くらいで今朝も遊べる波が入っているようです。

同じく内海である湘南も今朝は腰腹くらいのサイズ感で遊べているようです。

千葉は東向きのポイントを中心にクローズなポイントが多いです。

今日もビギナーの方はポイント選びは十分注意する必要があります。

午後9時の予想天気図 FSAS24

低気圧からのびる寒冷前線が今夜には山陰から四国を通過する見込みです。

この前線通過に伴いシビアな気象現象が発生する地域が多くなりそうです。

今夜にかけては西日本の各地域、特に九州や四国の南東斜面などは厳重な警戒が必要となります。十分ご注意ください。

明日午後9時の予想天気図 FSAS48

この寒冷前線が明日は関東に影響してきます

今夜から雨が降り始め明日の朝はまとまった雨になるところが多そう。

あれた天候になり明日は海はやめた方がよい時間帯が多くなりそうです。今日の早いうちに入っておいた方が良いでしょう。

週間予想天気図 FEFE19

千葉・湘南 風、波、潮の状況と今日の注意事項

今朝の千葉エリアは、南から南東の風

引き続き南ベースの風、九十九里は風が合わずにクローズ気味なポイント多数。

一宮周辺は風を軽減していて出来ているポイントありそうですが、ややハードなコンディション。

鴨川から千倉もハードなコンディションが続きます。

御宿や飯岡、平砂浦がまだ落ち着いている方ですが、これからオンショア強まりコンディションは良くないです。

湘南は南東ウネリがまわりこんで反応するため、鵠沼や辻堂では腰腹から胸くらいの程よいサイズが続いてます。朝は風の影響も少なく十分楽しめる日が続いてます。

千葉エリア:今日のこよみと潮まわり(勝浦)

2019/05/20

日の出:04:31 / 日の入:18:42

大潮

満潮:04時26分(146cm) / 18時16分(137cm)

干潮:11時21分(-1cm) / 23時29分(77cm)

湘南エリア:今日のこよみと潮まわり(江の島)

2019/05/20

日の出:04:34 / 日の入:18:44

大潮

満潮:04時42分(152cm) / 18時31分(149cm)

干潮:11時41分(6cm) / 23時52分(83cm)

今日の注意事項は、、、

繰り返しになりますが、今日は九州や四国を中心とした西日本では大雨や土砂災害に警戒が必要な日です。

屋久島では既に災害発生している報道もあり、宮崎や大分なども警戒が必要。

雨の地域は夜には東海から関東にも広がり、明日は関東も荒れた天候になりそう。

明日は海はお休みした方がよい時間帯が多くなりそうです。

ビギナーの方は海には近づかない方が良いでしょう。各地域十分お気をつけ下さい。

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