梅雨前線の北側で東うねりが強まり宮崎はオーバーヘッド【2019.6.3】

  • 2019年6月3日
  • 2020年5月25日
  • 2019

気圧配置と波情報 : 午後は千葉と湘南も東うねりの反応が良くなりそう

午前3時の実況天気図 ASAS

梅雨前線が南海上に停滞しています。

沖縄から奄美地方では前線の活動が活発になってきていて大雨に警戒が必要な状況に。

前線の北側では北東から東北東の風で前線の南側では南西の風がそれぞれ強めに吹いてきており、これら風が収束するところで梅雨前線となり、双方の風が強まって活動が活発になってきています。

前線の北側では東北東の風が関東の沖合から九州あたりまで約1000kmくらいは吹いている状況であり、宮崎ではこの東ベースのうねりが発達して頭オーバーのサイズが今朝は反応。

東海から西日本で東ベースのうねりに反応しやすいポイントでは同じくサイズが上がってきてそうです。和歌山の串本から新宮までのエリアなどもサイズありそう。

東北東のうねりで北成分が入っていることから、生見や伊勢はちょっとうねりは入りにくい感じです。

また千葉はまだ東の風が吹く距離が短く十分に波は発達してないため、サイズはそれほどアップしていません。

昨日のコンディション

気圧配置と波情報 : 目立った波源ないので大潮まわりをうまく使おう午前3時の実況天気図 ASAS昨日は想定されたとおり九州南部が梅雨入りしました。沖縄と奄美地方からだいたい2週間程遅れての梅雨入りとなり、九州南部とし[…]

午後9時の予想天気図 FSAS24

梅雨前線はやや南下して日本から遠ざかりますが、南海上は東ベースのうねりが続きそうです。

反応するエリアが次第に東日本にも広がり、千葉エリアも午後はサイズアップしてきそうです。

明日午後9時の予想天気図 FSAS48

千葉・湘南 風、波、潮の状況と今日の注意事項

今朝の千葉エリアは、北東から東の風。

前線の北側で前線に吹き込む北東ベースの風が朝から吹いており、今朝は涼しい朝となりました。

昨日と同じかややサイズアップしてきていて、九十九里エリアや一宮周辺では腿腰くらい。風の影響が既にでてきており、一宮周辺はこれから面がまとまり無くなりそうです。

千葉南エリアでは鴨川から千倉までは腿腰から腹くらいで、朝は潮が多いながらも遊べる波はありそう。

これからさらに北東から東の風となりそうなので、千倉周辺では風があわずに波もまとまりなくなりそう。

湘南も昨日よりややサイズありそうな感じです。

物足りないサイズながらも膝腿でロングでは多少できるかといったところ。

後半にかけて吉浜では東うねりの反応が良くなるかもしれません。

千葉エリア:今日のこよみと潮まわり(勝浦)

2019/06/03

日の出:04:25 / 日の入:18:52

大潮

満潮:03時35分(142cm) / 17時17分(139cm)

干潮:10時27分(1cm) / 22時39分(77cm)

湘南エリア:今日のこよみと潮まわり(江の島)

2019/06/03

日の出:04:27 / 日の入:18:53

大潮

満潮:03時52分(153cm) / 17時38分(151cm)

干潮:10時49分(8cm) / 23時00分(88cm)

今日の注意事項は、、、

千葉と湘南エリアではこれからややサイズアップしてきそうです。

ただサイズアップとともに東からの風も強めに入ってかなりまとまりない波にもなってきそう。

北東の風を軽減してうねりにも敏感な片貝周辺や鴨川から和田エリアが比較的にはできるかもしれません。

後半は湘南も吉浜や西湘エリアでサイズアップの反応がでてくるかも。

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