低気圧バックスウェルが炸裂、夕方は潮が引いて頭オーバーのいい波!【2022.2.11】

はるべえ
はるべえ@
波乗りブログ毎日書いてる
気象予報士
です

2月11日 金曜日の
気圧配置と風と波の状況を

本日も更新していきます。

昨日から今朝にかけて
関東地方は大雪の予想がでており
一部地域では大雪警報もでて
場所によっては結構な積雪に
なったようですが

都内を中心にさほど積雪はなかったようで
大雪により混乱するような
状況にはならなかったようですね。

大きな影響や災害に繋がるようなことに
ならなくてホントよかったです。

首都圏の雨雪判別の予想というのは
今の気象庁の予報技術をもってしても
非常に難しいところがあります。

低気圧のコースや上空の寒気の南下度合い
地上と上空の気温や湿度も関係してきますし
雨/雪の降る強さや風向きも影響してきて

雨か雪かはホント紙一重の場合が多く
今回のように事前に大雪と予想されていても
そんなに降らないというケースも
多くあります。

ただこういう大きな影響が出る可能性が
あるときには安全サイドで考えておいたほうがよく
備えをしておくことが重要です。

備えだけしておいて実際は大きな
影響が出なかったなら
「大変なことにならなくてよかったね」
と思ってホッとすればよいのかなと思います。

日本は特に災害の多い国ですから
今回のような気象災害への備えだけでなく
地震・津波などに対しても
常に備えておきたいところです。

ということで
首都圏の雨雪判別は非常に
難しいということだけ
ご認識いただけると嬉しいです。

今日は通過した低気圧からの
東からのバックスウェルが
千葉エリアには十分なサイズで
反応してきましたね

今日もまずは気圧配置から
見ていきましょう

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今日の気圧配置と風と波

午前9時の実況天気図

実況天気図

今日の午前9時の実況天気図です

首都圏の一部に雪をもたらした低気圧は
東海上へと抜けていき
まとまりながら更に発達していってるところです

昨夜遅くまで雨や雪だった地点が
多かったかと思いますが

今日の千葉エリアは日の出の時間から晴れており、
沿岸部には積雪はなかったようです

黄海にある高気圧と東海上を抜けていった
低気圧に日本列島は挟まれており
この間で気圧傾度が大きくなって
等圧線が斜めにかかる朝の気圧配置。

今日の関東地方は
低気圧の後面に位置していたことで
北~北東の風が強めに吹く時間帯が
多くなりましたが

夕方は北寄りの風も
少し収まってきたポイントも
多くなったようですね

沿岸波浪実況図

こちらは今日の午前9時の
沿岸波浪実況図です。

低気圧が東海上へと抜けていってる
ところでその後面に位置する千葉・茨城エリアには
東~北東の低気圧からのバックスウェル
が十分なサイズで反応しました。

唐桑の波浪観測データ_220211

こちらは唐桑の波浪観測データですが
今日は後半になって波高が高くなって
きていましたので、

こちらも低気圧からの東よりのうねりが
反応してきたものと思われます。

今日は朝から北よりの風が強かったことから
この風をかわすポイントが中心の
サーフィンとなりました。

風の影響をくらってしまう
一宮周辺などはハードなクローズアウト
が続いたようですが

北風をかわす
片貝、鴨川、飯岡・勝浦エリア
などのポイントでは
時間帯選べば十分サーフィン
可能なコンディション
だったかと思います。

今日は昼過ぎくらいまでは潮が多くて
ほとんど動かない時間帯が続きましたが

午後になって一気に潮が引いてきたのと
低気圧からのバックスウェルの反応も
良くなってきたことから
久しぶりのラインナップが現れました

セットは頭オーバーでサイズ十分で
東うねりなのでレフト方向に
ワイドな波が多めながらも
たまに入ってくるセットは
かなりいい感じの波もありました

十分なフェイスの面積があったので
上手な方は大きなマニューバーを描きながらも
インサイドまで3発以上は当て込み
ながらも乗り継いでました。

低気圧バックスウェル_220211-2

スープが描く弧を見れば
シュババババッーって感じで
波を切り刻んで乗っている
様子がよくわかるかと思います。

onjuku-220211

こちらはフォロワーの方から共有いただきました
朝の御宿の様子です。
サイズは落ち着いて入りやすい
コンディションのようですね

今日の暦と潮回り

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)
2022/02/11
日の出:06:29 / 日の入:17:16
若潮
満潮:10:52(113cm) / -(-cm)
干潮:19:36(34cm) / -(-cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)
2022/02/11
日の出:06:32 / 日の入:17:19
若潮
満潮:10:42(113cm) / -(-cm)
干潮:19:49(37cm) / -(-cm)

明日の気圧配置と風と波

明日午前9時の予想気圧配置

予想気圧配置

明日午前9時の予想気圧配置です

低気圧は発達しながら
東海上を更に遠ざかっていく見込みです

中心気圧は980hPaまで発達する予想
となっており、低気圧の後面の西側で
強い北東~北西までの風が吹き荒れそうな
予想気圧配置になっています。

日本付近は日本海に前線を伴った
低気圧が予想されていますが
関東地方の風の流れには影響しそうになく

明日もオホーツク海から九州あたりまで
のびる等圧線に沿うような感じで
北~北東の風が吹きやすい状況が
続くのではないかと思われます。

沿岸波浪予想図

明日午前9時の沿岸波浪予想図ですが
房総半島沖では東北東の波で
周期10秒、波高2.8mとして予想されており

明日も東うねりは十分なサイズで
続く見込みです。

ざっくり風とうねり220211

明日のざっくり風と波のイメージです。

ポイント選びの傾向としては
今日と同じ傾向で
北~北東の風をかわすポイントが
中心のサーフィンとなりそうです。

東うねりは今日と同じくらいの
サイズ感で続きそうな感じがするので
今日の夕方に出来ていたポイントを
中心にポイント選びすると
よいかと思います。

千葉南エリアだと鴨川~和田エリアに
なるかと思いますが

明日も午前中は潮が多い時間帯が続き
干潮は8時前くらいですけど
潮位は100㎝くらいであまり引いてきません

前半は厚めの波が中心となり
ワイドで速いブレイクが多くなる
かもしれませんが

明日も夕方は潮がガンガン引いてくるので
東風の影響が少しあるかもですけど
夕方にタイミング合わせて入るのが
よいのではないでしょうか。

片貝や飯岡、勝浦エリアは明日も
遊べる時間帯が多そうで
サーフィン楽しめそうです

サイズが小さめが好みであれば
御宿などのうねりを軽減する
ポイントへ向かうのがよいかと思います。

湘南にも東うねりが回り込んで反応して
今日は腰くらいまで少しサイズが
でた時間帯があったようですね。

明日も東うねりが少し残るかもしれませんが
物足りなくなってしまう可能性もありそうです

サイズのある波を目指すなら
千葉へ向かったほうが良いでしょう

明日の暦と潮回り

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)
2022/02/12
日の出:06:28 / 日の入:17:17
中潮
満潮:04:00(107cm) / 12:41(112cm)
干潮:07:53(100cm) / 20:33(24cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)
2022/02/12
日の出:06:31 / 日の入:17:20
中潮
満潮:04:14(110cm) / 12:50(112cm)
干潮:08:23(102cm) / 20:51(28cm)

明後日の気圧配置と風と波

明後日の午前9時の予想気圧配置

予想気圧配置

明後日の午前9時の予想気圧配置です

東海上の低気圧はその後も北東方向へと進み
猛烈な台風並みに発達する予想となっています

低気圧は遠ざかる方向のために
東うねりは落ち着いてくる傾向に
ありそうですが

日曜日の千葉エリアも
まだまだ十分サーフィン可能なサイズで
反応が続くのではないかと思われます

北寄りの風もおさまってきて
風が弱い時間帯も多くなり

今日ハードだったポイントでも
エントリーできるコンディションまで
になってくる可能性もありそうです。

この3連休は低気圧からの東うねりで
サーフィン十分楽しめそうですね。

気象関連実況データ

Twitterタイムライン

Windy:https://www.windy.com/

Wind

Waves

Swell1

過去の「今日の気圧配置と波情報」

過去5年分の今日の記事を紹介しています

【千葉・湘南】今日の気圧配置と波情報(2022/02/11)
2月11日の気圧配置と波情報
2021
https://asasfsas24.com/20210211/wave-17779/
2020
https://asasfsas24.com/20200211/wave-11666/
2019
https://asasfsas24.com/20190211/wave-6203/
2018
https://asasfsas24.com/20180211/wave-516/
2017
https://asasfsas24.com/20170211/wave-155/

今日の記事は以上です。

 

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