いい波に乗るために~週末に通うポイント- 関西エリア –

週末サーファーがいい波に乗るために

週末サーファーがサーフィンできる時間は非常に限られていますが、その限られた時間の中で ”いい波” をあてるために知っておきたい気象や海に関する知識と経験則についての記事です。

・風の向き・強さ・持続時間によるうねりの向きと強さ

・太陽と月と地球の位置関係から変化する潮まわりと毎日の干潮・満潮の時間による潮の動き

・ポイント毎の向きと地形・周辺ロケーションの環境などによる波のコンディション

その他、台風の記録や安全にサーフィンを楽しむための情報を記事にしています。

twitter/Instagramでも随時情報配信中
twitter : https://twitter.com/asasfsas24
Instagram : https://www.instagram.com/asasfsas24/


大阪市内から週末に通える海

前回の記事では、都内に住んでいると仮定して関東地方で週末に通える千葉茨城湘南の各エリアの概要について記載しました。

関連記事

都内から週末に通える海都内に住んでいると仮定して、関東地方で週末に通う海としては、千葉、茨城、湘南エリアがメインになると思います。都内のどこに住んでいるのかによっても通う海は変わってくるかと思いますが、概ねこの3つのエリアになります[…]

今回は同じように大阪市内に住んでいたとして、関西エリアで通える範囲はどんなところなのか、エリア毎の概要を記載してみます。

メジャーなポイントを中心に記載していきますが、波情報には記載していないポイントも少しだけ触れています。

海に向かう際の参考にしてもらえればと思います。

パタゴニア

関西サーファーはよく走る

パタゴニア

前回の記事に記載した都内のケースと大きく異なるのは、

  • コンスタントに波のあるエリアが遠い
  • 季節により向かうエリアが変わってくる

あと個人的な感覚では

関東にいるときよりも、風やうねりの向きなどに敏感にならないといけない

というところです。

主なエリアとして記載すると、和歌山、伊勢、日本海 の3つのエリアが週末に通えるビーチのあるエリアです。

その他、四国伊良湖という選択肢もありますが、毎週通うのは距離的にしんどいです。

でも、関西サーファーの行動力は凄いので、大阪市内から毎週末に四国や伊良湖まで通っている人もいます。


東京近郊に住んでいるなら、波がある日は朝一だけ海に入って昼前には自宅に帰ってくるというスタイルができます。

ですが、関西エリアのように近場にコンスタントに波があるビーチがない場合、朝一の1ラウンドだけ海に入って帰ってくるというスタイルを毎週続けるのは、ちょっとしんどいです。

和歌山の磯ノ浦にコンスタントに波があればそんなスタイルも可能ですが、磯ノ浦はそこまでコンスタントに波はなく、どうしても他の波のあるエリアに行かざるをえません。

あわせて読みたい

ポイント毎に異なるうねりの反応前回の記事ではサーフエリア毎の特徴とうねりの反応について、千葉を起点にして伊良湖までのエリアについて記載しました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://asasfs[…]

ということで、まずは大阪市内から一番近い、和歌山エリアから記載していきます。

和歌山エリア

磯ノ浦

奥磯

大阪市内から一番近いサーフポイントといえば、何度も記載しますが、和歌山の磯ノ浦です。
大阪市内からは空いていれば1時間くらいで着くことができます。

場所は和歌山北部にあり紀伊水道の一番奥に位置するポイント。
ポイントは南に開いて向いているので、風は北がオフショア。南ベースのうねりに反応します。

一番近いのでコンスタントに波があればいいのですが、基本的に南うねりがあるときにしかできないです。

台風や低気圧からの南うねりや、春一番など前線や低気圧に吹き込む南の風が強まったときの風波によりサイズアップ。

ただ冬になるとフラットな日が続いてしまいます。

そんな位置にあるポイントなのですが、台風からの南うねりが入ったときには素晴らしい波をみせてくれるエリアです。

メインの磯ノ浦周辺にはリーフで台風のときにしかできないポイントが多くあり、グランドスウェルが入ると賑わうエリアです。

御坊~南紀エリア

和歌山には磯ノ浦以外にも無数のポイントがあります。

磯ノ浦から御坊までの海岸線には非常にきれいなビーチが点在し、台風からのうねりが入ると波乗りできるようになるビーチがいろいろあります。

御坊エリアには台風のうねりで真価を発揮する有名なポイントが何か所かあり、磯ノ浦で腰腹以上のサイズがあるときは御坊エリアでもサーフィンできるようになり、台風からのうねりに反応したときは非常に賑わうエリアです。

御坊から串本までの海岸線にも様々なポイントがありますが、詳しくは記載できないエリアです。

串本をさらにR42を進むと紀伊半島の東側となり、新宮までの海岸線には、東うねりをキャッチしていい波になるポイントがありますが、ここも詳しくは記載できないエリアです。

高速道路がかなり南のほうまで伸びてきたので以前よりは時間がかからないけど、南紀エリアのとくに新宮方面は時間も高速代もかかるので、毎週は通いにくいエリアとなります。

伊勢エリア

ichigohama

東向きに海岸線があり東うねりに反応する伊勢エリアは、大阪市内から毎週通うエリアの1つになります。

東うねりに反応するという点が大きく、磯ノ浦に比べるとコンスタントに波はあるほうです。
いろいろな大会が開催される国府の浜がメインのポイントとなり、その南にある市後浜も東うねりに反応します。

更に南下すると、南うねりに反応する南張ジャンといったポイントもあります。

ただ大阪市内からはちょっと遠い・・・。

西名阪から名阪国道を経て伊勢自動車道を使うオール高速ルートを使ったとしても片道3時間はかかります。
なので伊勢にいくときは一日コースがマスト。

毎週通うとなると高速代もかなりかかるので、一般道でショートカットするような行き方をいろいろ探したりします。

東から南までのうねりには反応するエリアですが、冬になるとフラットな日が続きます。
北西の季節風が強く吹きオフショアで波は消されてしまい、冬の間の週末に伊勢でサーフィンする機会はかなり少ないです。

日本海エリア

関西サーファーの醍醐味は日本海でサーフィンできるということがあると思います。

さすがに東京都内に住んでいて日本海まで毎週波乗りに行くひとはいないと思いますが、冬場の関西サーファーはみんな日本海に向かいます。

日本海エリアといってもいろんなエリアがあり、海岸線も地形もバラエティに富んだポイントが無数に存在してます。
太平洋側の波とは異なる新たな感覚を味わうことができます。

ただ、週末サーファーが日本海でいい波をあてるためには、毎日の気圧配置をよくみて土日のどっちのどのタイミングで行くのかを検討しておく必要があります。

あわせて読みたい

ポイント毎に異なるうねりの反応前回と前々回の記事にて、千葉から宮崎までのメジャーなエリアを中心に、どのエリアにはどんな方向のうねりが反応するのかをざっくり書いてみました。[sitecard subtitle=関連記事 url[…]

ではまずは、大阪市内から一番近い福井エリアから。

福井エリア

takahama

大阪市内からは高速を使えば2時間くらいでポイントまで着けるエリアが高浜エリアです。
若狭湾の西側に位置するエリアであり、舞鶴若狭自動車道が伸びたことでアクセスもよくなってきました。

秋になり北から西の風が吹くようになってくると、日本海のシーズンのはじまりです。
日本海のサーフィンは基本的には風波によるサイズアップなので、オンショアによりサーフィンができる波ができるのですが、このオンショアが止んで波がまとまってきたタイミングに海に行ければベストです。

風波なので風がなくなればサイズダウンも早く、ここが日本海でいい波をあてるところの難しさになります。

福井の海岸線はこの高浜エリアがメジャーなエリアとなりますが、東のほうにいくと波情報には出てこないポイントが多く点在します。

夏場はまったく波がない日が多いので、波がある日に探しにいかないと見つけられないポイントが多いです。

敦賀から更に北上すれば、福井市内から近い鷹巣から三国エリアまでも多くのポイントがあり、このエリアになると西から南西の波にも反応してくるようになります。

京都エリア

hachouhama

京都ときいてサーフィンを想像する人は多くないと思いますが、丹後半島には素晴らしいロケーションでいい波になるポイントがたくさんあります。

メジャーなポイントとしてはやはり八丁浜です。

大阪市内からは3時間半くらい片道にかかるので、このエリアも1日コースとなります。

近くには琴引浜浜詰などロケーションの素晴らしいポイントが多くあり、日本海に波がある日には多くのサーファーで賑わいます。

冬場のサーフィンがメインとなるサーフポイントであり、日本海側なので雪がかなり降るエリアです。

当然スタッドレスタイヤは必須で、雪が積もって駐車場に止められないなんてことも多々あります。

でも、そんな雪の日にも海に入っているサーファーがいます。冬の水温は冷たいですけど、東シナ海から日本海にかけては暖流が入ってくるため、冬の茨城よりは冷たくないような感覚があります。

鳥取エリア

sakyuu

大阪市内からは中国道で佐用までいけば、意外と丹後に向かうより近いんじゃないかというくらいの鳥取エリア

このエリアの波があがる条件は、基本的には福井や京都エリアと同じです。
丹後半島から鳥取のコーストラインにも無数のポイントがあり、バラエティに富んだ波で楽しませてくれます。

海岸沿いを走る国道9号から見えるポイントもあれば、少し奥に入れば見つけられるポイントも多々あり、海岸線も複雑な形状をしていてうねりや風を軽減できるポイントも多くあります。


以上、大阪市内から通えるエリアという観点で代表的なエリアを記載しました。

先にも書いたとおり、伊良湖までも通おうと思ったら通えますし、四国の生見も日帰りの圏内ですが、時間と高速代という観点から今回は除外しています。

その他、台風からの南うねりが入れば淡路島も気になるエリアですし、鳴門はすでに結構メジャーなポイントになってきています。
徳島市の近くの小松海岸にもポイントがあり、南東うねりに反応してサーフィン楽しめます。

大阪を中心にみてみると、その日の波や風の状況で東西南北どの方向にも選択肢があります

週末にかけての天気図の推移をみていれば、どのエリアに行けば良さそうなのかがなんとなくわかってきます。

関西の週末サーファーはそんな楽しみがあると思います。

以上、「いい波に乗るために~週末に通うポイント- 関西エリア –」 でした。

最新情報をチェックしよう!