【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識
気圧配置&天気と波情報 : 今日も北東の風が吹き続く
午前3時の実況天気図 ASAS
秋雨前線が南の海上に横たわって停滞しており、大陸に中心を持つ高気圧の前面が日本付近にかかってきています。
また沖縄の南には先週からしばらく低気圧として停滞していた低気圧から発達してきた熱帯低気圧があり、今夜までに台風に昇格する予想となっています。
南海上では雲域がだいぶまとまってきているのがわかります。
次の三連休はこの沖縄の南にある熱帯低気圧から変わった台風により大きく影響を受けてしまいそう。
気象庁の台風情報ではまだ進路予想がでていませんが、習慣予想天気図や海外の予想モデルを見てみると、このまま発達しながら東シナ海を北上し対馬海峡から日本海に抜けていくコースとして予想されています。
九州はこの進路によって接近もしくは上陸の可能性も出てきており、警戒が必要です。
この東シナ海をとおるコースは太平洋側に南西〜南うねりを届けてくれるコースとなりますが、このうねりの反応度合いは周辺の気圧配置により大きく影響してきます。
今回も前回の台風13号のときと同じような感じになりそうで、北にある高気圧からの東よりの風と前線に吹き込む北東の風が海上で吹くことにより、南西うねりは抑えられがちな気圧配置です。
南海上の前線が南海上にあるうちはうねりは届きにくく、台風北上により前線を北へ押し上げたタイミングあたりから南西うねりは入りやすくなってきそう。
つまり台風は九州にかなり接近したくらいの位置にならないと、湘南や千葉エリアには南西うねりとしては反応しない可能性があります。
土曜の朝には反応はしてなさそうな気がします。土曜の後半か日曜の午前中あたりが、湘南と千葉南エリアに南西うねりが反応してくるかもしれません。
まだまだ要チェックです。
昨日のコンディションはこちら
昼くらいからサイズダウンと思いきや、まさかのサイズアップしてましたね。
天気図になくても過去に低気圧として解析されていた部分からのうねりが残っていたりして反応してくるケースです。
波の予想は難しいですね、、、
気圧配置&天気と波情報 : 千葉は北東の風を軽減するポイントへ午前3時の実況天気図 ASASカムチャッカ半島の南あたりにある低気圧から日本の南海上まで前線がのびて停滞しています。気圧配置は昨日から大きな変化はなく、今日も北海[…]
千葉・湘南 風、波、潮の状況と今日の注意事項
気象庁 アメダス 風向風速(関東地方)
https://www.jma.go.jp/jp/amedas/206.html?elementCode=1
今朝の千葉エリアは、北よりの風。
朝一はまだ風の影響は少ないようです。
千葉エリアは昨日よりもサイズは落ち着いてきて海には入りやすいサイズになってきてます。
アベレージで腹胸くらいの東よりのうねりが反応しており、朝は一部でオフショアが吹いているところもあり風が吹く前は十分遊べそう。
ただこれから北東の風がまた強めに吹いてきそうなので影響が出てきそうです。
湘南はさすがに今朝はサイズはダウン傾向ですが、まだまだ遊べるサイズは残っていて鵠沼では腿腰からたまに腹くらいのサイズのセットも入ってきている模様。
風の影響もなく楽しめてそうですが、今日こそ早めに入っておいた方が良さそうです。
今日の注意事項は、、、
サイズはだいぶ落ち着いてきてビギナーの方にも入りやすいポイントが増えてきました。
ただ千葉エリアでは北東の風の影響を受けるポイントでは流れがでて横にだいぶ流されるところも出てくるかと思います。
ビーチに何か目標となるものや目印を見つけておき、自分の位置をちょくちょく確認するなどしたほうがよいでしょう。
また千葉エリアでは引き続き台風15号による被害の復旧作業が行われていますので、地元の方への配慮して海に向かうようにしていきたいところです。
今後の気圧配置と波: 明日の西日本の反応に注目
午後9時の予想天気図 FSAS24
日本海に高気圧の中心がシフトしてきて張り出しを強めてきています。
秋雨前線はまだ南の海上に横たわって停滞しており、沖縄の南の海上にある熱帯低気圧が台風へと昇格してくる見込み。
台風と太平洋沿岸の間に前線があることや、日本海にある高気圧からの東よりの風により、南からのうねりは抑えられる気圧配置となります。
今日は熱帯低気圧や台風からのうねりの反応はないでしょう。
千葉エリアでは昼頃から北東の風が強まってきそうなので、片貝や鴨川エリアなどの風の影響を軽減しつつうねりの反応がよいポイントへ向かうのが良さそうです。
飯岡や御宿がサイズ残っていれば、ビギナーの方はこれらポイントで練習するのがいいかもしれません。
明日午後9時の予想天気図 FSAS48
台風はゆっくりと北上してくる予想で、その北上に伴い西日本から秋雨前線が北へ盛り上がるような位置にシフトしていきそうです。
日本海には高気圧があって引き続き前線にむけて北東ベースの風を送り出す構図は変わりません。
台風からの南西〜南うねりは入りにくい状態が続くため、西日本の太平洋側でも変化は鈍くなりそう。
西日本の太平洋側では明日の前半はまだうねりの反応はなさそうで、後半から夕方にかけてもしかしたらサイズの反応がでてくるかもしれません。
和歌山の磯ノ浦や四国の内妻などの南向きポイントの反応や室戸岬沖合にある波浪観測データの変化をよく見ておきたいところ。
土曜日には西日本は反応はしっかりと出てきそうですが、湘南や千葉エリアへの反応が今回はどれくらいのタイミングになりそうか。
今回もうねりの反応するタイミングとサイズがどれくらいになるのか、南西うねり好きの私にとっては目が離せない状況です。
過去の同じ日の気圧配置と波情報
T1616 九州の西北東の風が強めに入り千葉は腰胸サイズ風の合うマルキなどでできていた模様平砂浦にはまだウネリ入らず。飯岡もヒザ腰。湘南は南から南西のウネリが反応し、腰腹サイズで楽しめていた。由比ヶ浜も腰前後。明日は[…]
9/19 3:00 ASAS台風18号は温帯低気圧となり北海道の北で再度発達過程となっている。2日間かけて日本列島を縦断し各地で爪痕を残す結果となった。本州付近は西から高気圧に覆われて秋の空。台風18号が残した南のうねりは昨日西から落ち[…]
9/19 3:00 地上解析図 / 48時間天気図日本海には高気圧があり東へ進む。この高気圧の等圧線がちょうど関東地方を通り東シナ海にある高気圧まで繋がっている。今日の天気図だけ見れば、太平洋側には目立った波源はなくなり、はるか[…]
各エリア : 今日のこよみと潮まわり
千葉エリア:今日のこよみと潮まわり(勝浦)
2019/09/19
日の出:05:25 / 日の入:17:42
中潮
満潮:07時10分(137cm) / 18時52分(144cm)
干潮:00時53分(42cm) / 12時52分(69cm)
湘南エリア:今日のこよみと潮まわり(江の島)
2019/09/19
日の出:05:27 / 日の入:17:44
中潮
満潮:07時30分(134cm) / 19時00分(142cm)
干潮:01時13分(37cm) / 13時09分(69cm)
伊良湖エリア:今日のこよみと潮まわり(赤羽根)
2019/09/19
日の出:05:38 / 日の入:17:55
中潮
満潮:08時12分(165cm) / 19時58分(167cm)
干潮:01時55分(53cm) / 14時00分(79cm)
磯ノ浦:今日のこよみと潮まわり(和歌山)
2019/09/19
日の出:05:45 / 日の入:18:02
中潮
満潮:09時04分(175cm) / 20時50分(176cm)
干潮:02時47分(62cm) / 14時48分(91cm)
宮崎:今日のこよみと潮まわり(宮崎)
2019/09/19
日の出:06:01 / 日の入:18:16
中潮
満潮:08時45分(183cm) / 20時34分(186cm)
干潮:02時29分(57cm) / 14時33分(85cm)
仙台新港:今日のこよみと潮まわり(仙台新港)
2019/09/19
日の出:05:21 / 日の入:17:40
中潮
満潮:06時24分(139cm) / 18時00分(149cm)
干潮:00時11分(48cm) / 12時01分(78cm)
関連データリンク情報
気象庁 アメダス 風向風速
関東地方
https://www.jma.go.jp/jp/amedas/206.html?elementCode=1
近畿地方
https://www.jma.go.jp/jp/amedas/211.html?elementCode=1
気象庁 波浪実況・予想図
https://www.data.jma.go.jp/gmd/waveinf/tile/jp/index.html
気象庁 レーダーナウキャスト
https://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
台風情報
台風情報は刻々と更新されるので以下より最新の情報をご確認ください。