関東も梅雨入り間近⁈ 九州北部を除き東海まで一斉に梅雨入り【2020.6.10】

気圧配置と波情報 : いきなりの大雨に要注意

午前3時の実況天気図 ASAS

6月10日 水曜日です。本日は更新が夜になってしまいました。

今日は梅雨前線が西日本から北上したことで、九州北部を除く西日本エリアの一斉梅雨入りのタイミングとなりました。

これから約1ヶ月半の雨のシーズンへの突入となります。

毎年のように特に梅雨末期には非常に激しい雨が降ることで、災害も発生しやすい時期です。今年はコロナの影響が大きかったことから、自然災害への関心が少し低くなっているような気もしますけど、コロナの感染がまだ完全には収束していない状況での自然災害が発生してしまったらそれこそ大変な事態となります。

山の斜面に近い方は大雨による土砂災害には十分注意する必要がありますし、大雨による河川の氾濫にも警戒が必要となります。

明日明後日と関東にも梅雨前線がかかる予想気圧配置がでており、関東甲信地方の梅雨入りも秒読みの段階になってきました。明日からは関東地方もぐずついた空模様が続きそうです。

なお、フィリピン付近の東には熱帯低気圧が解析されています。

昨日の気圧配置と風と波はこちら

昨日の気圧配置と波情報

気圧配置&天気と波情報 : 沖縄では大雨に警戒午前3時の実況天気図 ASASおはようございます。6月9日火曜日の朝6時をまわりました。梅雨前線が沖縄地方に停滞していて活動が活発になっています。これまでにも雨量[…]

今朝の千葉・湘南エリアの風と波

☀️気象庁 アメダス 風向風速(関東地方)
https://www.jma.go.jp/jp/amedas/206.html?elementCode=1

☔️気象庁 レーダーナウキャスト
https://www.jma.go.jp/jp/radnowc/

🌊気象庁 波浪実況・予想図
https://www.data.jma.go.jp/gmd/waveinf/tile/jp/index.html

🌀気象庁台風情報
http://www.jma.go.jp/jp/typh/

今朝の千葉エリアも南西からの風が強めに吹きました。

相変わらずのうねりの反応が弱い状態が続いており、今朝も朝一は潮が多いこともあって鴨川マルキポイントはほぼショアブレイクのみのコンディション。

朝一こそ風はまだ吹いていませんでしたけど、午前6時半ころには南西の風が吹き始め、午前7時ころにはだいぶ風も強くなってきて面に影響がではじめた感じ。

潮が多くても比較的周辺のポイントよりかはブレイクしやすい白渚ポイントは、南西からの風でオンショア強めのコンディション。すぐにヨレヨレなコンディションとなりバックウォッシュも一部で入った乗れない波ばかりなコンディション。

風をかわす千歳や千倉はサイズ的にもかなり小さめ、千葉北でも一宮周辺が風をかわすポイントとなりますがうねりはかなり弱くかなり物足りないコンディション。

かといってオンショアのコンディションとなる南向きのポイントでは風波によるサイズアップはほとんどせず、、、

石廊崎の波浪観測もピクリとも反応してないですね

今日はそんな状況が終日続いてしまい、サーフィンするにはイマイチなコンディションでした。

湘南も南西からの風波となりましたが、ほとんど反応しないまま面が乱されただけで今日は終了といった感じです。

※YouTubeには千葉南エリアの波チェックや海や空のタイムラプス映像などをアップしています。
https://www.youtube.com/channel/UChclptxfHQYAEE6LnBsJHhQ

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今後の気圧配置と波: 関東も梅雨入りのタイミングへ

明日午前9時の予想天気図 FSAS24

明日も太平洋高気圧が西に勢力を拡大していて、梅雨前線は西日本の日本海側まで押し上げられます。

高気圧の縁辺をまわる南西の風が明日も太平洋側には入る状況が続きます。

梅雨入りして間もないですが早くも西日本には大雨となりそう、関東地方も明日からは雲が多く広がり雨となるエリアも多くなってきそうです。

明日も千葉エリアには南西ベースの風がはいり続け、風があうポイントでは物足りないスモールサイズ、風があわないポイントでは風波で少しサイズアップするかどうかといったところでしょうか。

明日も朝の早い時間から風が入りそうなので、波は期待できなさそうです。

明後日午前9時の予想天気図 FSAS48

明後日の朝には梅雨前線がしっかりと描かれており、関東地方にもばっちりかかってくる予想気圧配置です。

太平洋高気圧の縁辺の暖湿流が太平洋側に大量に流れ込み前線の活動も活発になってきそう、特に九州の東シナ海側では集中豪雨が発生してもおかしくないような状況にもなりそうで、広い範囲で雨の降り方には要注意な金曜日となりそうです。

風や波は前線の微妙な位置で大きくかわることもあり、なかなか予想しにくい時季となりますが、今のところでは今日から引き続き南西ベースの風が入る状況が続きそう。

うねりもまとまりなく中途半端な感じでサイズアップしてくるかもしれませんけど、いい波がはいってくるような気圧配置ではありません。

過去の気圧配置と波情報

今日と同じ日の気圧配置と波のコンディションの過去3年分の記事です。
過去の今日はどんな天気でどんな波だったのかご覧ください

OnThisDay(2017/06/10)

6/10 3:00 ASAS今日は南高北低の気圧配置。南の高気圧から北海道の西に中心を持つ低気圧に向けて強い南から南西の風が吹く。今朝の千葉エリア、朝一は風は無風から弱い西よりの風。多くのポイントでオフ寄りの風だが昨日よりサイズダウン。[…]

IMG
OnThisDay(2019/06/10)

気圧配置&天気と波情報 : 梅雨の時期らしい気圧配置午前3時の実況天気図 ASAS東の海上にある低気圧は東進を続けており更に遠ざかっていますが、そこからのびる前線が梅雨前線として南海上に横たわっています。梅雨前線上には新た[…]

各エリア : 今日の暦と潮まわり

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)

2020/06/10
日の出:04:24 / 日の入:18:52
中潮
満潮:06:10(137cm) / 20:49(125cm)
干潮:00:57(91cm) / 13:29(14cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)

2020/06/10
日の出:04:26 / 日の入:18:56
中潮
満潮:06:19(143cm) / 21:07(133cm)
干潮:01:19(100cm) / 13:53(21cm)

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気圧配置による風と波

はるべえ今回は気圧配置の型によってどんな波になるのかを詳しく解説していきます毎日毎日天気図みて気圧配置の流れからどんな波のコンディションになるのかを見ていますが、、、気圧配置にもいろんなパター[…]

いい波に乗るために気圧配置パターン
波をつくるための風

/サーファーはいつも風を気にしています\はるべえはるべえ@サーフィン大好きな気象予報士です。そうなんですサーファーはいつも風を気にしているんですよね海に行く前日はもとより平日の[…]

波をつくるための風
沿岸で吹く風

はるべえはるべえ@波乗りお天気ブログを毎日更新している気象予報士です今回はビーチで実際に我々が感じることのできる「風」について・・・サーファーにとってのもうひとつの”風”前回の記事に記載しましたと[…]

サーフチェックサムネイル
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