もうすぐ立春!日が長くなったと感じられる2月のはじまり【2022.2.1】

はるべえ
はるべえ@
波乗りブログ毎日書いてる
気象予報士
です

2月1日 火曜日の
気圧配置と風と波の状況を

本日も更新していきます。

2月がはじまりました。

日の出が少し早くなったことと、
日の入りが遅くなったことを
実感できるくらいに
なってきたかと思います。

千葉では6時過ぎには
薄明るくなってくるようになり、

夕方5時半くらいまで
海に入ってられるくらい
までになってきました。

明後日は節分で、
明明後日はいよいよ立春を迎えます

まだまだ水も冷たく
寒い日はしばらく続きますけど、
着実に季節は春に向けて
進んでいるところです。

今朝も夜中に起きて
Billabong Pro Pipelineのヒートを
見ようと思って

布団の中でスマホから
WSLアプリを開いたのですが、

今朝は開催なしということで
ライブ配信はやっていませんでしたので、
そのまま少し安心して二度寝をしました。

パイプラインは明日から再び
大きなうねりが入る
予想が出ているので、
今夜も早めに就寝しようと思います。

ということで、
今日も気圧配置から見ていきましょう。

 

今日の気圧配置と風と波

午前9時の実況天気図

今日の午前9時の実況天気図です

アリューシャンから
はるか東海上までの広いエリアには、
4つの低気圧中心があり

それぞれ970hPaくらいの
深さで発達しています。

カムチャツカ半島の南の低気圧は
ほぼ動きはなく停滞傾向、

はるか東海上の前線をともなった
低気圧は、今後更に発達しながら
北東方向へと進む予想が出ています。

日本付近は冬型の気圧配置が
続いており、
北日本を中心に強い冬型が
続いてます。

西日本にかかる等圧線は
間隔が広くなってきていますが、

関東地方は北西の季節風が
朝からやや強めに吹いていました。

先週の土曜から反応がでてきた
北東うねりは
昨日からだいぶ弱くなり、

今朝の千葉エリアは
全域でプアーなコンディション
からのスタートとなりました。

東海沖で吹く西風は昼前くらいから
強くなってきており、
御前崎灯台の西風も風速10m/s以上で
観測されるようになってきましたが、

午後は千葉南部と湘南まで
西風が入ってきてやや強めに
吹いてきてました。

今日の朝の波の様子ですが、、、

今日も朝は潮が多く
潮が引いてきてもあまり引かずに
タプタプな感じの朝の南房総の波

うねりは腰腹くらいな感じで
入ってくるんですが、
ほとんどがインサイドのブレイク。

もう少し潮が引いてきたら
少しできそうな波になってきそうですが、
風の影響がでてくるかも
といった状況でした。

北東うねりが弱まり
腿腰くらいの物足りないブレイク。

ミドル付近で割れるんですけど、
すぐに厚くなってしまう
コンディションです。

もう少しうねりがあると
良さそうなんですけど、、、

今朝も素晴らしい朝の光景でした。

波は今朝もインサイドの
ショアブレイクのみで
サーフィン厳しいコンディション
でした。

今日の暦と潮回り

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)
2022/02/01
日の出:06:38 / 日の入:17:06
大潮
満潮:05:41(139cm) / 16:00(148cm)
干潮:10:44(84cm) / 23:12(-17cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)
2022/02/01
日の出:06:41 / 日の入:17:09
大潮
満潮:06:03(144cm) / 16:19(149cm)
干潮:11:07(87cm) / 23:38(-16cm)

明日の気圧配置と風と波

明日午前9時の予想気圧配置

明日午前9時の予想気圧配置です

アリューシャンから
はるか東海上にかけて
大規模な低気圧が広がる
予想気圧配置です。

シベリアにも勢力の強い高気圧があり、
西高東低の冬型の気圧配置が続きます。

 

アリューシャンから広がる
低気圧の等圧線の流れとしては
北西方向への風が吹くエリアが
2000km以上は続くみこみで、

発達した低気圧からの
北西うねりも加わり、

ノースショアに向けて
大きなうねりが数日後に
届くのではないかと思われます。

日本付近には北東うねりは
入らないパターンとなり、

今度は西うねりが入りやすい
パターンへとステージが
移行してきました。

 

今日後半から明日は
東海沖で西風が強く吹く
ことによる西うねりは、

湘南や千葉南エリアを中心に
反応が上向いてきそうですね。

沿岸部の風は朝から
北西ベースの風が吹きやすく、
少し西よりの風になってくるかも
しれません。

湘南の朝一は久しぶりに
少しサイズが出てくる
可能性もありそうですが、

そんな顕著なサイズアップには
ならないはずで
腰腹くらいな感じでしょうか?

 

東海沖の西風が強い状態が、
明日のいつくらいまで続くか?

明日の午前中には
西風が少し弱くなってくる
予想も出ていることから、

明日は朝一のうちに入っておくのが
無難となりそうです。

今日これからの

  • 御前崎灯台の風、
  • 石廊崎の波浪観測データ
  • 相模湾沖合で吹く北〜北東の風の強さ

の状況を良くチェックしておきましょう

千葉エリアは千葉南エリアの方が
西うねりの反応がよいのですが、

明日も朝一は大潮まわりの満潮の
時間帯に重なりますので、

潮が多くて割れにくい
コンディションとなってしまいそう。

 

西うねりは小ぶりながらも
午前中は何とか続くかもしれないので、

11時前の潮が少なくなる時間帯
あたりに入るのが良いかもです。

 

少しでもサイズのあるポイントで
タイミングよく入れるように
しておきたいですね。

朝一であれば、
湘南へ向かうほうが良いかもです。

平砂浦は西風の影響があるかも
しれませんが、
他よりサイズありそうなので
チェックしてみても良いかも?

明日の暦と潮回り

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)
2022/02/02
日の出:06:37 / 日の入:17:07
大潮
満潮:06:13(139cm) / 16:48(149cm)
干潮:11:22(75cm) / 23:50(-12cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)
2022/02/02
日の出:06:40 / 日の入:17:10
大潮
満潮:06:34(142cm) / 17:06(151cm)
干潮:11:43(78cm) / -(-cm)

明後日の気圧配置と風と波

明後日の午前9時の予想気圧配置

明後日の午前9時の予想気圧配置です

いよいよ節分をこの日に迎えます。

気圧配置は引き続き
西高東低の冬型の気圧配置が
続きますが、

南海上には高気圧が
予想されています。

 

千葉と湘南に反応するうねりとしては
西うねりがベースとなる日が
続きそうなのですが、

東海沖の西風が時間帯によって
強弱を繰り返しながら続きそうです。

タイミングによっては
ミドルサイズで遊べる時間帯が
あるかもしれず、

時間帯によっては物足りない
西風の影響のある波となるかも
しれませんので、

引き続き、
東海沖で吹く西風の強さと
石廊崎の波浪観測データで
波がありそうなタイミングを
想定しておきたいところですね。

また明日の状況みて
ブログ更新していきます!

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台風情報

過去の「今日の気圧配置と波情報」

過去5年分の今日の記事を紹介しています

2月1日の気圧配置と波情報
2021
https://asasfsas24.com/20210201/wave-17596/
2020
https://asasfsas24.com/20200201/wave-11554/
2019
https://asasfsas24.com/20190201/wave-6101/
2018
https://asasfsas24.com/20180201/wave-504/
2017
https://asasfsas24.com/20170201/wave-145/

今日の記事は以上です。

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