「夏日」から「寒の戻り」へ気温変化が激しい1週間

今週は「夏日」から「寒の戻り」へ気温変化が激しい1週間【2022.3.16】

はるべえ
はるべえ@
波乗りブログ毎日書いてる
気象予報士
です

3月16曜日の
気圧配置と風と波の状況を

本日も更新していきます。

月曜の記事は千葉でも夏日を観測した
という内容の投稿をしましたが、

今週金曜にはまた冬の寒さが
戻ってきそうであり
「寒の戻り」となりそうです

月曜は夏日だったので最高気温が25℃
を観測した地点があったということですが
金曜の最高気温は10℃ちょっとと
なるところが多くなりそうで

気温の大きな変化に
体調崩さないように注意が必要です。

週末は少し気温は上がってきそうですが
来週は気温の低い日が多くなる予想も
でているので

まだ冬服はクリーニングは
出さないほうが良さそうですね。

昨日もお知らせしましたが
こちらのKindle本は金曜の夕方まで
無料ダウンロードできる期間

なっています

いい波にのるために(5):
サーフィンに必要な潮回りの知識

https://amzn.to/36mpfs3

https://amzn.to/36mpfs3

無料ですので
とりあえずダウンロード
だけでも
しておいてもらって

週末にゆっくりと
読んでもらうなどして
いただければと思います

kindleアプリで
スマホでも読むことができます

それでは今日も気圧配置から
みていきましょう

今日の気圧配置と風と波

午前9時の実況天気図

今日の午前9時の実況天気図です

関東の東海上には高気圧が
解析されており東南東へと進んでいます。

その更に東には
数日前に通過した低気圧があって
東へと進んでいるところ、

また月曜日に通過していった低気圧が
さらに奥の海上にある
といった気圧配置です。

沿岸部の風は
東海上にある高気圧から
吹き出す風の影響を受けており、

千葉エリアの朝一は
北東の風が吹いていた地点が多く、

時間の経過とともに
東〜南東の風が吹いてくるようにも
なってきて

後半は風の影響が大きくなった
ポイントが多くなってきていたようでした

 

千葉エリアの波のほうは
東ベースの波が腰腹~胸くらいの
サイズ感で続いたポイントが多く

朝は北東の風をかわすポイントで
出来ていたようですが
午後は風の影響が強くなってきていたようでした

ミドルサイズで胸くらいの
セットは入ってくるものの、

北東〜東の風が入って
波はまとまってなかったです。

朝一から東よりの風が入っており、
風は北東〜南東までまわる感じで
吹き続いてましたが、

こちらもセットは腹胸くらいの
波は入ってきて、

ザワついてきつつも
厚早めなセットの波は
多少できる感じのコンディション。

こちらは今日も共有してもらいました
波の写真のご紹介です

大磯220316_205552

こちらは大磯の波
インサイドの波で周辺では一番できそうな
コンディションな感じだったようですね

鵠沼220316_205552

午後の鵠沼は南東の風が
強くなってきて面に影響ありながらも
風波と大潮回りのミドルタイドの時間帯で
少しサイズも出てきていた時間帯
だったようです

今日も共有してもらいまして
ありがとうございました。

今日の暦と潮回り

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)
2022/03/16
日の出:05:48 / 日の入:17:46
大潮
満潮:04:22(123cm) / 15:21(126cm)
干潮:09:55(67cm) / 22:03(8cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)
2022/03/16
日の出:05:51 / 日の入:17:49
大潮
満潮:04:37(133cm) / 15:40(130cm)
干潮:10:14(69cm) / 22:21(11cm)

明日の気圧配置と風と波

明日午前9時の予想気圧配置

明日午前9時の予想気圧配置です

明日は南海上に
高気圧が予想されていますが、

関東沿岸部に影響してくるのは
大陸にある高気圧からの
張り出しによる風のほう
ではないかと思われます。

関東から東海の南海上には、
この北から覆ってくる高気圧と
南海上の高気圧の間で
弱い気圧の谷となりそうで、

昼頃からは微妙な風向きに
なってくるかもしれません。

朝のうちは北から覆ってくる
高気圧の縁辺で吹く
北東の風が入り、

その後昼前までには
南海上の気圧の谷の影響で
南東の風が入ってきそうです。

沿岸波浪予想図

波の方は
東海上を遠ざかっていった
低気圧からの北東〜東うねりの
反応が明日も続きそうであり、

明日午前9時の
沿岸波浪予想図をみると、
房総半島沖では東北東からの波で、
周期は9秒、波高は1.5mが
予想されています。

 

千葉エリアの波の反応としては
今日より少し落ちてくるのではないかと
いった流れかと思いますが

北東ベースのうねりの反応は
まだ続きそうなので
ミドルサイズな腰腹~胸くらいの
コンディションなポイントや
時間帯があるのではないでしょうか

後半は東の風の影響が大きくなって
しまいそうなので
明日も朝早いうちから北東の風を
かわすポイントでサイズの反応の
よいポイントからのチェックが
良さそうです。

朝一から片貝や鴨川~和田あたりからの
チェックが無難ではないかと
思いますが

サイズ重視の方は後半に
一宮周辺へ向かうというのが
よいかもしれません。

湘南は明日もスモールサイズな
コンディションが続いてしまいそうなので
ロングや厚めの板など持参して
北東の風が吹いている朝のうちから
入っておくのが良さそうです

ショートの方や
サイズを求めるのであれば
千葉へ向かったほうが
無難にサーフィンはできるでしょう

明日の暦と潮回り

千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)
2022/03/17
日の出:05:47 / 日の入:17:47
大潮
満潮:04:41(128cm) / 16:02(134cm)
干潮:10:21(55cm) / 22:35(8cm)

湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)
2022/03/17
日の出:05:50 / 日の入:17:50
大潮
満潮:04:57(138cm) / 16:20(139cm)
干潮:10:41(58cm) / 22:54(10cm)

明後日の気圧配置と風と波

明後日の午前9時の予想気圧配置

明後日の午前9時の予想気圧配置です

明日に大陸方面から覆ってくる高気圧は
明後日になるとさらに勢力を
南東方向に拡大して

北日本を中心として
気圧の尾根となり高気圧に覆われて
くる予想気圧配置です

関東地方は朝の時点から
すでに高気圧の後面に位置するように
なってきていて

東シナ海からは前線を伴い
週末土曜日にかけて発達しながら
南岸を通過していくことに
なりそうな低気圧がスタンバイ
しています。

朝から雲の多い空模様で
午前中から雨が降りだすところが
多くなってきそうです

この日も高気圧からの
北東ベースの風が関東地方には
朝から入ってきそうであり
午前中から強く吹くところも
多くなってきそうな感じに・・・

後半は荒れた天候にも
なってくる可能性がありそうです

また気温も上がらず
最高気温も10℃ちょっとくらいまでしか
上がらなそうな予想もでており
寒の戻りとなってきそうです

週末土曜日は
この低気圧の動向次第なところが
ありそうなので
また明日の状況みて
更新していきます

気象関連実況データ

Twitterタイムライン

Windy:https://www.windy.com/

Wind

Waves

Swell1

過去の「今日の気圧配置と波情報」

過去5年分の今日の記事を紹介しています

3月16日の気圧配置と波情報
2021
https://asasfsas24.com/20210316/wave-18355/
2020
https://asasfsas24.com/20200316/wave-12238/
2019
https://asasfsas24.com/20190316/wave-6614/
2018
https://asasfsas24.com/20180316/wave-5741/
2017
https://asasfsas24.com/20170316/wave-188/

今日の記事は以上です。

“天気図から風と波を予想していい波をあてる”をテーマに、週末サーファーがいい波にのるための、気象・海の知識と経験則についてKindle電子書籍にしました。

Kindle Unlimited」への登録で、全ての本は30日間無料で読めます。Amazonユーザなら登録は簡単です Kindle Unlimitedはこちらから
「夏日」から「寒の戻り」へ気温変化が激しい1週間
最新情報をチェックしよう!