【Kindle】サーファーが知っておきたい台風の知識
サーフィン×気象の
波乗りブロガーです
9月30日 金曜日の
気圧配置と風と波の状況を
本日も更新していきます。
今日で9月は最終日
明日からもう10月に入ります
今日の朝早い時間帯は
まだどんよりした空模様でしたけど
その後は秋の空がひろがり
海の中は水温はまだまだ高くて
海に入っているだけで気持ちいいですね
この週末は広い範囲で
秋晴れが期待できそうで
かつ東うねりの反応もよくなり
波もありそうなので
気持ちよくサーフィン楽しめそうな
週末になりそうです
ただし各地でサメの目撃情報が
相次いでいることから
海に入っているときは
ちょっと注意しておきたい
ところです
~
今日の気圧配置と風と波
午前9時の実況天気図
今日の午前9時の実況天気図です
日本付近には高気圧の中心が4つあり、
日本海と黄海にある高気圧は
ほとんど停滞として解析されています
関東のすぐ南の海上には
小さな低気圧があって東進
この影響もあって今朝の千葉エリアは
どんより空模様からのスタートでしたが
その後は気持ちのいい秋の空になってきました。
~
一昨日夜に
南海上で発生した台風18号は、
東北東方向に進んでおり、
本州沿岸部には接近することなく
東海上へと抜けていく見込みです。
昨日までの台風予想では、
南海上で停滞するような予想となっていて、
予報円が大きく描かれていましたが、
陸地からは離れた海上を通過する予想になり
予報円もだいぶ小さく描かれるようになりました。
午後6時の情報をベースに記載しますと
台風18号は
日本の南海上を東北東に進んでいます
中心気圧は985hPa、
中心付近の最大風速は秒速30mで
解析されており、
今日の朝の時点では「強い台風」でしたが
夕方にはやや勢力は衰えてきたようです。
この後も南海上の陸地から離れたところを
東よりに進んでいきそうで
2日には温帯低気圧になる予想となっています
~
沿岸部の風向き・風速
東海上の高気圧と日本海にある高気圧から
関東の南海上にある小さな低気圧や
台風18号へと吹き込む流れによって
今朝は北よりの風からのスタートでした
朝早くは風の影響はないポイントが
多かったようでしたが、
次第に北東ベースの風へとシフトして
強めに吹いてきたので
風の影響を受けたポイントが
多くなったかと思います
~
今日の波・うねり
午前9時の沿岸波浪実況図では
房総半島沖と相模湾沖ともに
東からの波が卓越し
周期はそれぞれ9秒と7秒
波高は1.6mと1.5mで解析されています
南海上から東海上へと先に抜けていった
台風17号はすでに温帯低気圧に
変わっていますが、
アリューシャン付近で
台風並みに発達してきており
この低気圧が残した東よりのうねりや
新たに北東うねりも混じった反応が
千葉エリアには続いています
昨日よりややサイズはダウン傾向
となっていたような反応でしたが
腰腹くらいで遊べるサイズの波は
続いたようでした
~
千葉・湘南エリアの波
千葉エリアは
東よりの波の反応が続いており、
アベレージで腰〜腹くらいの
セットが入ってきていましたが
昨日よりは若干サイズダウン気味な
朝の波でした
午前9時前には
北東っぽい風がやや強めに入ってきて、
風の影響を受けるポイントでは
だいぶまとまりのない波に
なってきてしまってました
~
湘南エリアは
東ベースのうねりなので
今日はスモールサイズなコンディション
が続いてしまったようです
明日は南うねりの反応に
期待したいところですが・・・
~
今日の暦と潮回り
2022/09/30
日の出:05:32 / 日の入:17:25
中潮
満潮:07:14(142cm) / 18:22(154cm)
干潮:00:35(25cm) / 12:38(80cm)
2022/09/30
日の出:05:35 / 日の入:17:28
中潮
満潮:07:36(139cm) / 18:32(151cm)
干潮:00:56(21cm) / 12:58(78cm)
~
明日の気圧配置と風と波
明日午前9時の予想気圧配置
明日午前9時の予想気圧配置です
日本付近は今日に引き続き
日本海にある高気圧に覆われる見込みで、
全国的に秋晴れとなるところが
多くなりそうです
関東の南海上にある小さな低気圧は
しぶとく明日の朝にも予想されており
また南海上を台風18号が
東北東方向へと進んできた
北緯30度線を越えてくるといった
予想気圧配置です
~
沿岸部の風向き・風速
今日と同じく、
東海上の高気圧や
能登半島付近に中心のある
高気圧から
台風18号とその北側にある低気圧に
吹きこむ風の流れとなりそうで、
明日も北〜北東ベースの風が
朝から吹きそうです。
朝早い時間帯に限れば、
北西の風が吹くポイントが
あるかもしれませんが
時間の経過とともに
北~北東の風へとシフト
してくるでしょう
~
明日の波・うねり
明日午前9時の
沿岸波浪予想図です
房総半島沖では
東からの波が卓越し
周期は9秒、波高2.2m
相模湾沖も
東からの波が卓越し
周期9秒、波高1.7m
としてそれぞれ予想されており
今日より東からの波は
高くなってくる予想がでています
~
明日のざっくり風と波イメージ
- 北東~南東うねりの反応よくなり
後半ほどサイズが出てきそう - 午前は北風ベース、
午後は北東の風がやや強めな予想 - 台風18号からの南うねり
後半に反応あるかどうか・・・
台風が南海上の比較的に近いところを
東進することから、
台風18号からのうねりの反応としては
南よりのうねりが入るパターンではなく
東風による東うねりがメインで
反応してきそうです
台風18号の北側で強まる
東うねりをメインに、
台風17号から温帯低気圧に変わって
アリューシャン方面で猛発達する低気圧からの
周期の長い北東うねりの反応も
混じってきそうです
これら東よりのうねりは、
今日よりもやや反応が
よくなってきそうで、
今日よりサイズアップしてくる
可能性があります
~
朝からややサイズアップ
した状態からのスタートに
なるかもですけど、
後半のほうがサイズの反応は
よくなってきそうです
ただし後半になるほど
北東の風の影響を強めに
受けそうですので・・・、
北〜北西の風が吹きそうで
潮も比較的に少なめな
朝早い時間帯から入っておくのが
無難かもしれません
北東の風が吹いてきたら、
風を軽減する片貝や鴨川エリア、
サイズは落ちそうですが
飯岡や勝浦エリアなどで入るのが
無難となってくるでしょう
~
湘南エリアも
東よりの波がベースとなり
反応が鈍い状態からのスタート
となりそうですが、
台風18号からの南うねりが
少し反応してくるかどうかは
微妙なところですけど
後半は少しサイズ変化が
あるかもといったところで
南うねりの反応に期待したい
のですが・・・
朝から無難にサーフィンするなら
千葉エリアに向かうほうが
良さそうです
~
明日の暦と潮回り
【千葉エリア:こよみと潮まわり(勝浦)】
2022/10/01
日の出:05:33 / 日の入:17:24
中潮
満潮:08:10(131cm) / 18:47(150cm)
干潮:01:15(26cm) / 13:06(94cm)
【湘南エリア:こよみと潮まわり(江の島)】
2022/10/01
日の出:05:36 / 日の入:17:27
中潮
満潮:08:36(129cm) / 18:55(147cm)
干潮:01:37(21cm) / 13:27(94cm)
~
休日の前日+不定期に
ブログ更新情報やおすすめ情報などを
配信しています
サーフィン初心者の方向け
明日のサーフポイント選びの相談は
友達追加してDMでお問い合わせください
※可能な限り返信しています
気象実況データ
Windy:https://www.windy.com/
Wind
Waves
Swell1
過去の「今日の気圧配置と波情報」
過去5年分の今日の記事を紹介しています
【千葉・湘南】今日の気圧配置と波情報(2022/09/30)
9月30日の気圧配置と波情報
2021
https://asasfsas24.com/2021093
2020
https://asasfsas24.com/2020093
2019
https://asasfsas24.com/2019093
2018
https://asasfsas24.com/20180930/wave-4884/
2017
https://asasfsas24.com/2017093
2016
https://asasfsas24.com/2016093
~
いい波にのるために
Kindle電子書籍
「いい波にのるために」シリーズ Vol1~6
好評発売中です。Amazonでも高評価を頂いてます。
https://amzn.to/3gyh2my
今日の記事は以上です。