2020年も元旦から大みそかまでこちらのブログにて毎日記事を書いてきましたが、2020年は歴史に残る大きな出来事が沢山ありました。
我々の普段の生活も仕事のやり方や人とのコミュニケーションの仕方まで、あらゆる面で大きな変化を受け入れざるを得ない状況となり、サーファーにも大きな影響があったことは、みなさん知ってのとおりです。
普段このブログでは風と波とサーフィンのことしか書かないんですけど、今年はさすがにいろいろなことがありすぎたので、毎日の記事を書いていくなかでも世の中の動きについても多く取り上げてきました。
そこで、
まず2020年前半の1月~6月までの記事から、印象に残ったところだけをまとめています。
この2020年前半は新型コロナウィルスの感染拡大により世の中が混沌としていた時期であり、コロナによるサーフィンへの影響などについての記事ばかりをピックアップしたものとなりましたが、そんな期間のサーファーと風と波がどんな状況だったのか・・・
2020年前半はホントにいろいろなことがありましたね。
↓2020年後半の記事はこちら↓
2020年の風と波について毎日更新している本ブログ記事のタイトルとアイキャッチ画像からどんな年だったのかを振り返る(後半)です。2020年前半の記事はこちら[sitecard subtitle=2020年を振り返る([…]
1月
1月の記事はこちらから https://asasfsas24.com/2020/01/
1月1日
2020年元旦は年末からのアリューシャンからの北東うねりの反応が続き、サイズ十分の初乗りとなりました。
1月12日
早速訪れた3連休も3日間ともに北東うねりが反応し、千葉エリアはサイズ十分ないい波が続きました。
1月19日
1月後半も千葉エリアには北東うねりが数日間続き、千葉エリアではクローズアウトなポイントが多くハードなコンディション。
強い北東うねりをかわす飯岡や御宿などにサーファーが集まり、鴨川マルキもセットが入るとハードながらも多くのサーファーが入ってました。
2月
2月の記事はこちらから https://asasfsas24.com/2020/02/
2月2日
2月の前半もアリューシャンからの北東うねりが千葉エリアにはヒットする日が続きました。
ただこの冬は西高東低の冬型になってもすぐに冬型が緩んでしまうパターンが多く、冬型の気圧配置が続かなくて日本海には寒気を伴った筋状の雲が敷き詰められる日が少なかった冬でもありました。
2月15日
この週の前週には久しぶりにまともな寒気が南下してきて冬型が強まったのですが、やはり冬型は続かず・・・
2月の半ばのこの週は春の暖かさが続き、異常な感じの暖かさが続きました。
2月22日
関東地方で春一番を観測した日。2019年よりも15日も早い観測となったようです。
この頃の記事あたりから、記事の中でも「マスクが手に入らない」とかそんな記載が出てきたような感じがします。
2月29日
閏年となる2020年の2月29日。1日4分の時間のズレを調整する大事な1日です。
もうこの頃の日本はコロナのことで大騒ぎな状況になってきていて、全国の学校はこの翌週から春休みまでお休みになるという前代未聞の事態に。
まだこの時点では自粛的な大きな動きまではなく、海は普段と変わらずの波で多くのサーファーが波乗りを楽しんでました。
3月
3月の記事はこちらから https://asasfsas24.com/2020/03/
3月3日
ひな祭りも暖かい一日。
水温はまだまだ低いんですけど、外が暖かいとウエットの着替えが楽ですよね。
この日の記事には、前週の金曜から平日の朝一の海には人が多くなってる気がします との記載があります。
ちょうど2月下旬あたりから多くの会社員の方がテレワークを始めた頃となり、週末しか海に行けなかったサーファーも朝一の海に入ってから家に帰って10時から自宅で仕事といったことが出来るようになったのではないでしょうか。
3月14日
この日の記事には、コロナウイルスの影響で世の中が混沌としてきたとの記載がありました。
アメリカでも非常事態宣言が出されるとの報道があり、日本でも学校は休校が継続。
イベントや飲食店などの営業を自粛しているような状況で、株価も大幅に下がってきていた頃。
鴨川シーワールドもずっと休園状態が続き、周辺のホテルも開店休業な状況となっていました。
世界中に感染が広まってしまったことでついにWHOからパンデミック宣言が出され、東京オリンピックを開催するかどうかに関しても大きくニュースで報道されるようになり、世の中がかなり混乱していた時期です。
サーファーにも影響が大きく出始めていて、WSLは3月のイベントを全てキャンセルすると発表がありました。
3月22日
三寒四温で気温のアップダウンの激しい1週間。
寒の戻りで真冬の寒さが数日続きまた暖かい日が数日続く、こんな三寒四温を繰り返してジワジワと春本番を迎えていきます。
3月25日
波のない日が続いた3月下旬。
ちょうどこのころに東京オリンピックの延期が正式に決まりました。
オリンピックではじめて正式種目となったサーフィン。
千葉の志田下での初の開催ということで、サーフィンが大きく盛り上がると期待していたところにこの延期という事態・・・
この前の週の3連休は桜の見頃の時期とも重なり、東京の上野公園などではかなりの人出となりましたが、この3連休が後になって大きく感染拡大を助長させてしまったのではないかというような風潮に・・・
そしてこのころから「ロックダウン」という言葉があちらこちらで耳にするようになりました。
3月29日
南岸を通過した低気圧により、もう3月末だというのに真冬に逆戻りして関東各地で積雪。
都内でも駐車場に停めてある車のフロントガラスには結構な雪が積もっていて、北風も強く寒い1日に。
そしてこの週末は、各地で外出自粛が要請された土日となり、東京では街から人が見られなくなりました。
この時点では新型コロナウイルスというものが前例のない未知のウイルスであり、東京もロックダウンするしないの瀬戸際な状況であった頃だったかと思います。
4月
4月の記事はこちらから https://asasfsas24.com/2020/04/
4月5日
不要不急の外出は控えるという状況が続き、緊急事態宣言が出されるかどうかの瀬戸際な状況な頃。
ジョギングや散歩、また海に行くことについてもいろいろと取り上げられるようになり、先行きが見えない、人類がはじめて経験するウイルスであることから、誰も明確なことが言えない状況で、かなり世の中が混沌としていた状況でした。
4月8日
前日の4月7日に7都府県を対象に緊急事態宣言が出されました。
この宣言が出たことにより外出自粛に関しても、それまでは“単なる要請”でしたけど、宣言が出たあとは、“法律に基づく要請” となり、我々の捉え方も少し重みが増してきた状況に。。。
緊急事態宣言が出されて、個人的に改めて情報の発信について考えてみたことを記事にしています。
人が集まるようなことを誘発する情報はしばらく控えようかなと思い、この日からは個別のポイントの状況や波の写真・動画などの掲載は控えるようになりました。
影響力のある多くのプロサーファー、YouTuberも海に入ることを自粛し、波情報も波のコンディションの掲載がされない事態となりました。
4月12日
千葉エリアの各ポイントの様子などを記事に書いています。
ほとんどのポイントの駐車場が閉鎖され、外出自粛とステイホームという言葉が世にあふれていたころ。
県外ナンバーへの嫌がらせやマスクの買占めなど、様々な問題が至る所で発生していたころ。
多くのサーフショップも臨時休業をせざるを得ない状況で、商売をされている方にとっては厳しい状況に・・・。
4月14日
緊急事態宣言が発出されて以降の千葉エリアには、皮肉にも北東うねりがしっかり反応していい波が続いてました。
この日くらいからほぼ全てのサーフポイントの駐車場が閉鎖。
鴨川マルキポイントもこの日の前日の午後から閉鎖となり、海から人が消えました。
4月18日
春の嵐が千葉エリアを通過していった一日。
海も大荒れな状況となり千葉県には大雨警報が発令。その春の嵐が通過したときの模様をタイムラプス映像におさめました。
4月23日
沿海州からサハリンあたりの上空に停滞していた寒冷渦の影響で「寒の戻り」が続いた1週間。
寒冷渦が同じような場所に居座り、気圧配置がほとんど変わらない日が続きました。
もう来週からはGWが始まるころだというのに、異様に寒かった4月下旬でした。
4月29日
波がないことにホッとしてしまう・・・、なんだか複雑な心境が続きました
5月
5月の記事はこちらから https://asasfsas24.com/2020/05/
5月3日
サーフィンはじめてから、はじめて海に入らなかったゴールデンウイークとなった方も多かったのではないでしょうか。
緊急事態宣言は出されたまま、サーフポイントは閉鎖され海にはまったくサーファーがいないGW。
このころから気温も上昇し熱中症というリスクも出始める頃で、コロナと熱中症に十分に気を付けなければならない時期へ。
5月13日
台風1号がやっと発生したのがこの前日の5月12日。
5月に入ってからの台風1号発生というのも珍しかった現象かと思います。
沖縄・奄美地方が梅雨入りしたのもこの頃です。
5月15日
4月7日に発出された緊急事態宣言ですが、東京や大阪などの8つの都道府県を除き、39県に関しては解除されることになったのがこの日。
ただ千葉と神奈川はまだ解除されなく、引き続き千葉と湘南のサーフポイントは閉鎖な状態が続きます。
5月26日
この記事の前日の25日に、千葉と湘南を含む首都圏でも緊急事態宣言が解除されました。
この日は公営の駐車場はまだ閉鎖されているところがほとんどでしたけど、白渚や千歳など民間の駐車場では早々にロープが外されているところもあり、海にはサーファーが少しづつ戻ってきました。
5月28日
公営の駐車場を含め千葉のサーフポイントにはサーファーが戻ってきたころです。
全く元通りという訳にはいきませんけど、サーフィンにも密を避けるルールが展開されるなどして、やっと海に入れるようになってきました。
5月30日
多くのサーファーが再び海に入れることに喜んだ1週間。
朝に波の様子を見ていると、海から上がってきたサーファーはみんな笑顔だったのがとても印象的でした。
そして海にエントリーするときもみんな笑顔で小走りで海に入っていってましたね。
6月
6月の記事はこちらから https://asasfsas24.com/2020/06/
6月1日
この日からほぼすべてのサーフポイントの駐車場がオープンに。
6月4日
駐車場はほとんど開放されましたが、密を避けるということで駐車場は1台ずつ間隔を空けての駐車に。
こんな時期もありましたね。
6月11日
関東地方も梅雨入りが発表されました。
この日からしばらく南西の風と波が続き、千葉エリアでは沿岸湧昇によって水温がかなり低くなった時期でした。
6月21日
夏至を迎えたこの日の記事は、なんだか少し寂しさを感じた内容でした。
ただその前日の波は各地でいい波が入り、SNSでもいい波だったとの投稿であふれていました。
今年の梅雨の時期は南西の風とうねりが多くはいり、梅雨の時期ながらいい波になった日が多かったのではないでしょうか
6月23日
千葉南エリアの今年の梅雨はいい波が続きました。
中でもこの日の白渚ポイントは朝一から超いい波。面ツルの頭サイズのクリーンな波で、いい感じでブレイクしていた朝の1Rでした。
まとめ
1つ1つの記事を読み返していると時間がかなりかかるので、タイトル記事とアイキャッチ画像から2020年の前半を振り返ってみました。
もう少し風と波に関する内容を書くつもりでいたんですが、やはりコロナに関する内容ばかりとなってしまいました。
次の記事では2020年後半(7月~12月)についても同じようにまとめてみようと思います。
↓2020年後半の記事はこちら↓
2020年の風と波について毎日更新している本ブログ記事のタイトルとアイキャッチ画像からどんな年だったのかを振り返る(後半)です。2020年前半の記事はこちら[sitecard subtitle=2020年を振り返る([…]
年末年始のお休みの日のリラックスした時間にでも、斜め読みしてもらえればと思います。
コロナになったからといって一人で海に行く人が増えたという感じにはなってないかと思いますが・・・
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